同棲すると食費はどれくらい?無理せず賢く節約する方法

同棲 2022.06.01

恋人と同棲生活を始める時、考えないといけないのが生活費のことです。適当にしても生活は成り立ちますが、ちょっとしたことでトラブルになる危険もあります。

今回は同棲中の生活費の中でも食費に的を絞り、負担の決め方や節約法についてお伝えします。

食費は家賃のように毎月かかる金額が一定でないぶん、工夫次第で節約し、浮いたお金を貯金や他のことに回すことができるという性質があります。

結婚資金を貯めたい人も、とりあえず恋人と楽しく過ごせればいいという人も、同棲中の食費について一度考えてみませんか?


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同棲中の食費の平均が知りたい!みんなの金額、負担割合は?

まずは、世の中の同性カップルが食費にかけている金額と負担する割合をご紹介します。あなたはこの金額を見て、多いと感じるでしょうか、それとも少ないと感じるでしょうか。

一人暮らしの人は、現在の食費と比べて考えてもいいですね。

同棲で1ヶ月にかかる食費は“平均5万円”

同棲する時の1ヶ月の食費は、外食を含めて5万円が平均とされています。5万円を超えるか切るかを決めるのはズバリ「自炊と外食、どちらの頻度が高いか」です。

例えば外食だと一人1,000円くらいかかることが珍しくなく、コンビニやスーパーでお弁当を買っても一人500円前後します。

一方で、自炊をすれば二人分で500円以下にすることも可能です。食費が少なく済むのは、やはり自炊です。

ちなみに結婚して夫婦二人暮らしの場合、1ヶ月の食費の平均は4万円と言われています。結婚すると役割分担や貯金の計画がより明確になるため、金額を抑える傾向にあるのではないでしょうか。

食費の負担割合はカップルにより異なる

同棲する時、食費の出し方はだいたい2つのパターンに分かれるようです。一つは、収入が多い方が多く出すパターンです。

お互いの収入差によって、2:1、3:1などと決め、毎月同じ割合で負担しているようです。

もう一つは、片方が食費を全額負担する代わりにもう片方が家賃を全額払うなど、負担する部分を完全に分けているパターンです。

前者は常にきっちり同じ割合で負担したいカップル向け、後者は細かい計算の手間を省きたいカップル向けと言えます。

完全に折半というカップルもいるようですが、比較的少ないようです。

同棲中の食費は額を決めて守ろう!最初に恋人と話し合うべきこと

同棲中、食費にいくらかけるかは最初に決めてしまうと楽です。まず、当たり前ですが自分たちの収入に見合った額であることが最低限の条件です。

そこからさらに、無駄を省くことで貯金や節約がしやすくなります。そんなに難しいことではないので、自分たちの収入や嗜好と照らし合わせてお読みください。

同棲中の食費は「収入の15%」が理想

二人暮らしの場合、1ヶ月の食費の理想は二人の収入を合わせた額の15%と言われています。例えば30万円なら4万5千円、40万円なら6万円ということになります。

まずはこの15%を目標にし、生活費の中から食費としてお金を確保することをおすすめします。

あらかじめ金額やお金の出どころがはっきりしていれば、「あとどのくらい使えるか」と考えられるため、計画的にお金を使いやすくなります。

また、食費の負担割合がどんなパターンでも、二人で共同の財布を作って管理していくとわかりやすいのでおすすめですよ。

注意すべきは「嗜好品と外食にいくらかけるか」

食費の中で意外と盲点なのが、お酒やお菓子などの嗜好品代、そして外食代です。

これらは突然出費が発生することが多く、気がついたらかなりの金額を使っていたということも珍しくありません。

日頃「なんとなく」とか、「気が向いたから」という理由でカゴにお酒やお菓子を入れてしまう人は、それをやめるだけでも節約になります。

あってもなくてもいいものは、考えてから買う癖をつけましょう。

また、外食が多い人も頻度を見直す必要があります。1ヶ月に何回くらい、どのくらいの金額をかけて行きたいかまで話し合って毎月の外食代を決められるとベストです。

嗜好品や外食は日々の生活に喜びを与えてくれるものなのでゼロにする必要はありませんが、減らすことによってお金が浮くだけでなく健康のためにもなります。

「減らすなんて無理!」と思う人も、とりあえず一回買ったり食事に行ったりするのを控えてみませんか?

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すぐに実践できる!誰でも簡単に食費を節約できる方法

食費は自炊が一番安く済むと最初にお伝えしましたが、ここからは自炊を多めにするという前提で日々の食費を節約する方法をご紹介します。

忙しくても、自炊が苦手でも大丈夫な方法だけを集めました。

食料品の買い物は、予算を決めて週1回だけ行く

食料品の買い物は予算と買うものを決めて、週に1回だけ行くようにしましょう。こまめに買うより、一週間分の食材をまとめ買いした方が無駄買いを防げるのでおすすめです。

肉や魚はすぐ使わないぶんを冷凍すれば腐らせずに使いきれます。野菜もカットして冷凍すれば長く使える上、次に使う時に洗ったり切ったりする手間が省けます。

最初に料理で使った時に、残りを小分けにして冷凍するとあまり面倒に感じませんよ。

買い物に行く日は特売日でも、そうでなくてもかまいません。安いと思うと必要のないものまで買ってしまう可能性が高いからです。

なので、安さを求めてスーパーを何軒もはしごしたり、ましてや遠くのスーパーまで行ったりするのは、買いに行く労力や時間も考えるとあまりおすすめできません。

調味料や冷凍食品はドラッグストアでの購入も可

ドラッグストアでは調味料や冷凍食品を扱っていることが多く、ポイントサービスやクーポンを利用するとスーパーより安く購入できることもあります。

近くにそのようなドラッグストアがあれば、ぜひスーパーと並行して利用しましょう。

ポイントサービスに関しては、二人暮らしだとどうしても貯まりづらいので、利用する店を絞って買い物をするといいですよ。

冷凍食品は手を加えて立派なメニューに

冷凍食品に少し手を加えると、短時間でも立派なメニューができてしまいます。その中でも特に簡単にできるものを、ここでいくつかご紹介します。

お弁当用トンカツ
水で薄めためんつゆで玉ねぎを煮て、解凍したトンカツを入れて卵でとじればカツ丼に。また、肉なしカレーと合わせてカツカレーにしても。
お弁当用ハンバーグ
解凍して崩し、トマトピューレと一緒に煮てケチャップで味をつけ、ミートソースにする。煮込む時間と味付けの手間を短縮できる。にんじんや玉ねぎのみじん切りでかさ増しも可。
チキンライス
卵を焼いて乗せ、オムライスにする。ボリュームアップさせたい時は、冷凍のミックスベジタブルとから揚げをチキンライスに混ぜる。

冷凍食品はうまく活用することで、日々の食事作りを楽にしてくれます。自炊が得意な人も、楽をしたい日のためにストックしておいて損はないでしょう。

同棲中も無理なく食費を節約!やりくり上手になろう

食費は自分たちで自由に決められるからこそ、「同棲中にどのように生活したいか」がはっきり見えてくる部分でもあります。

二人で生活するとこれまでとは勝手が違うことがたくさん出てきます。あとで「こんなはずじゃなかった」と後悔しないように、恋人としっかり話し合ってから同棲生活を始めましょう。

恋人との同棲生活は楽しいものです。食費のやりくりは、最初は慣れないかもしれませんがその過程も楽しんで、仲良く生活してくださいね。

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