義母のここが嫌い!嫌いな理由とうまく嫁姑関係を築く方法
大好きで結婚した相手には育ての親の「義母」「義父」など元々一緒に暮らしていた家族がいます。しかし、好きな人の家族とも相性が合い、好きになれるとは必ずしも限りません。
結婚すれば「家族」となり「身内」になるので、関係性が密になります。お付き合い当初のままの義母もいますが、結婚してがらっと対応が変わる義母もいるでしょう。あなたは息子のかわいい彼女ではなく「嫁」となったからなのです。
結婚することで新しくできあがる義母との関係は、会社や学生時代の人間関係とは違い戸惑うことが多いでしょう。プライベートの隅々にまで入ってくることができる義母の存在は、正直驚くことがあるかもしれません。
しかし、好きで結婚した夫の母親なのですから、邪険にすることもできないですよね。ここでは、そんな義母を嫌いな理由と対処法をご紹介しましょう。
目次
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嫌いな理由をピックアップ!うまく付き合う対処法
夫とはうまくいくのに、夫を育てた義母とうまくいかないのはなぜでしょう。それは、同性ということもありますし、夫と義母は別の人間です。
数ある嫌いな理由をピックアップし、その対処法を見ていきましょう。
過干渉
結婚した途端に何でもかんでも把握したいとばかりに干渉してきます。いくら息子夫婦でもプライバシーはあります。その一線を越えてわきまえない行動を取るのです。
結婚前の自分の息子に対する態度と、結婚後の対応が変わらず同じなのですね。例えば「こういう時はこうするべきだ。」とか「ちょっといいかしら。」と夫婦のやり方に無神経に口を挟んできます。
また、孫の教育にも口を挟んできます。教育にも時代の流れがあるので、こちら側としては放っておいてほしいのが本音ですよね。
- 「夫から聞いていませんか?」と言って、夫を矢面に立たせる。
- 夫から過干渉に対して具体的に注意してもらう。
- 思い切って干渉されない距離に引っ越す。
- 先回りをして全て先方発注済み、上司承諾済みなどの決定事項だとまとめて伝える。
子離れできない
息子のことが大好きで子離れできない義母は、夫のことを子供扱いし、今でも名前にちゃん付けして呼んでいたりします。そして、嫁や孫のことよりも息子のことに一生懸命になる傾向が。
会う度に夫である息子の自慢話は尽きず、孫に対して「パパみたいになりなさい。」なんて平気で言います。その上をいくのが「うちの子と結婚できて幸せね。」発言。一体どれだけ完璧に育てたと自負しているのかと引いてしまいますよね。
そして、息子の洋服や日用品を、こちらの家庭の事情を考えずに平気で買ってくる無神経さが、嫁であるあなたのことを軽視しているとしか感じられない行動です。
- 右から左へと受け流す。
- 夫から夫用品はいらないと直接言ってもらう。
- 義母が購入してきたものは、気持ち良く売ってしまう。
デリカシーがない
家族になった嫁を家族以下に扱う勘違い義母は、デリカシーのない行動をします。新居に連絡もなしに訪れたり、合鍵を使って新居に入ることも。息子の一人暮らしには良いかもしれませんが、手を離れ他人である嫁と結婚した新居に無断で来られるのは、たまったものじゃありませんよね。
いつもキレイにしているわけじゃないのにとか、来るなら一言言ってほしいと思うのが本音です。ちゃんとしているところを見せたいですし、お茶菓子も用意しておきたいと新妻は思うものですよね。
- 連絡もなく来るのはやめてほしいと夫から伝えてもらう。
- 家族ではあるけれど、節度は守ってほしいという態度で接する。
- 友達のところではそのような行動で離婚に至ったというたとえ話を持ち出す。
自分勝手
「私の時はこうだったから。」と自分の意見を押し付けてくる義母は、自分勝手に何でも決めようとします。息子夫婦の行動を自分の思う通りにしたいのですね。
それは、自分の経験からの最良の提案だと良かれと思って指示してくれているのかもしれませんが、結婚して一つの家庭を持った夫婦のやり方は違って当たり前であり、時代の流れでもあるのです。
また、自分の都合で息子夫婦を動かそうとします。構ってもらいたくてわがままになっているのかもしれませんね。
- 「そうなんですね、参考にさせてもらいます。」と否定せずに受け入れ、「夫がこうしろと言ったので。」と後日夫のせいにする。
- 「私もそれが良いと思ったんですけど、夫がこうしろと言うので。」と夫の考えだと主張する。
- 「うわあ、ステキ!いいですね!でももう発注してしまったので、今度はそうしたいと思います。」と自分の力ではどうにもならないと話を進める。
