旦那の浮気が許せない…離婚か否か決めてその準備に取り掛かろう
愛し合って結婚したはずなのに、知らない間に旦那さんが浮気していたことが発覚…。もちろん許せることではありませんよね。
旦那さんの浮気が許せない気持ちは分かりますが、今後どうしていくべきかをハッキリ決めておかないと、事態は泥沼化します。
「浮気が許せない」と怒り続ける妻に、「反省しても許して貰えない」と途方に暮れる夫…こうなったらどうしようもありません。
この記事では、旦那さんの浮気が許せないときに確認してほしいいくつかのポイントをチェックしていきます。
どうしようもなく辛い出来事ではありますが、まずは一旦冷静になって、これからのことをしっかり考えていきましょう。
目次
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まずは冷静になるべき。起きた出来事を整理しよう
旦那さんの浮気が発覚したとき、まずやるべきなのは「許せない!」と怒ることよりも状況を整理することです。冷静になって状況を整理していると、今やるべきことが見てくるはず。
「許せない!」の気持ちをエネルギーに変えて、旦那さんの浮気についていくつかチェックしていきましょう。
旦那さんは浮気を認めてる?
最優先事項としてまず確認しておきたいのが、旦那さんが浮気を認めているかどうか。もしも旦那さんが浮気を認めていないのであれば、「自分が間違いなく浮気しました」と認めさせることから始めましょう。
メールや電話の履歴、会話の録音、密会の写真など…集められるだけの証拠を集めて、旦那さんに突き付けてください。もちろん証拠のデータはバックアップを忘れずに。
証拠がなく、旦那さんが否認し続けているようであれば、悔しいですが話し合いはちっとも前進しません。浮気の証拠は今後、離婚の手続きや旦那さんへのペナルティで役立つ重要なアイテムです。
旦那さんの主張に耳を傾ける
浮気は絶対に許される行為ではありませんが、人が何か行動を起こすときには必ず理由があるもの。「言い訳なんて聞きたくない!」と思うかもしれませんが、浮気に踏み切った旦那さんの主張も一度は聞いてみてください。
浮気の理由を自分で話すことで、旦那さん自身にも罪悪感が芽生え、反省に繋がります。
結婚した相手がいるのに浮気をするということは、冷静に考えれば「悪いこと」だと誰でも分かります。つまりそれが分かっていない時点で旦那さんも冷静ではないのです。
夫婦のどちらもが冷静になるために、「どうして浮気したのか正直に話して」と切り出してみてください。
自分に否はないか考えてみる
旦那さんの主張を聞いたら、旦那さんが浮気に踏み切るきっかけを作ったのが自分ではないか考えてみてください。
もちろん無理に自分のせいにする必要はありません。ただ「自分にも改善できる部分はなかったかな」と冷静に考えることが大切なのです。
例えば妻が夫を拒絶し続けて愛情を与えないでいれば、寂しさを覚えた夫が他の女性に浮気してしまいます。知らない間に傷つけたり不快な思いをさせていれば、それも浮気に繋がるでしょう。
妻が自分の否を認めた上で話をしていれば、夫も反省を促されます。「相手が非を認めたなら自分も認めなきゃ」と対等な気持ちで話し合いができるでしょう。
こうした男性が相手なら妻にほとんど否はありませんから、無理をして自分の否を探そうとしなくて大丈夫です。
どうして許せないのか考える
浮気の理由や旦那さんの主張を聞いた上で、あなたが「許せない!」と思う理由は何なのかを考えてみましょう。
- 裏切られたことに傷ついたから
- もう旦那さんを信用できないから
- 自分への愛情が感じられないから
- 彼を好きだったからこそショックが大きい
許せない理由は様々かと思いますが、あなたが旦那さんに今抱いている気持ちを整理してみてください。
「許せない」と思う理由に気づけば、今後旦那さんとどうしていくべきなのかが見えてきます。具体的に言えば、離婚するのかこのまま夫婦を続けるのか、といった話。
あなたの気持ちによっては、旦那さんの反省の度合も変わってくるでしょう。今後浮気を繰り返さないためにも、旦那さんの浮気であなたがどんな気持ちになったのかを確認してください。
今後どう接していきたいのかを確認
愛し合って結婚したはずの旦那さんが浮気してしまうなんてショッキングですが、どんなに傷ついているとしても、ひとまずは先のことを考えなくてはなりません。
