落ち込んだり、疲れている夫を励ます方法。気持ちに寄り添う
何だか元気がなく、落ち込んでいる夫。妻としてどう振る舞えばいいのか、悩んでしまいますよね。
また、疲れている夫に、何と言っていいのか分からないという人もいるでしょう。夫に余計なことを言ったせいで、かえって疲れを増大させてしまった…なんて避けたいですよね。
夫にどうも元気がなく、何だか疲れているように見える。そんな時には、妻として励まして支えてあげたいですよね。
そこで今回は、落ち込んでいる夫や疲れている夫を励ます方法についてご紹介します。夫を励ます言葉や、癒やしにつながることなどをお伝えするので、「これなら夫の気持ちが晴れそう!」と思う方法があれば実践してみてくださいね。
目次
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心は言葉で癒やす。落ち込んでいる、疲れている夫を励ます言葉
落ち込んでいる夫や疲れている夫を見ると、妻として優しく言葉をかけたいと思うでしょう。夫の元気がない姿を見るのは辛いですよね。
体が疲れている時には、睡眠や入浴などで体をゆっくり休ませれば回復しやすくなります。精神的に疲れている時は、言葉の力で癒やしましょう。
ここでは、夫を励ます言葉や気持ちが晴れるような言葉をご紹介します。意識して使ってみてくださいね。
夫の話を聞きたい時は「何かあったの?」と優しく声をかける
家に帰った夫を見ると、どこか落ち込んでいて、疲れているように感じる。そのような時に、
- 何かあったよね?言って
- 話してくれたら聞くよ
などと夫に伝えてしまう人もいるかもしれません。
しかし、上記の言葉は夫に何かあったと決めつけ、上から目線に感じるような言い方にも聞こえます。夫の立場からすると、話したいことも話せなくなってしまいます。
夫を励ますために話を聞きたいのであれば、
- もし悩みがあったら聞かせてね
- 今日何かあったの?
と優しく声をかけましょう。もしその場では夫が「何もない」と答えても、後から「聞いてほしいことがある」と話してくれる場合もあります。
「大丈夫」は自分を信頼してくれていると感じる、温かい言葉
落ち込んでいる時に、「大丈夫だよ」と言われて元気が出た経験はありませんか?夫にも同じように
- きっと大丈夫
- あなたなら大丈夫よ
と笑顔で言葉をかけましょう。「大丈夫」は、優しさで包み込まれるような温かい言葉ですよね。
妻から笑顔で「大丈夫」と言われたら、自分を信頼してくれていると感じる男性が多いようです。「あなたなら」と夫を信頼していることを強調すれば、自分に自身を持ち、落ち込んでいた気分も晴れるでしょう。
落ち込むのは誰しもあること。「そういう時もある」と共感を示す
夫の話を聞き、具体的に何が原因で落ち込んだり、疲れたりしているのか分かる場合もあるはずです。
しかし、原因を探り、どうすれば問題が解決するのかアドバイスすることが、夫を励ますことにつながるとは限りません。
夫の話を聞いたら、自分の意見を言わず
- そういう時もあるよね
- 誰にでも落ち込む時があるよ
といった共感を示すことが大切です。落ち込んだり、疲れたりするのは特別なことではなく、誰にでもあることだと伝えましょう。
夫を支えたいという気持ちを直接伝える。妻を心強く感じられる
妻として、夫を支えたいという気持ちは誰しもあるでしょう。夫が落ち込んだり、疲れていたりする時に、そんな気持ちを直接伝えて励ますのもおすすめです。
- 私が支えるから
- 私がそばにいる
このように夫をサポートしたいことを言葉で伝えると、夫は妻を心強く感じられます。「自分には妻という味方がいる」と思え、元気が湧いてくるでしょう。
夫が喜ぶことや元気になることを提案し、明るく振る舞う
明るく振る舞って夫を励ます、という方法も挙げられます。
- 今日は〇〇の大好きなカレーを作ったよ
- 今度の休みは、2人でカラオケに行こう
など夫が喜ぶことをしたり、提案したりした上で、明るく話しかけましょう。
夫が落ち込んでいる時や疲れている時、どうすれば元気になるのか1番よく知っているのは妻のはず。「夫を元気にする」という気持ちを分かりやすく出して接するうちに、いつのまにか夫が元気になっているかもしれません。
「どうすれば元気になる?私が元気にする!」と聞いてみるのもおすすめです。実際に行動に移さなくても、話すうちに自然と元気を取り戻すこともありますよ。
夫が落ち込んでいる、疲れている理由が分かる時にかける言葉
夫が落ち込んでいる、疲れている理由はさまざまですよね。また、理由を話してくれる男性もいれば、何があったのか話さない人もいます。
もし何か理由が分かれば、夫を励ます言葉もより具体的になります。
そこでここでは夫が落ち込んだり、疲れている理由が分かった時にかける言葉についてご紹介します。
仕事の失敗で落ち込んでいる時は「ミスは誰にでもある」と伝えて
仕事で何か失敗すると、帰宅しても気持ちが仕事に引っ張られる時もあるでしょう。仕事でミスして落ち込んだり、心まで疲れたりするようなことは日常的に起こりやすいと言えます。
夫が仕事で失敗した時に、妻としてどうすればよいのか困ってしまいますよね。仕事の詳細には口をはさまず、
- ミスは誰にでもあるよ
- 同じ失敗を繰り返さなければ大丈夫