- こちらにも都合があると、夫に直接言ってもらう。
性格が合わない
夫を育てた人なのに性格が合わないという声も多いです。正反対の性格ならば、義母にとっても言いたいことは山ほどあるはずですが、それはお互い様かも。
自分はキレイにしているつもりなのに「もうちょっとキレイにしたら?」など性格が合わなければ、やることなすことが違い話も合わなくて困ることに。
- 性格が合わなくても付き合って行かなければならない会社の上司と思って割り切る。
- そういう考え方もあるのだなと、無理にも合わせず勉強になるわくらいの心持ちでいる。
- 義母との時間は、自分の主張ばかりを通さずニコニコ話を聞いておく。
嫌味を言う
何に対しても気に入らず嫌味を言ってくる義母は、きっと何をしても気に入らないのでしょう。例えば、良かれと思って持参した手土産に難クセをつけたり、自宅や孫、日用品、見ているテレビ番組にまで嫌味を言います。
自分が育てた息子が、自分と違う行動や嗜好に染まっていくのが気に入らないのでしょうね。受け入れる度量がなく、寂しさの裏返しなのかも知れません。
- 義母の世界があるのだと割り切って、ストレスになるので聞き流す。
- 距離を置く。
- 対抗せずに聞き流す。
- 言っても解らない鈍感なふりをする。
嫁のせいにする
何でもかんでも嫁のせいにする義母は、「あなたがこんなだから夫も大変ね。」「あなたがそうだから孫がこうなっちゃったのよ。」と、直接言ったり陰で言ったりします。きっと思い通りにならない嫁の行動を歯がゆく思っているのでしょう。
- 「そうですね~。」と聞き流す。
- 夫に直接説明してもらう。
- 距離を置く。
嫌いな義母とうまく付き合う方法は、がんばらないこと
以上、嫌いな理由と対処法をご紹介しましたが、さらに苦手な義母との関係で気をつけなければならないこと、注意すべき点をご紹介しましょう。
- 自分の近況状況を伝えない
- 「あれはどうなったの?」「今日は○○に行く日ね。」など、こちらの予定を把握されてしまうと大変です。興味を持つ情報源がないと干渉も半減するでしょう。
わざわざこちらの近況報告をせず、聞かれたら必要最小限で答えるように努めましょう。
- 会いたくない人になる
- 難しいかもしれませんが、義母にとって苦手な人になればいいわけです。
- 話に乗らない。
- 常に無関心で無表情を貫く。
- 自分から会話を振らない。
楽しくない、つまらない相手だと面白くないですよね。急に変わるのは無理があるので、徐々に義母が会いたくない人になれるよう努めてみましょう。次第に、お誘いがなくなり会う回数も減るはずです。
- 愚痴を言ってストレス発散
- なかなか面と向かって言いたいことを言えないならば、自分の親や夫、友達などに思いっきり愚痴を聞いてもらいましょう。溜め込んでしまうと健康上も良くありません。賛同してくれる味方を心の支えとして、ストレス発散しましょう。
- 極力会わない
- 夫の実家に遊びに行く時は、自分は行かないようにして義母と極力接触しないようにするのも一つの手段です。会わなければイライラもしませんし、抗争も起きませんよね。
嫁である自分が義母を嫌いならば、義母も自分を良くは思っていないことは明白です。最初はいろいろ言われるかもしれませんが、それが当たり前になればお互い気楽です。夫と子供が納得していればわざわざ会って嫌い合う必要はありませんよね。
一度はがんばってみて、無理だと判断したら逃げることも必要!
まずは、自分の息子である夫から義母にこうしてほしい旨伝えることが大事です。嫁が直接言うと角が立ち、嫁に言われたというプライドが傷つき兼ねません。私は言ってませんよと言う顔をしてニコニコしておきましょう。
いちいち気にしたり怒っていたら、自分の身が持ちません。自分の心の中を義母に支配されないよう冷静に対処することが肝心です。いくら嫌いな義母でも一生付き合っていかなくてはなりません。一時の感情で行動するのはNGです。
「図々しい嫁ね。」とねちねち言われ続けるのなら、逃げましょう。我慢することはありません。自分と家族との楽しい生活を壊すものは、たとえ義母であってもです。
家族と自分のための人生、距離と時間が解決してくれるはず。しかし、嫁である自分とは他人なので仕方ないかなと思いますが、孫である子供には血のつながったおばあちゃんです。自分よりも年老いた義母を哀れに思えるようになったら少しずつ距離を縮めていけたら良いですね。
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