旦那さんの浮気を経て、夫婦として今後どのような関係性でいきたいのかを考えてみましょう。
- もう一度初心に戻ってやり直す
- もう許せないので離婚する
- もう愛情はないと割り切って同居人として過ごす
考えられる選択肢はいくつかあります。
浮気をされた側は被害者と言えますから、今後の身の振り方を強く主張できる権利があります。浮気を許せないと思うあなたの気持ちが、どのような未来を望んでいるのかをしっかり考えてみてください。
夫婦は続けていきたいけどモヤモヤが取れない人へ
浮気をされたことは許せないけれど、それでも旦那さんとの離婚は考えていないという人は多いでしょう。浮気を除けば理想の旦那さん、ということもあるでしょうし、子どもがいる人は簡単に離婚は考えられませんよね。
浮気を許せない状態のままで夫婦を続けていくことは、心が削られる大変なことです。「許せない」の気持ちを緩和するために、いくつか対処法をご紹介します。
旦那さんの気持ちを分かる必要はない
浮気をされた人は、「自分に否があったのかもしれない」と言って旦那さんの気持ちを汲み取ろうとすることもあるでしょう。確かに自分の否を認めるのは大切ですが、旦那さんの気持ちはそう簡単に分かるものではありません。
男性と女性ではそもそも脳のつくりが違いますから、考え方や優先順位のつけ方が根本的に違うのです。ですから、浮気をしてしまう男性心理は女性目線からはちょっと理解しがたいのが現実。
旦那さんの気持ちを理解しようと浮気について考えれば、考えるほどにこちらが傷ついて消耗するだけです。結局モヤモヤしてしまうだけなので、「浮気をした旦那さんの気持ちは、分かるわけがない」と割り切って考えてください。
許せないと思っていることを伝える
結婚相手の浮気はそう簡単に許せるものではありません。それなのに無理をして「しょうがないよね」と理解のあるフリをしていては、旦那さんはまた同じ過ちを繰り返してしまいます。
浮気をいまだに許せていないこと、どんな理由で許せずにいるのかを旦那さんにハッキリ伝えてください。
自分の本音を伝えないままでいれば、旦那さんは「別に浮気しても良いのかも」と反省しません。また、「もう許してもらえたものかと思ってた」なんて開き直られることもあるでしょう。
浮気したことを反省してもらい、もう二度と過ちを繰り返されないために、今どんな心境で彼の妻を続けているのかを理解してもらってください。
旦那さんにペナルティを与える
旦那さんに浮気され、その仕返しとして旦那さんに相応のペナルティを与えるという女性は多くいます。確かにやられた分だけやり返せば、少しは気持ちも軽くなるでしょう。
- 旦那さんのお金で1日好きに豪遊する
- 自分の好きなものを買わせる
- 義両親も巻き込んで話し合う
- 旦那さんの大切な物を捨てるor売る
- 署名・捺印済みの離婚届を妻が保管する
- 浮気再発防止の誓約書を書かせる
(不貞行為を働かない、携帯電話を定期的に妻に見せる…など)
中には旦那さんに女性物の下着を履かせて不貞行為の防止をする、という奥様もいらっしゃるようです。
何らかのペナルティを与えておかないと、「浮気は簡単に許される」と勘違いした旦那さんは再び浮気を繰り返します。浮気はそう簡単には許されないことなのだと、ペナルティを与えて旦那さんの頭に刷り込んでおく必要があるのです。
もちろん上で挙げた以外に旦那さんが嫌がるようなペナルティを思いつくのであれば、それを実行してみるのも良いですね。
夫婦を続けていく理由を決める
目標や理由なしに行動していると、モチベーションが低くなりますしやる気も出ず、疲れてしまいます。「浮気した旦那さんとどうしてまだ夫婦でいるのか?」これの答えとなる理由があると、旦那さんに対する気持ちも少しマシになります。
- 子どものために両親揃っていたいから
- 経済的な部分で旦那さんを頼っているから
- 離婚は世間体が気になるから
- まだ旦那さんのことが好きだから
どんなことでも良いので、自分が旦那さんに浮気されても離婚しない理由を見つけてください。
理由が見つかれば、「浮気は許せない。でも○○だからしょうがない」と気持ちを切り替えやすくなります。
子どものためだったり安定した経済力のためだったり…。人によっては「浮気を許すのは目的達成のためのコスト」と考えることもできるようになるでしょう。
仮面夫婦として割り切っていく
浮気した旦那さんとの付き合いを続けていこうと考えている人は、いっそ「仮面夫婦」として過ごすことを決めるのも一つの手です。
