好きじゃないのに付き合うってどんな心理?実は合理的な理由も
お互いに好き合っていて、両想いだから交際する…という先入観はちょっと間違い。異性と恋愛関係に発展するとき、別に好きじゃない人が相手でも交際に踏み込もうとする人たちはいます。
「好きじゃないのに付き合うなんておかしい」と思うかもしれませんが、好きじゃない人と付き合うのには、ちゃんと理由やメリット、考えがあります。
好きじゃない人と付き合おうとする人たちの心理って一体どんなものなのか?一緒にチェックしていきましょう。
目次
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一人じゃ寂しい。孤独を埋めるために恋人をつくる
どちらかと言えば恋愛体質な人や、寂しがり屋な人、誰かとの別れを経験したばかりで心が不安定な人…。心のどこかに寂しさを抱える人たちは、それを埋めるために誰かと付き合い出すことがあります。
誰かに傍にいて欲しいので、好きではない人からの告白でも受け入れ、その時の孤独を紛らわしています。
人によっては「その場しのぎの付き合い」だなんて悪く取られることも。実際、次に理想の相手が出来るまでの「繋ぎ」として誰かと付き合うような、恋愛中毒な人もいます。
ですが本当に寂しいときに寄り添ってくれる相手というのは、居そうで居ない存在。
孤独を埋めるために付き合いだした人にそのうち愛情を覚え、その後も長い付き合いに発展するというパターンも珍しくはありません。
とにかく恋人が欲しい。付き合ってくれるなら誰でもいい
あまり恋愛経験のない人だと、「とにかく恋人が欲しい」「恋人がいる状態に憧れる」と語る人も少なくありません。
恋人の存在に飢えているため、誰かに交際を持ちかけられたら、一も二もなく飛びつくのです。
また恋愛経験が豊富な人でも、恋愛中毒になっていると「恋人が欲しい」状態になり、好きでもない人と交際を始めることがあります。
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好きじゃないけど理想の条件を持っているから付き合う
誰にでも恋人に求める条件はありますよね。背が高い、顔が良い、学歴がある、高収入…。もし自分の理想とする条件を満たした異性が目の前に現れて、交際を持ちかけてきたらどうでしょうか?
理想条件を満たした相手と恋人になれるなら、例え好きではなくても「ひとまず付き合おう」と考える人は少なくありません。
好きになるのはこれからでも出来るけど、付き合うチャンスは今しかない…そう考えてしまいますよね。
それに自分の理想条件は誰かの理想条件でもあります。ライバルが現れる前に、自分の恋人にしたいところ。
- 人に自慢できるから
- 滅多にないチャンスだから
- 愛より将来性を重視したいから
他にもこんな理由があります。
自分にはもったいない、尊敬できる優れた相手だから
恋愛感情は抱いていないけれど、人として尊敬できる優れた人物から交際を申し込まれたら…咄嗟に承諾してしまう人もいるのではないでしょうか?
