じつは面倒くさいよね?自称サバサバ女子にありがちな5つの特徴
細かいことを気にしない。過ぎたことをいつまでもネチネチと根に持たない。そんなサバサバした女性は、同性からも異性からも自然と好かれます。
でも、「私ってサバサバしてる方だから」と口にする女性が、本当にサバサバしているとは限らない……と感じるケースも、案外多いですよね。
いわゆる「偽サバサバ女」「自称サバサバ女」は、要求が多くて扱いが複雑です。こういったタイプの女性は、好かれるどころか回りに敬遠されてしまいがちです。
あなたの周りにそんな人はいませんか? また、あなた自身にドキッとする心当たりはありますか?
今回は、自称サバサバ女のとりがちな行動・特徴についてまとめていきます。
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【1】その言動…他人から見たら「サバサバとは別の何か」
自称サバサバ女の言動は、周囲から見ると「それってサバサバじゃなくてアレじゃない?」と思われているものが多いです。
本人と周囲との間でイメージのギャップが凄まじいのが、自称サバサバ女の第一の特徴。では、その言動、サバサバではなく「何」だと思われているのでしょうか?
(1)サバサバというより「ガサツ」
男っぽくて乱暴な口調で喋ったり、職場の備品をぐちゃぐちゃにしたまま放置したり。それらを全て「私、サバサバしてるから」という理由で済ませようとする人がいます。
仕事など公的なシーンでTPOをわきまえるのは、サバサバしている・していないということではなく、大人としての基本的なマナーの問題。
もう立派な大人なのに、
- 公の場で「おまえ」「~じゃねえよ」など汚い言葉づかいをする
- 寝癖のついた髪型で出勤する
- TPOに合った服装をしようとしない
- 机の上がごちゃごちゃで汚い
- 共有物を元に戻さない
- お金のことをあやふやにする
- 約束を守らない
- 時間にルーズ
といった行動をとる女性。
そんな人が「私ってサバサバしてるからさ~」という理由で平然としていたら、周囲は顔をしかめるのも当たり前です。
「それ、サバサバじゃなくてガサツなだけ」「ズボラでいい加減なだけ」と呆れられてしまいます。
(2)サバサバというより「気が利かない」
人としての気遣いが不足しているときにも、「自称サバサバ」は言い訳として使われます。
自称サバサバ女は、「思ったことは我慢しないでズバズバ言える」「嫌われることも恐れない毒舌」といったセルフイメージを作り上げ、「私ってかっこいい」と思い込んでいることがあります。
が、周囲からすると「気が利かない、空気が読めない女」「なんでも批判されるから会話するのが面倒」と感じるのが関の山です。
いつも周りに合わせるのが良い、というわけではありません。でも、最低限の協調性は必要です。
自称サバサバ女の周囲からは、こうして徐々に人が離れていってしまいます。
(3)サバサバというより「攻撃的」
自称サバサバ女の毒舌は、空気が読めないだけでなく、強烈に人を傷つける「キツい発言」であることがままあります。
たとえ言っていることが間違っていないとしても、「言い方ってものがある」と反感を買ってしまいがち。本人にとってもそれは損です。
また、毒舌の内容そのものが主観に基づいた感情論でしかないこともあり、こうなるともう毒舌というよりただの悪口です。
とくに「姉御肌」も自称していると、その傾向がより顕著に。自分を慕ってくる人間は可愛がり、そうでない人に対してはとたんに豹変、冷酷な顔を見せます。
嫌いな相手には、持ち前の「毒舌」もヒートアップ。それを聞かされる周囲は、口には出さずとも「サバサバというよりは攻撃的で怖い……」と感じているかもしれません。
【2】「男っぽい」「姉御肌」自分で言わなきゃそう思うのに
本当にサバサバしている人は、他人の目を気にしないのが特徴的です。人に媚びず、自分の価値観を貫き通す姿勢が好ましく、尊敬されるのです。
一方、自称サバサバ女は真逆。自分が「サバサバしているイメージ」を周囲に植え付けたくてたまらず、しきりに「ほら、私ってサバサバだから」とアピールします。
同時に、
- 男っぽい性格だから
- 趣味が女の子っぽくないから
- ちょっと変わってるから
- 姉御肌だから
などの、自分についてのイメージを繰り返し口にして、周囲に押し付けようとする場合も。
自称サバサバ女が自称する数々のイメージは、じつは「憧れていて、なりたい自分像」そのもの。
これは実像からかけ離れていることもありますが、たいていは「確かにそういう面もある」というケースも多いんですよね。
どう見られるかを気にせず黙っていさえすれば、「○○さんてサッパリしてるよね」「姉御肌で頼りがいがあるよね」と評価されることもあるのに……。
皮肉なことに、なまじ自分から言ってしまうために、かえって「本人が言うほどそうでもないよね」と思われてしまいがちなのです。
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【3】「集団行動」が大好きで、ネチネチと仲間外れを生む
本当にサバサバしている人は、単独行動が得意な人です。無駄な集団行動は避け、一人でさっさと動きたいと感じ、そうします。
一方「自称サバサバ女」は、集団行動が大好き。チヤホヤしてもらうことで自信がキープできるので、自分の属するグループ内の動向にとても敏感です。
自分の意にそぐわない事態が起こりそうになると、突然逆上したりヒステリックになったりしてそれを食い止めようとします。
またグループ内外を問わず、気が合わない人には攻撃的。裏から根回しして仲間外れにし、安心を得ることもあります。
皮肉なことに、「本当にサバサバしている人」は自称サバサバ女にとって、協調性を乱す都合の悪い存在になりがちです。
集団に執着する姿は、サバサバとはほど遠く……。ネチネチした印象しか与えません。
【4】「男友達といる方がラク」それどうして女子会で言うの?
