束縛彼氏の特徴や心理、向き合い方。彼氏の不安を取り除く
恋人とは適度な距離感を保ち、お互いの時間も大切にしながら付き合いたいですよね。
中には束縛する彼氏と付き合い、自分の時間を楽しめず、強いストレスや苦痛を感じている人もいます。付き合い始めは束縛する素振りを見せず、だんだん彼氏の束縛が激しくなったというケースもあります。
しかしただ束縛に耐えるのではなく、彼氏がなぜ束縛するのか知ると、今後どう付き合えば良いのか見えてきます。
そこで今回は束縛彼氏の特徴を始め、束縛する心理状態や束縛彼氏との向き合い方についてご紹介します。束縛を改善し、今後も彼氏と付き合いたい人はぜひ参考にしてみてください。
目次
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束縛彼氏の特徴。彼女の状況は考えず、自分の気持ちを優先する
彼氏からの束縛には
- 自由がない
- プライベートの時間をゆっくり過ごせない
などの悪いイメージを持っている人が大半でしょう。いくら彼氏のことを好きでも、束縛が続くと窮屈に感じてしまいます。
まずは、束縛彼氏にはどんな特徴があるのか具体的にお伝えします。自分の彼氏が当てはまるかどうかチェックしてみましょう。
1日中連絡をする。監視するかのように、彼女が仕事中でも連絡
束縛彼氏の代表的な特徴は、連絡を頻繁にすることです。「おはよう」に始まり、寝る前の「おやすみ」まで、1日中連絡をしないと気が済みません。
彼女が仕事中でも返信がなくても、お構いなしに
- 今からお昼だよ
- 会議で疲れた
など一方的に連絡をするのも特徴です。
束縛彼氏は彼女を遠くから監視しているかのように頻繁に連絡し、彼女の都合は無視して連絡します。
彼女の予定をしつこく聞き、行動を細かくチェックする
彼女の予定をしつこく聞くのも束縛彼氏の特徴です。遊ぶ予定があると分かると、
- いつ誰と会うの?場所はどこ?
- 何時に帰るの?
- 遊ぶ人の中に男はいない?
こういったことをしつこく確認します。
中には、いつどこで何をしていたか、毎日報告させる束縛彼氏もいるようです。行動を細かくチェックされると、精神的に大きな負担を強いられ、プレッシャーに感じます。付き合うのが辛くなりますよね。
彼女からメールやLINEの返信が来ないと、すぐに電話をかける
頻繁に連絡しても質問しても、彼女から返信がない。待っていても彼女からメールやLINEなどからの返信が来ない時、束縛彼氏は電話をかけてきます。
たった10分でも返事が遅れると、「返事が遅い!」と怒って電話する束縛彼氏もいます。他にも
- 彼女が仕事中でも関係なく電話する
- 数分既読スルーにされると電話をかける
このような束縛彼氏もいます。
「彼女は仕事中だから連絡はやめておこう」「忙しいのかもしれない」といった考えに至らず、自分の思い通りにならなければ納得できません。
状況によっては、すぐに返信ができない時もありますよね。しかし束縛彼氏は自分のことだけを考え、相手がどんな状況なのかということは考えません。
彼氏以外の男性と話すと嫉妬し、不機嫌になる。職場の男性もNG
彼氏以外の男性と話すと嫉妬する男性、周りにいませんか?束縛彼氏は彼女の男友達はもちろん、職場の男性にも嫉妬します。
仕事のことで職場の男性と話すのは当たり前のことですし、男友達と遊ぶこともあるでしょう。しかし、束縛彼氏は
- 近寄るな
- 話すな
などと言うのが特徴です。彼氏以外の男性と少しの間話したり、褒めたりすると嫉妬し、不機嫌になります。
恋人なら多少嫉妬する時もありますが、束縛彼氏は自分以外の男性に異常な拒否反応を示し、彼女の行動や連絡を制限します。中には、他の男性の連絡先を削除させる束縛彼氏もいます。
彼女の服装やメイクに口出しする。ファッションに制限を設ける
彼氏と買い物に出かけ「こっちのスカートの方が似合うよ」といったアドバイスがあったら嬉しいですよね。
束縛彼氏も、彼女のファッションやメイクに口出しします。ところが束縛彼氏はアドバイスではなく、
- ミニスカートは禁止
- 派手な化粧はダメ
などと制限してくるのが大きな特徴です。
服装やメイク、髪型など自分の好みになるように彼女に要求します。他の男性からの目線を気にして口出ししているのかもしれませんが、好きな服を着ることができず、メイクも楽しめない状態は束縛と言えます。
なぜ彼女を束縛するのか?束縛彼氏に隠された心理
前述したように、束縛彼氏には頻繁に連絡してきたり、予定をしつこく聞いてきたりといった特徴が見られます。
なぜ彼氏は、大好きな彼女を束縛してしまうのでしょうか?