- 断るのが申し訳ない
- 断るのがもったいない
- 付き合ってたら自分の感情が変化するかもしれない
- こんな人と付き合える経験はそうそうない
こんな気持ちになり、交際を始める人はいます。実際、尊敬できる相手とは交際も上手くいくことが多く、お互いに尊重し合う良いカップルになりやすいです。
恋愛的な「好き」とは違っても、尊敬は好意的な感情ですから、付き合うのにも抵抗感はありません。付き合ってから好きになるということも可能でしょう。
相手のことを知りたいので付き合ってみる
まだよく知らない相手から交際を持ちかけられても、正直好きか嫌いかすら分かりませんよね。
恋愛感情は抜きにして、相手に興味を抱いている場合、相手を知るための方法として交際を始める人もいます。
ただの友人付き合いとは違って、恋人として付き合うなら相手のいろんな一面を見ることができますよね。相手への純粋な興味を満たすには、確かに交際も視野に入る方法です。
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友人に薦められたから、なし崩し的に付き合った
恋人がいない状態だと、世話焼きな友人が手を回して恋人候補を薦めてくれることもありますよね。人から薦められて半ばお見合い的に出会う形になりますから、当然好きか嫌いかも分かりません。
「信頼できる友人の薦めだから」「せっかく薦めてくれたから」という理由から、好きじゃない人と付き合うことはあります。
実際、自分の気持ちや周りの状況に鈍感なタイプは、友人のアドバイスが恋人を決める助けになることも。
- 自分一人では出会えない相手と会える
- 自分では見極められない相手の一面を教えて貰える
- 自分と相性の良さそうな人を選んでもらえる
- 仲介があるので初対面でも話しやすい
…などなど、友人の薦めにはメリットがたくさん。「じゃあ付き合ってみよっかな」という気にさせられます。
今はまだでも、そのうち好きになるかもしれない
どんな人にも良いところ・悪いところはあって、接する期間が長くなるほど、情が湧いて相手を愛せるようになっていきます。
好きではない人と付き合うのは、付き合い始めてから自分が相手を好きになるのを待ちたいから。
恋人として接するようになれば、今まで気づかなかった長所や短所、可愛げなど…いろんな一面を見るでしょう。最初から好きじゃないなら、より新鮮な気持ちで相手の可愛げに気づけます。
好きじゃない状態での交際スタートには、いろんな楽しみもあるのです。それを見越している人は、好きじゃない相手とでも付き合い出します。
何事も経験。誰との交際も経験値になると思っている
恋愛に対してアグレッシブで精力的な人は、どんな経験もして自分を磨こうと努力します。そんなタイプの人であれば、好きじゃない人との交際も立派な経験値と捉えます。
単純に経験人数を増やしたがっていたり、後学のために経験値を欲しがっている人は、「来るもの拒まず去るもの追わず」スタイル。
告白されれば交際しますし、別れ話を切り出されたらあまり引き止めません。頭の中に「両想い→交際」という順序の概念が存在していないのです。
「経験できるならしておこう」といった気持ちで、好きじゃない相手とでも抵抗なく付き合います。
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根負けした。相手の強い愛情が伝わってきたから
いくら自分が好きじゃないとしても、相手からの強い愛情が伝わってきたら、よほどの冷徹な人でない限りは揺らいでしまいますよね。
自分を大切にしてくれているのが分かったり、献身的で猛アタックしてきたりする相手は、好きじゃなくても告白を受け入れてしまいます。
相手を好きと言うよりは、「断るのが可哀想」「好きになってくれて純粋に嬉しい」というのが本音。自分に全幅の好意を寄せてくれるのは、素直にありがたいことです。
友達として好きなので、恋愛方面での可能性も感じた
友達として好きな相手から告白されたらどうでしょうか?「友達としか見れない」という人もいますが、中には「友達がイケるなら恋人もイケるんじゃない?」と考える人も。
友人としての「好き」がどこまで通用するのか、試したがって付き合い出すパターンです。
まるで友達夫婦のようになるカップルもいれば、友達止まりで終わったり、逆に新たな一面を見つけてドギマギするカップルもいます。
優越感に浸りたいから。優位に立つ恋愛がしたい
「恋愛は好きになった方が負け」という考え方、ありますよね。この考え方を持つ人たちにとっては、「告白されたから仕方なく、好きでもないけど付き合ってあげる」という立場は魅力的。
好きじゃない相手と「付き合ってあげる」ことで、交際後の主導権を自分が握りたいと考えています。
もちろん交際後は、自分が相手を好きになったなら相手を思い通りにできますし、好きにならないなら「付き合ってあげてる」感を出して優越感に浸れます。
追いかけるより追いかけられたい、与えるより与えられたい。プライド・自意識が共に高いタイプの人にありがちな心理です。
好きじゃない人と付き合うと誰かが傷つくリスクもある
「好きじゃない人と付き合う」字面だけ見ると軽率な印象もありますが、意外と論理的な心理で好きじゃない人と付き合っている人もいます。
ただし「好きじゃない人と付き合う」ことが全肯定されるべきもの、というわけでもありません。好きじゃない人と付き合うと、相手との愛情の差が出てしまうことは避けられません。
将来的なことや相手の気持ちを事前に考えておかないと、好きじゃない人と付き合うことで、どちらかが傷つく結末を迎えることもあると覚えておきましょう。
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