恋愛と結婚って別?違いを知れば賢明な判断ができる女になる
恋愛の延長線上が結婚なのか、それとも恋愛と結婚は別のものと考えたほうがいいのか?
これは「適齢期になったらさっさと結婚するのが当たり前」という一昔前の考え方がだんだん廃れ、現代の女性が真剣に悩む問題の1つでもあります。
結論から言うと、恋愛と結婚は別のものだと思っていたほうが、結婚してからがっかりすることはなくなります。
ここでは、恋愛と結婚がどのように異なるのかをご紹介していきます。結婚を少しでも考えたことがある人は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
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恋愛は人生のスィーツ!ドキドキワクワクするジェットコースター
恋愛は人生の必須科目ではないけれど、あったほうが心が豊かになり楽しくなるもの。人生に彩りを与えるのが恋愛です。
恋愛はしようと思ってできるものではなく、ある日突然「恋」という嬉しい落とし穴に落ちます。
その証拠に「あの人のどこがいいの?」と聞かれた時に、具体的にどこが好きなのか、きちんと理路整然と説明出来る人はなかなかいません。
いろいろ考えてやっと「優しいから」という無難な答えを出せるのがせいぜいです。これは理由はよく分からないけど恋に「落ちて」しまったからです。
恋愛中はどれだけ長く付き合っていても「彼」と「彼女」です。恋愛を簡単にまとめると次のことが挙げられます。
- 会いたいときだけお互いに都合を合わせて会う
- 自分の良いところを前面に押し出して装うこともできる
- お財布は別々のため、それぞれ好きなものを自分の意志で購入できる
- お互いにそれぞれの生活がある
- お互いの人生に責任は持たない
- 嫌になったら別れて次の人を探せばいい
彼の稼ぎが悪くても、恋愛中ならそんなに気にはならないかもしれません。会っている時だけなんとかなればいいのですから。
それよりも、会えない時に相手を想う気持ちや、相手を喜ばせようと思ってする様々なこと。会えた時の喜びや、言葉を交わす時のときめきを楽しむのが恋愛です。
そのため、外見だけが素敵な人や、ちょっと悪そうだけどドキドキする人と付き合うこともできます。
これはまさに人生のスィーツであり、主食ではありません。時々スリルを味わいに乗るジェットコースターのようなものです。
結婚は毎日食べる家庭料理?安心する定番の定食の味
結婚とは「生活」です。結婚するとお互いにそれぞれ役割が割り振られ、家族として家庭の中で生活を共にします。
結婚後は「妻と夫」子供ができたら「母と父」というように役割はステージが変わるごとに変化していきます。
結婚をごくごく簡単にまとめると次のようになります。
- 会いたくない日があっても毎日顔を合わせる
- お互いのマイナス面を隠しきれなくなる
- 相手の家族のことも関わってくる
- お互いの人生に責任が生じるため協力しあう
- 金銭面や生活面は、独身の頃に比べると安心して生活できる
- 老後まで含めてどう生きるか、一緒に考える相手がいる
どんなにいい人だと思っていても、毎日いっしょに暮らしていたら相手の以外な一面を発見し、それが嬉しいことばかりではなく、腹立たしく感じることもあります。
しかし結婚している人は、多かれ少なかれ相手のマイナス面を受け入れ、妥協しながら生活をしています。
生活にかかるお金は結婚した2人でやりくりしますので、独身の時のように好きな時に好きなものを簡単に買うわけにはいきません。
何か大きなものを購入する場合は相手に相談してから決めよう、となるのが普通です。
また、一生一緒にいようと誓いあったのですから、どちらかが困っている時は全力でサポートします。
相手の人生が自分の人生にリンクしているため、例えばどちらかが病気になった場合、あるいは会社をクビになった場合などは、相手のことだから関係ないとはいきません。
そのようなトラブルがあった時はフォローしあい、少しづつお互いにとってかけがえのない「家族」になっていきます。
恋愛の場合はすぐに「彼氏と彼女」になれますが、結婚の場合はすぐに「家族」になれるわけではありません。
時間をかけてお互いに助け合い、色々な出来事を一緒に乗り越えることで徐々に家族になっていくのです。
そうして結婚は、いつでも安定した味の「定番の定食」のようなものになっていきます。
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結婚してからの男と女の変わりよう
結婚してから彼が変わってしまった!と女性が嘆く話はよく聞きますが、実は男性も同じように思っています。
ここでは、男女がどのように変わるのかを見ていきましょう。
結婚後のオトコはどんな風に変わるのか?