経済力安定のため、子どものためなど…。「仮面夫婦だから愛情はない」と最初から割り切ってしまえば、浮気されてもそこまでのダメージは喰らいません。
ですがこれは、本当に愛情がない夫婦だからできること。熱烈な恋愛結婚を経た夫婦なら、とてもではないけれど「仮面夫婦だったから大丈夫」なんて思えないでしょう。
旦那さんのことが実はそれほど好きではない、特に愛情がなくても平気だと思える人だけが使える手段です。
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どうしても許せないなら離婚も視野に。離婚の準備は着実に
どうしても割り切れない、浮気を許せないと考えている人は、離婚を視野に入れることも一つの手です。
モヤモヤした気持ちを抱えたまま生活しても、夫婦関係は悪化していくだけです。離婚できない理由がないのであれば、お互いに新たな人生を歩む決断も考えてみましょう。
旦那さんの浮気が許せずに離婚を考えている女性は、次の点に要注意。
浮気を証明できる証拠を準備
浮気を理由として離婚するなら、それを証明するものがあると心強いです。もしも旦那さんが浮気を否認し、浮気の証拠がない状態であれば、離婚を成立させるのも難しくなるかもしれません。
また、子どもの親権を巡る場合も同様に、旦那さんの離婚を証明するものがあれば心強いです。浮気が理由で離婚した場合なら、浮気された側の方が有利に子どもの親権を手にできます。
- 写真
- 音声データ
- メールや履歴のスクリーンショット
- 浮気を認めた夫が書いた誓約書
旦那さんの浮気を証明するこれらの証拠があるなら、離婚に向けて大切に保管しておきましょう。
貯金や資格取得…離婚後に向けた準備
子どもを連れて離婚することを考えている人は、浮気発覚からすぐに離婚してしまわないように注意してください。一刻も早く旦那さんの元を離れたくても、母親が一人で子どもを育てていくのは大変です。
離婚してからスムーズにシングルマザーになれるよう、貯金や就職、新居の準備は念入りに済ませておきましょう。
ひとまずは旦那さんと暮らしながら、次のような準備をしてください。
- 資格を取得して就職に備える
- 就職活動を始める
- 今後の育児について計画を立てる
- 子どもとよく話し合っておく
片親でもしっかり子どもを育てていく準備をしてから、離婚に踏み切りましょう。離婚の準備をしていれば、「どうせ別れるんだから」と浮気したことに対するモヤモヤも軽減されますよ。
離婚できるまで別居する
離婚を旦那さんに拒まれてしまった。でも旦那さんから離れたくて仕方がない…そんな人は別居を提案してみるのもおすすめです。
別居することで夫婦としての生活が破たんするため、旦那さんが離婚を考える可能性も出てきます。また、別居中に頭が冷えて、再び元通りになるという夫婦も中にはいます。
別居を考えるなら、新しく住む予定の家と生活費、子どもがいる場合は子どもの通学などについても下準備が必要です。
離婚前の別居は生活費や子どものことについて、様々な話し合いが必要になるでしょう。話し合いをせずに別居を強行してしまうと、子どもの連れ去りや財産の独り占めといった不利な疑いをかけられるため要注意です。
別に許せなくても良い。「今後どうするか」に注目した選択を
浮気は決して許されない行いですが、一緒に生活をしていくパートナーとして結婚したのだから、そう簡単には離婚の決断もできませんよね。
浮気をされても夫婦を続けていかなければならない人もいるかと思いますが、浮気は別に許さなくても良いことです。「今後のことを考えるなら許さなきゃ…」なんて思う必要はありません。
結婚相手が過去にした浮気を許さないまま生活している夫婦だって、たくさんいます。結婚記念日ならぬ浮気記念日を作って、毎年パートナーの浮気を責めるという夫婦だっています。
大切なのは「許すかどうか」ではなく、「どうやって飲み込むか」です。浮気をされたという事実は変わらないので、それを今後どうやって飲み込んでいくかを考えていきましょう。
ずっと旦那さんに恨み言を言い続けるのでも良いし、誓約書を書かせて浮気防止に努めるのでも構いません。離婚してしまうのも一つの方法。無理に許そうとは考えず、未来のことを見据えて旦那さんの浮気と向き合っていってください。
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