頼りない彼氏にイライラ…あなた次第で彼は変わる!
彼氏が頼りなくてうんざりした経験はありますか?世間一般的には「男性は頼りがいのあるもの」というイメージがついていますね。
そのために、彼氏の頼りない一面を見ると、女性が情けない気持ちになるのもわかります。
でもそれ、本当に頼りないだけでしょうか?あなたの彼氏は、頼りないだけでどうにも使えないオトコですか?
ここでは、あなたの「頼りない彼に対する考え方」と、そんな「彼をどうすればいいのか」という方法をいくつかご紹介していきます。
目次
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頼りないにも種類がある。あなたの彼はどれ?
もう頼りないんだから・・・とあなたが彼に対して思う時、それはどんな時でしょうか。頼りないと言っても種類がいくつかあります。
それは「改善の余地がある頼りなさ」と「改善の余地がない頼りなさ」の2種類です。
- 改善の余地がある頼りなさ
- 優柔不断
- 八方美人
- 臆病、すぐ緊張する、気が小さい
これらの頼りなさに関しては、あなたの考え方しだいでイライラせずに済むようになるでしょう。いっぽう、こちらの改善の余地がないと思われる頼りなさもあります。
- 改善の余地がない頼りなさ
- 人や環境のせいにして動かない頼りなさ
どれも自分の彼氏がそうだったら、確かにうんざりしてしまうかもしれませんね。では、それぞれの具体的な頼りなさと、その対策法について見てみましょう。
1.ものごとを決められない「優柔不断」な彼への対策方法
彼が優柔不断なのは、今までの人生の中で、優柔不断でも良しとされてきたからでしょう。
子供の頃から自分で物事を決めなくても、親や兄弟が決めてくれていた場合、彼は自分で物事を決めるということに慣れていないかもしれません。
もしくは「ゆっくり決めればいいわよ」と言われて、のんびり育ったのかもしれませんね。
そういう境遇で育ってきた彼は、自分で決めなければならない局面になっても「まぁいいか、誰かが決めてくれるでしょ」「急いで決めることないか」などと、のんきに構えているのではないでしょうか。
- 対処方法
- 決められない彼には、段階を踏んで徐々に決めさせてみてはどうでしょうか。例えば、2人で旅行に行く計画をたてるとします。
最初は「行き先」「ホテル」「飛行機」などの大きなプランはあなたが決めて、現地での食事をどこで取るかなどは彼に決めてもらいましょう。
次の旅行では、「行き先」と「飛行機」だけあなたが決めて、「ホテル」と「レストラン」は彼に決めてもらう。
というように、徐々に大きなことを彼に任せるようにします。ここで、無期限で彼に任せると、いつまでたっても決められない可能性が高いため、何らかの理由をつけて期限をつけてしまいましょう。
何日までに決めてくれないと、仕事の休みが取れないから。などと言って、いついつまでに決めるように、と促して下さい。
そして、期限に間に合わなかったらスパッと「じゃあ残念だけど、旅行はなしね」とボツにしてください。
そこで彼を責めずに「残念、行きたかったんだけどな」とがっかりして見せて下さい。
ここで「しょうがないな」とあなたが決めてしまうと、彼はいつまでたっても自分で決めることはしません。
思わず自分で決めてしまいたくなるかもしれませんが、ここはぐっと我慢して見守ってください。
自分が決めなければ計画が「なし」になると思えば、彼も無理やりでも決めてくるようになってくるでしょう。
これはなにも旅行に限ったことではなく、来週のデートでもできます。「いつ」会うのか「どこで」会うのか「何時に」会うのか。
これらを徐々に彼に決めてもらうようにして、決められなかったら「じゃあまた都合がいいときに連絡して」と放置してください。
2.誰にでもいい顔をする八方美人の頼りなさ
「これやっといてよ」と誰かに頼まれた時、自分も忙しくて手が足りないのに「いいよ」と引き受けて、あとで頭を抱えている。
本当は嫌いな人なのに、その人の前ではそれをおくびにも出さないで笑顔で話している。
そんな八方美人の彼を見ていると「なんで!?」とイライラするかもしれません。
- 対策方法
- 八方美人の男性は、あまり人を信用していない傾向があります。そのため、本心を人前で出すという習慣がありません。
だから、本当はやりたくないなと思っていても、つい「いいですよ」と引き受けてしまいます。
もともとの性格なのである程度は仕方がありませんが、まずはつき合っている彼女(あなた)だけは信頼できると思わせてあげましょう。
また、断ると相手に嫌われてしまうかも、と気にしている可能性もあります。そこは、あなたとの関係で改善できます。
例えば、あなたが彼になにかを頼み「でも無理だったら断ってくれて大丈夫」と一言添えてみて下さい。
これを何度も何度も繰り返していると「あ、断っても大丈夫なのかな」と彼も思い始めるでしょう。
つい「誰にでもいい顔するよね」などと本人の前で言ってしまいたくなりますが、これは言わないように気をつけて下さい。
おそらく本人も自分が八方美人だとわかっているはずですから、プライドを傷つけられます。
直そうと思ってすぐに直るものではありませんから、そこはズバッと指摘しないようにしたほうがいいでしょう。
例えば彼がいつものように、いい顔をして断れなかったときに「人がいいね。次は断ってみたら?意外と断っても大丈夫な気がする」とさり気なく促してみてください。
3.臆病、すぐ緊張する、気が小さい
臆病や緊張しやすい、気が小さいというのは、女性から見るととても頼りない印象を与えるかもしれません。
なぜこうなってしまうかというと、性格的なものもありますが、それに加えて彼の経験不足から来ることが多いでしょう。
人間は誰でも未知の出来事に対して不安になるものです。 この不安をネガティブに捉えるか、ポジティブに移行できるかがポイントになります。
- 対策方法
- 例えば彼が何か新しいことを始めようとしていて、不安な様子だった場合、一声かけてみましょう。
- 「あとで後悔しないように準備万端でいけば大丈夫じゃない?」
- 「考えすぎてもなるようにしかならないしね!」
- 「先のことより目の前のことしっかりやっとくしかないね!」
- 「今できることに集中して、何かあったらそのとき考えれば大丈夫」
このように、できるだけポジティブな方向に移行できるように声をかけてみて下さい。
もともと生まれついた気の小ささは、そばにポジティブな人がいて励ますだけでもだいぶ改善されていきます。
男のくせに情けないなどと思わずに、優しく寄り添う気持ちがあれば彼も徐々に変わっていくでしょう。
人生投げやり?人や環境のせいにして動かない頼りなさは改善の余地なし?
