離婚から立ち直る方法。上手く切り替えて今後の人生を楽しもう
切り出したのがどちらだったにせよ、離婚はあまり気持ちの良い出来事ではありませんよね。誰だって離婚を前提に結婚なんてしません。
離婚をすれば孤独感や罪悪感、後悔にさいなまれるかと思いますが、必ず立ち直れるときはやってきます。
問題なのは、立ち直るその時まで元気に過ごしていられるか。離婚のダメージからいち早く回復し、立ち直りを早める方法について見ていきます。
目次
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離婚して落ち込んでいる人が考えるべき3つのこと
離婚をして直後はスッキリするかもしれませんが、時間が経つにつれてだんだん「なんで離婚したんだろ」と落ち込んできますよね。
離婚は確かにネガティブなイメージの出来事ですが、全面的に悪いことではありませんし、むしろ離婚すべき場合だってあります。
落ち込む前に、離婚後は次のことを頭に入れておいてください。
離婚しなかったら幸せだったのか?
お金と時間をかけてわざわざ結婚したのに、それを解消してしまうというのは、それなりの理由があるからです。
- 束縛が激しかった
- 価値観が合わなかった
- DVがあった
- 浮気や不倫などがあった
離婚に踏み切るのには、様々な理由があるはずです。仮に離婚せず結婚生活を続けていたとしても、どちらかが我慢や苦痛を強いられる生活が待っているのです。
それって全然幸せじゃないですよね。離婚をするのは、自分と相手の幸せのために必要なことだったのです。どうか自分を責めず、離婚という英断を下した自分を褒めてあげてください。
離婚の責任は夫婦双方にある
離婚をしたからと言って、全ての責任をあなたが背負い込む必要はありません。もともと結婚だってふたりで決めたことなのですから、離婚だってふたりで決めること。
離婚が決まったのは、相手のせいでも自分のせいでもあるのです。お互いの短所を改善しようとしなかったり、許容できなくなったり…。
相手にだって責任があるのですから、「私があのときこうしていれば」と悔やむのはあまり意味がありません。いくらあなたが頑張ったところで、相手が頑張らなければ同じように離婚の結末を迎えていたのです。
離婚は自分にプラスの経験
離婚と言えばネガティブに感じられがちですが、むしろその逆でポジティブな経験だとも言えます。
離婚すれば結婚相手の正しい選び方が分かりますし、物事に優先順位をつけて取捨選択する決断力も身に付きます。
「もっとこんな相手と結婚するんだった」と思った人は、次に再婚相手を探すときのチェックポイントが見つけられますよね。
夫がいる生活よりもまだ残されている人生の可能性を選択した人は、今後も大きな決断をするときに自信を持って取捨選択ができます。
必ず時間が解決してくれる
どんなにつらい出来事だったとしても、時間が経てば傷は少しずつ癒えていきます。失恋と同じで、時間が経つごとに「昔のこと」だと割り切れるようになります。
時間が経つと、離婚や結婚生活のことは「長い人生の1部」くらいに思えてくるようになるのです。
結婚は人生の全てではありません。時間が経って他のライフイベントをこなしていくうちに、離婚について考えることも少なくなっていきます。
今はどんなにつらくても、「必ず時間が解決する」と信じて回復するのを待ってください。その間に気分転換や他の事に熱中していれば、時間が流れるのも早く感じられるでしょう。
離婚からの立ち直りを早めるためにやりたいこと
離婚の傷は、じっとしているよりも行動した方が治りが早くなります。離婚後の孤独感や後悔で押しつぶされそうになる前に、次のような行動に出て離婚を前向きに受け止めていきましょう。
子どものことを考える
離婚してから、まず1番に考えたいのが子どものことです。もしふたりの間に子どもがいたのなら、離婚はふたりだけの問題ではなくなります。
離婚は子どもに悪影響を与え、片親特有のストレスや負担、父母のどちらかと引き離される寂しさを植え付けます。
夫と妻のどちらが子どもを引き取るにしても、離婚後は落ち込むより先に子どもの人生を支えていくことを考えましょう。
離婚後の子どもは、親にとってプレッシャーになる一方で心強い支えとなる存在です。子どものために頑張らなきゃ、と前向きな気持ちにさせてくれます。
とにかく仕事に熱中する
結婚後はふたりで家計を回していけましたが、離婚後は自分の生活を支えるのは自分だけ。とにかく経済的な安定を目指さなくてはなりません。
落ち込むのは仕事に精を出し、生活を安定させてからです。落ち込むのに一生懸命では、経済的な余裕がなくなり、さらにネガティブになる一方です。
一方、どれだけ落ち込んでいても仕事さえ熱心にこなしていれば、経済的な余裕から気持ちにも余裕が出てきますよ。仕事のことで頭がいっぱいになれば、離婚について考えない時間もできます。