自称サバサバ女の多くが「私サバサバしてるから、女友達より男友達といる方がラクなんだよね」と口にします。
そう感じるのは自由ですが、わざわざ女友達にそれを伝える必要はありませんよね。言われた方は「私たちといるのがイヤってこと?」「なら男友達のところに行けば?」と反感を抱き、離れていきます。
自称サバサバ女が「一緒にいてラク」だと言う男友達。ですが、彼らも同じく「この子は男っぽいから、一緒にいてラクだ」と感じているのでしょうか?
人間は、同性よりも異性に、より気を遣うもの。自称サバサバ女が男友達との付き合いをラクだと感じるのは、男性側が気を遣ってくれているためかもしれません。
男友達にとっては、ラクどころか「いつもこっちに気を遣わせる、面倒な女」と思われている可能性もあるのです。
【5】他人の評価を気にしすぎ、サバサバというよりドロドロに
本当にサバサバしている女性は、男女ともに好かれます。その理由の一つは、女性ならではのいやらしい面を、あまり人に見せないため。
自称サバサバ女は、そんなサバサバした女性に憧れています。だからこそ「男っぽい私」「女性っぽくない私」のイメージを口に出し、ウリにする場合が多いのです。
でも、「好かれたいからサバサバしていたい」という思考そのものが、実際のサバサバとは真逆ですよね。他人の目、他人の評価を気にしすぎて、サバサバどころかドロドロした感情が内側に渦巻いています。
そうした自称サバサバ女は、次のような傾向に走りがち。
- SNSの「いいね」の数を過剰に気にする
- 男性や、立場のある人に媚びる
- いい女風の芝居がかった身振りや喋り方をする
- 「私ってこういうところあるじゃない?」と自分語りが多い
そんな自称サバサバ女たちは、自分以上に男性ウケの良さそうな女性、たとえば、
- フリルやスカートを好む女性
- 甘え上手な女性
- ぶりっ子っぽい女性
- 本当にサバサバしている女性
などを敵視したり、全否定してバッサリ切り捨てようとすることがあります。
嫉妬と羨ましさで怒りが燃え上がり、サバサバどころかドロドロの泥沼状態に陥ってしまうのです。
「自称サバサバ女」を見分けて不毛な争いを回避しよう
ネチネチ攻撃を繰り返したり、頼らないと拗ねてしまったり。自称サバサバ女は、周囲にとっては取り扱いが厄介です。
また、一見明るくて裏表がないようにも見えるため、「サバサバしてると思って交流し始めたのに、今じゃ機嫌をとるのが大変」というケースもあるでしょう。
自称サバサバ女の特徴は、上記で詳しく書いたとおり。
一方、本当にサバサバしている女性には、次のような特徴があります。
- 相手の立場や性別によって態度を変えない(媚びない、見下さない)
- 自分語りを好まない
- 自分の非はあっさり認められる
- 助言はしても非難はしない
- 考えを率直に伝えるが、嫌味っぽくない
- 争いを好まない
- 小さなことにこだわらない
- うわさ話や陰口に乗らない
- 他人の評価を気にしない
このように、真のサバサバ女子というのは自分自身をしっかり持ち、利害のためにわざと人を傷つけたりしない人なのです。
「あの人サバサバしてるのよ」と言われたり、「私、サバサバしてるから」と言ったりする相手と出会ったら、この辺りに注意して観察してみると良いかもしれません。自分で言う人にはとくに要注意です。
余計な面倒には巻き込まれないよう、しっかり見抜いていきましょう!
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