束縛彼氏の心理状態を探り、束縛する原因を見てみましょう。束縛彼氏の心理を知ることができれば、どう対処すれば良いのか見えてくるはずです。
過去の恋愛がトラウマ。同じことを繰り返すのではないかと不安
彼氏の過去の恋愛が原因で、彼女を束縛をしてしまう場合があります。
- 浮気された
- 文句を言われて別れた
などのトラウマから、「また同じことを繰り返すのではないか」と不安になり、予防のために彼女を束縛をします。
元カノと今付き合っている彼女は違うと分かっていても、恋愛のトラウマが頭から離れず、束縛してしまいます。自分が裏切られたり、傷ついたりするのを防ぐために束縛しているとも言えます。
自分に自信がない。束縛して彼女をつなぎとめようとする
束縛彼氏の多くは、自分に自信を持てません。自信がないため、彼女を束縛してつなぎとめようとします。
また、自信がない男性は
- 浮気されるのではないか
- 別れを切り出されるのではないか
こういった不安も抱える傾向にあります。「自分より魅力的な男性が現れたら、彼女が離れてしまう」と考え、束縛することでつなぎとめるのです。
自分磨きをして、彼女にいつまでも愛されるように努めるといったことはせず、束縛で彼女を離さないようにします。
彼女が大好きでずっと一緒にいたい。自分の気持ちが最優先
彼女のことが大好きで、大切だからこそ束縛する彼氏もいます。
- ずっと一緒にいたい
- 他の男性には触れさせたくない
このような思いが非常に強く、愛しているがゆえに束縛してしまいます。
彼女を愛しているという、自分の気持ちだけを優先しています。そのため、彼女がどんな気持ちなのかは深く考えません。
独占欲が強く、束縛して彼女を自分だけのものにしたい
彼氏の独占欲の強さから、束縛するケースもあります。彼女を自分だけのものにしたいため、
- 自分以外の男性との接触は認めない
- 携帯を勝手にチェックする
- ミニスカートは絶対ダメ
などの度が過ぎた行為をします。
彼女の予定や交友関係は全て把握しようとし、行動やファッションは彼氏の思い通りにしないと許せません。自分の言うことに従わせ、彼女をまるで所有物のように見ています。
彼女がモテるため、「他の男性に取られるかもしれない」と考える
モテる彼女と付き合った途端、束縛してくる彼氏もいます。これまでご紹介したような「浮気されるかもしれない」「ずっと一緒にいたい」という心理とは少し異なり、
- 他の男性に取られるかもしれない
- 他の男性を彼女に近づかせたくない
など、自分以外の男性に対する不信感や恐れから束縛します。
彼女がモテるため、自分のそばにいないと不安になり、彼女を束縛して男性がいる場所に行かせないようにします。また、他の男性と会話するのを極端に嫌がり、男性の連絡先を削除させるなどの行為に及びます。
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束縛彼氏との向き合い方。彼氏の不安を払拭することが重要
束縛彼氏は自分に自信がない、彼女が近くにいないと不安などの心理状態から束縛してしまいます。その他、過去の恋愛や独占欲の強さなどが原因で束縛することもあります。
そんな束縛彼氏とこれからも付き合いたい場合、どうすれば良いのか悩む人もいるでしょう。ここからは束縛彼氏との向き合い方をお伝えするので、できることから始めてみてくださいね。
積極的に愛情表現をする。彼氏が大切だときちんと言葉で伝える
束縛彼氏と付き合う上で重要なのが、不安を取り除くことです。
恥ずかしいかもしれませんが、愛情表現を積極的にしてみましょう。
- 1番大事な存在
- 大好き
など彼氏が大切であることを、きちんと言葉で伝えるようにしてみてください。
言葉にして愛情を伝えると、彼氏は愛されていると実感し、束縛が改善されるかもしれません。
事前に細かいスケジュールを伝える。隠しごとがないとアピール
頻繁に連絡し、彼女が今どこで何をしているのかチェックする。そんな束縛彼氏には、自分から遊ぶ場所や誰と会うかを伝え、不安を払拭しましょう。