毎日、予定を入れまくる
離婚を引きずってしまうのは、落ち込む時間があるからです。落ち込むのにあてる時間がないくらいに、毎日予定を入れまくりましょう。
- 友達と遊びに行く
- 趣味に没頭する
- イベントに参加しに行く
- 美容院やエステに予約を入れる
- 実家に帰省する
- 習い事を始めてみる
毎日やることが山積みだと、離婚したことについて考える時間もなくなります。できれば未経験の予定ばかりを入れると、新しい情報に刺激を受けてポジティブになれますよ。
例えば馴染みのない習い事を始めれば、レッスンの内容について考える時間が増えますし、同じ教室の人との交流が気分転換になります。
誰かに話を聞いて貰う
離婚のダメージはかなり大きいです。一人で抱えきれる量ではないので、相談できる人がいるなら誰かに話を聞いて貰いましょう。家族や友人、職場の同僚…信頼できる人に聞いて貰ってください。
新婚さんは避け、独身さんや離婚経験のある人に聞いてもらうのがおすすめです。特に離婚経験のある人は、先輩とも言える存在。立ち直るきっかけになるアドバイスを貰えるでしょう。
新たな恋愛を始めてみる
失恋の傷を癒す手っ取り早い方法は、新たな恋を始めること。これは離婚においても同じことが言えます。
離婚は人間性の問題ではなく、ふたりの相性の悪さが問題で起きただけです。
つまり相手を変えれば、もっと良い恋愛・結婚ができるということ。いわば離婚は、自分に相性の悪い人を見極められるようになる経験。これを活かせば、今度はもっと良い恋愛ができますね。
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離婚から立ち直りたいのにこれは逆効果!離婚後のNG行為
離婚の立ち直りを早くする方法があるということは、もちろん遅くしてしまう行為だってあるということ。
次のようなことをやってしまうと、離婚からなかなか立ち直れず精神的に消耗してしまいますので要注意。
元旦那に連絡を取ろうとする
お互いに距離を置くために離婚をするのですから、離婚後に連絡を取っては意味がありません。
メッセージや声のやり取りをすれば余計に未練は募りますし、返事が来なければ来ないで常にモヤモヤさせられます。
必要最低限の事務的な連絡以外では、極力元旦那との連絡はやめるようにしましょう。アドレス帳から連絡先を削除して、チャットアプリはブロック・削除機能を利用してください。
元旦那のSNSにアクセスする
元旦那に直接連絡は取れなくても、近況が気になってSNSをチェックしてしまう…こんな習慣のある人は、今すぐやめましょう。未練や後悔が加速するだけです。
もし元旦那が自分と離婚した直後に楽しそうな内容を投稿していて、それを見てしまったら余計に心の傷が深まります。
元旦那とSNSでの繋がりがあるなら、可能な限り全て削除してください。タイムラインで流れてこないように、ミュート機能なども活用しましょう。
もう人生は終わりだと思い込む
離婚した瞬間に人生を悲観し、自己嫌悪や破滅衝動に襲われる人がいます。ですが、離婚したからと言って人生が終わるわけではありません。
仕事、趣味、交友…人生には、結婚以外にもたくさんの出来事が待っています。
世の中には結婚よりも楽しいことを見出している人だってたくさんいるのですから、結婚生活が終わったことで人生を悲観する必要はありませんよ。
離婚後でも慰謝料の請求や親権の要求はできる
もしもパートナーに大きな原因があって離婚した場合は、慰謝料を請求することができます。離婚時に慰謝料の話が出ていないのであれば、離婚後でも考えてみてはいかがでしょうか?
一方的に離婚に追いやられた場合は、慰謝料を請求することで気持ちがスッキリします。新たな未来に踏み出す軍資金にもなりますよね。
また、子どもの親権を元旦那に奪われてしまった場合も、離婚後に再度交渉することができます。離婚後に元旦那がまともな育児を出来ていない場合などは、再度親権変更を申し立てできます。
ちなみにこちらが親権を勝ち取った場合は、養育費も請求することができますよ。
離婚は新たな人生の門出。いろんなことにチャレンジしてみて
最近、離婚は「卒婚」と呼ばれ、結婚を卒業するポジティブな出来事だと言う解釈もされています。確かに離婚後には新たな人生が待っているわけですから、「卒婚」という言い方も間違ってはいませんね。
離婚は夫婦がお互いに別々の人生を歩むと決めることであって、全然悪いこと・悲しいことではありません。
むしろ結婚生活中にできなかった新たなことに挑戦するチャンスです。元旦那に嫌がられてできなかった趣味に没頭しても良いし、むしろ元旦那と正反対の男性と付き合ってみるのも楽しいですよ。
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