結婚してから「え、こんな人だったの?」と女性が思うことはおそらくたくさんあります。
一概にこれだ!とは言えませんがよくあるのは例えば次のようなことです。
- 1.「釣った魚に餌はやらない感がすごい!」
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女性から見ると結婚前はもっとこまめに気を使ってくれていたのに、結婚するとそれは徐々になくなっていきます。
それはつまり、女性からしたら「釣った魚に餌をやらないのね」と、ないがしろにされたような寂しい気持ちになります。
しかし、男性から言わせると餌をやらないわけではありません。せっせと働いてお金(餌)を持ってきています。
多くの男性にとって、結婚後の女性を幸せにする方法とは「ひたすら仕事に精を出して、より多くのお金を持ってくること」だと思っています。
仕事で成功すれば入ってくるお金が増え、生活が楽になる。それが一番大事なことで、それだけが彼女を幸せにできる唯一の道だと信じています。
- 2.「結婚前はオシャレで素敵だったのに今は家でだらしない」
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恋愛中はオシャレに気を使います。なぜなら男性はまだ女性を手に入れていないのですから、少しでもよく見せるために身なりには気を使うのは当たり前です。
しかし、結婚してしまえば毎日いっしょにいる女性に対して「素敵」と思われる必要はなく「素」の自分でいていいと思っています。
そして彼女のために1日の仕事を頑張った男性は、家庭に帰ったら会社で着ていた鎧を脱いで、だらしないほどリラックスして生活するのが当然だと考えています。
- 3.「私のことを自分のお母さんだと思ってるらしい」
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男性にとって結婚とは「ありのままの自分でいていい場所」と思い込んでいます。そのため、子供に戻った気分で、自宅を「実家」のように勘違いします。
その結果、奥さんを自分の母親のような扱いをしだします。男性にとっては、母親のように「子供のような自分を面倒見てくれる女性」が必要なのです。
- 4.「自宅ではほとんどしゃべらない」
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男性は社会で認められることが大事だと思っているので、家庭以外では意外とよく喋ります。仕事の話になれば認められようと饒舌に話します。
しかしそれは結構な労力が必要であり、家庭に帰って疲れた男性は、ひらすら「素」に戻って休憩し始めます。
休憩するのが目的で家庭に帰ってきているために、奥さん相手に今日あった出来事を延々とお喋りするという事はあまりありません。
結婚後のオンナはどんな風に変わったと思われているのか?
結婚すると女性も恋愛中のままとはいきません。だんだんしっかりしてくるものですが、それが男性にとってどう写っているのかご紹介します。
- 1.「結婚前はオシャレで可愛かったのに今はメイクもしない」
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恋愛中は彼に可愛いと思ってもらう必要があるため、オシャレは必須です。新しい服やヘアスタイル、メイクも余念がありません。
しかし結婚という生活に入ると、日々の家事や細々した用事で忙しくなり、恋愛中と全く同じように着飾ったり、メイクを丹念にしたり、という事はむずかしくなってきます。
出かけるときだけちゃんとすればいいわ。という思いで普段は何もしないでいると、その普段が「日常」であり、日常は「結婚生活」です。
生活をともにしている男性から「昔はオシャレだったのになー、今はジャージかぁ」などと言われても「当たり前でしょ、家にいるんだから」となります。
- 2.「色々命令してきて母親みたい」
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一般的に男性より女性の方が色々なことに気がついてしまいます。それは特に、家庭の中の些細なことに集中して気が付きます。
靴下を脱ぎっぱなし、使ったバスタオルを出しっぱなし、トイレの便座が上がってる!など、男性が一人暮らしだった時に当たり前のようにしていた事を、家庭でされるとイライラしてきます。
そして、あれをしないで、これをしておいて、というように色々要求してくるようになり、男性はそれを口うるさいと思うのです。
- 3.「おしゃべりばかりして「聞いてないでしょ!」と怒る」
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女性にとってお喋りはストレス発散です。今日あった出来事を誰かに話して気持ちとアタマを整理したいのです。
しかし、男性は気持ちを整理するときには一人でぼんやりする、という方法を取るため、何故女性がそんなにお喋りをするのか理解ができません。
とりとめもなく結論のない女性の話を聞いていると、だんだん意識が飛んでいき、女性から見ると「話を聞いてない!」と怒られるのです。
恋愛と結婚は別?別というより心構えが違う!
恋愛中と結婚後の男女はいい意味でも、悪い意味でも変わってきます。それは「当たり前」の事で、それも含めての結婚なのです。
決して恋愛中の2人がお互いにずっと変わらず、そのまま結婚生活を続ける、という事はありません。
恋愛のゴールが結婚だとしたら、結婚のゴールは何でしょうか?結婚にゴールはありません。日々の生活そのものが、結婚なのです。
恋愛と結婚は別ものですが、もっと細かく言うとそれぞれ心構えが違うということです。
恋愛する相手と、結婚相手が違うほうがいいかというと、そこは一概には言えませんが、今恋愛している相手と結婚したら、恋愛モードはそこで終わりだと思ったほうがいいでしょう。
相手に「幸せにしてもらう」という気持ちではなく「一緒に幸せになろう!」という心構えで結婚生活を送ること。
お互い寄り添って、同じ方向を見て人生を歩めれば、きっと幸せになれるでしょう。
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