事前に細かいスケジュールを伝えれば、
- 何もやましいことはない
- 彼氏が不安に思うことは何もない
というアピールにつながります。
もし抵抗がなければ、携帯を見せたり、彼氏に友達を紹介したりしても良いでしょう。隠しごとはないと積極的にアピールしておくと、彼氏がこまめに連絡する必要はないはずです。
自分から彼氏へマメに連絡する。今いる場所は聞かれる前に伝える
1日中連絡するような束縛彼氏は、自分のそばに彼女がいないから不安になり、浮気などの心配をしてしまいます。
自分からマメに彼氏へ連絡して
- 今、 カフェに〇〇ちゃんといるよ
- 18時には駅に着くよ
などの報告をし、安心させましょう。
彼女からこまめに連絡があれば、束縛彼氏がLINEで質問攻めにしたり、いきなり電話したりすることは少なくなるでしょう。面倒かもしれませんが、たった一言でも、今いる場所や帰宅時間を伝えると彼氏は不安が減るはずですよ。
過去の恋愛で何があったのか聞く。彼氏の気持ちに共感する
過去の恋愛がトラウマとなって束縛に及ぶ彼氏とは、ゆっくり話す機会を作りましょう。過去に何があったのかきちんと聞けば、具体的な対策も分かります。
元カノの話や、第三者から言われた彼氏に対する悪口を聞くのは、心苦しいかもしれません。しかし彼氏に何があったのか聞くと、気持ちを理解し、お互いの信頼も深まります。
話を聞く時は彼氏を責めるのではなく、共感することを心がけてみてください。
- そんな彼女考えられない
- そんなこと言うなんて酷い
このように彼氏の味方だと伝わる言葉をかけましょう。
また、元カノと自分は違うことをはっきりと伝え、
- 私はそんなことしない
- 離れたりしない
こういった言葉で彼氏を安心させることも大切です。
恋愛のトラウマに言葉で理解を示し、彼氏が自信を取り戻すことができれば、束縛は自然と減っていくでしょう。
「やめてほしい」と伝える。なぜ嫌なのか、自分の気持ちも伝える
彼女として束縛彼氏と向き合い、改善するためにさまざまなことを試しても、状況が変わらない人もいるかもしれません。改善が見られない時は「やめてほしい」ときっぱり伝えましょう。
ただ「やめてほしい」と伝えても彼氏が納得するのは難しいため、束縛されてなぜ嫌なのかも伝えるようにしてください。
- 監視されているみたいで辛い
- 信頼されなくて寂しい
など、自分の気持ちも伝えるのがおすすめです。
場合によっては彼氏がふと我に返り、「彼女に酷いことをしていた」と気付く時もあります。改善すると言われたら、しばらく様子を見ましょう。
状況が変わらないなら別れを視野に。ストーカー化に要注意!
どうしても束縛が改善されず、何度「やめてほしい」と伝えても彼氏の行動が変わらないなら、別れを視野に入れる必要があります。
しかし、束縛彼氏はストーカーになる可能性が高く、別れた後に自分をコントロールできなくなる人もいます。もし別れを切り出す場合には、どちらかの部屋は避け、お店など第三者がいる場所で伝えることをおすすめします。
なお、別れる理由を聞かれたら「やめてと伝えても改善しなかった」と答え、もうこれ以上付き合う意思がないことを伝えましょう。
束縛彼氏の気持ちを理解して不安を取り除き、良好な関係を築こう
仕事中でも頻繁に連絡する、他の男性と話をすると怒るといった束縛彼氏は、毎日監視されているようでストレスに感じますよね。
しかし、束縛彼氏の心理状態を理解すると、改善策が分かり、どう向き合えば良いのか分かるはずです。「彼氏のことは好きだから、束縛がなければ今後もずっと付き合いたい」と思う人は自分にできることを少しずつ試してみましょう。
束縛されている人は辛いと思いますが、彼女への愛情から束縛する彼氏もいます。彼氏の不安を取り除きながらお互いに恋愛に向き合い、良好な関係を築きましょう。
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