自分がこうなったのは親のせいだ。田舎に生まれたからやりたいことができなかった。 同僚が足を引っ張るから出世できない。
など、人のせいや環境のせいにして、自分の人生に責任を持たずに生きているような場合、頼りない上に見ていて呆れてしまうかもしれませんね。
このような人物の場合次のような特徴が考えられます。
- 自分は悪くないと思っている
- プライドが高い
- 自意識過剰すぎる
- 自分のことは棚にあげて人を批判する
ちょっと困った特徴ですね。改善はなかなか難しいかもしれません。しかし、敢えて対策を取るのであれば、あなた自身がお手本になるしかありません。
例えば、同僚に失敗を押し付けられたけど、それはそれとして、仕事を頑張っている姿を見せる。
親は頼りないけど、きちんと自立して生活している姿を見せる。そういうあなたの姿を見て、自分も頑張ってみようかなと彼自身が考えてくれれば、徐々に改善していくかもしれません。
人間は多面性。頼りないの裏側は?違う角度から見てみよう
彼の頼りない面が見えてしまうのは、あなた自身が頼りないところにフォーカスしてしまっているのが原因かもしれません。
気になるとそこばかり集中して見てしまうのもわかります。でも、考えてみて下さい。あなたの彼氏は、頼りないだけで他に取り柄がまったくないですか?
おそらく、そんなことはないでしょう。人の性格は多面性です。頼りない男性の場合、言い方を変えると、長所にもなりうる特徴がいつくかあるはずです。
- 優しい
- 穏やか
- 細かいことにこだわらない
- おおらか
- 平和主義
- めったに怒らない
- 主導権を彼女に握らせる
- 彼女の言うことを文句を言わずにきいてくれる
どうでしょうか?一般的に頼りないと言われてしまう男性の裏には、優しい部分がかなり多くあるはずです。
逆に頼りがいのある男性は、「男らしい」といえば聞こえがいいですが、自分を譲らない、主導権は自分で握る、怒りっぽい、自分の言うことを聞かせたがる、プライドがやたらに高い、など、言い換えれば自分勝手な部分もあるのも事実です。
現実的にいえば「優しくて男らしい」というのは、なかなか難しいものです。例えばたまに男性から聞く女性の理想として「昼間は母親のように優しく男を包み、夜はセクシーに」というのがあります。
これを聞いてあなたはどう思いますか?何を勝手な。そんなの無理でしょ。と思いませんか?
女性が求める「優しいのに、男らしくてリーダシップをとってくれる男性」は、それと同じことを要求しているようなものです。
優しさは「女性的」頼りがいは「男性的」と考えると、完璧な「優しくて頼りがいのある男性」を見つけるには、世界中を旅しても見つからないかもしれません。
また、あなたが彼と付き合い始めたとき、彼のことをどう思っていたか思い出してみてください。
おそらく「優しい」「気が利く」「怒らない」「温和」といったところが好ましかったのではないでしょうか。
恋人同士のよくあるパターンとして、頼りない男性にはしっかりした女性がつくものです。
あなたが人から「しっかりしてるね」と言われたことがあるのであれば、もしかしてあなたは、彼の中にある「自分にないもの」を好ましいと思って付き合い始めたのかもしれません。
もう一度、彼を最初に見ていた角度から見直してみてください。それは例えばこういうことです。
彼を右から見ると「優しい」けれど、左から見ると「優柔不断」。あなたはおそらく、最初は右から彼を見ていたはずです。
それがいつのまにか、左から見るようになってしまったのではないでしょうか?彼をどこから見るかによって、あなたの中の彼が、どんな人なのかが決まります。
頼りない彼とどう付き合うか?おおらかな気持ちで見方を変えてみて
どんな付き合いでも、相手を変えるのは難しいものです。私たちはつい、自分は変わらずに相手が変わればいいと思ってしまいがちです。
そうして相手を変えようと無理にアレコレ手を打つと、自分を変えようとしている彼女に彼はうんざりし始めます。
それでもどうしても気になるのであれば、相手に気づかれない程度に、彼が変わらなくても仕方ないというおおらかな気持ちを持って、対策をとってみて下さい。
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