などのような言葉をかけましょう。ポイントは冷静なトーンで言うのではなく、明るく言うことです。
当たり前ではありますが、夫もわざと失敗したのではなく、頑張った上でミスしてしまったはずです。失敗は誰にでもあると言われた夫は納得し、中にはすぐ立ち直る人もいるでしょう。
妻の言葉で視野が広がり「こういう時もある」と思えたら、前向きに仕事を取り組めるでしょう。
失敗やミスをプラスに転換し、成功につなげるような言葉
ミスや失敗で落ち込んだり、疲れていたりしている夫には、違う視点で言葉をかけて励ますのもおすすめです。
- 失敗から勉強できたと思えばいいよ
- ミスから学べることも多いよね
など、失敗したことをプラスに転換するような言葉をかけてみましょう。
落ち込んで気分が沈んでいる時には、なかなか未来を明るく考えることはできないでしょう。妻の言葉で失敗を違う角度から見ることができれば、思わぬ解決方法が見つかるかもしれません。
「頑張って」は負担に!「頑張ったね」と頑張りを認めてあげて
夫を励ますために、「頑張って」と言う人は少なくありませんよね。しかし落ち込んでいる時や疲れている時に「頑張って」と聞くと、負担に感じてしまいます。
「頑張って」ではなく
- 頑張ってるよね
- 頑張ったね
- 次は挽回できるよ
など夫の頑張りを認め、次は大丈夫だと自信を持てるような言葉を選びましょう。
また、もし共働きであれば、仕事への理解や共感はしやすいはずです。
- 一緒に頑張ろうね
- 私も頑張るね
上記はただ夫に「頑張って」と委ねるのではなく、夫婦で共に「頑張ろう」と思える、優しさを感じられる言葉ですよね。落ち込んでいる時も、クタクタに疲れた時も、夫婦で支え合いましょう。
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料理に模様替え。夫を励ますため、妻だからこそできること
夫が落ち込んでいる時、疲れている時に励ますのは言葉だけではなく、もちろん行動や振る舞いもあります。
妻として夫を支え、家庭を支えるのはとても大切なこと。具体的にどうすれば夫を励ますことができるのか、行動や振る舞いについてお伝えしましょう。
妻の笑顔は気持ちが和らぐ。笑顔でいることを意識しよう
前述の通り、夫を励ます言葉をご紹介しました。励ます時にはなるべく笑顔で夫に接し、言葉をかけましょう。
落ち込んだり、疲れたりしていると、表情はどうしても暗くなってしまいます。妻の笑顔を見ると気持ちが和らぎ、心が温かくなるはずですよ。妻の笑顔につられて、夫も笑顔になるかもしれません。
前述したような「大丈夫」「頑張ったね」といった言葉をかける他にも、
- いってらっしゃい
- おかえりなさい
- 今日もお疲れ様
と言う時にも笑顔を見せましょう。
妻の表情が暗いと、夫は「何かしたかな?」と考え込み、さらに疲れる可能性もあります。笑顔があふれる家庭の方が気分も明るくなりやすいので、意識して笑顔でいてくださいね。
夫が心地よく、リラックスして過ごせる部屋にする
夫が帰宅して、どこか落ち込んでいる。でも理由が分からないという時もありますよね。疲れて帰ってきた時も同じように、なぜ疲れているのか詳しくは分からないということもあるでしょう。
夫の元気がない理由を探るのではなく、夫が過ごしやすい部屋を作るのも1つの方法です。
- 夫が帰宅する前に、リビングを片付ける
- 疲れを癒やす、緑を基調にした部屋に模様替えする
これらは一例ですが、夫が心地よく過ごせる、快適な部屋にしてみましょう。
自分が家でリラックスするために妻が工夫してくれていると気付けば、「家族のために頑張ろう」という気持ちが湧くはずです。
美味しい料理を振る舞う。心も体も満たされる!
気分が落ち込んでいる時、美味しい料理を口にすると幸せな気持ちになりますよね。落ち込んだり疲れたりしている夫にも、美味しい料理を振る舞いましょう。
帰宅して自分の大好物や、バランスを考えた食事などが用意されていたら、とても嬉しいですよね。美味しい料理で夫を励ますのは、妻ならではの方法です。
励ますような言葉をかけず、ただ単に料理を振る舞うだけでも、十分励ましになっています。「話すのが苦手」という人は料理で夫を元気づけましょう。心も体も満たされ、自然と元気を取り戻せるかもしれませんよ。
ハグやマッサージなど、スキンシップを取る。ストレス緩和にも◎
夫に元気がなく、落ち込んでいる様子を見ると、どこか近寄りがたい雰囲気がありますよね。しかし、そんな時こそスキンシップが重要です。
スキンシップを取ると、オキシトシンというホルモンが分泌されます。「幸せホルモン」「愛情ホルモン」とも呼ばれ、
- ストレスを緩和する
- 幸福感を高める
などの効果があるとされています。
肌に触れていれば良いので、手をつないだり、ハグしたりといったスキンシップでもOK。
疲れている夫にはマッサージもおすすめです。手や足、背中などコリが気になっている所をマッサージしましょう。肌に触れるので、オキシトシンも分泌されて一石二鳥ですよ。
スキンシップは妻にしかできない励まし方とも言えます。落ち込んでいた気分がほぐれて、ストレスも和らぐでしょう。
一緒に気分転換を図る。夫からリクエストがあれば応じて
夫を励ますために、一緒に気分転換を図るのもおすすめです。
- 運動
- カラオケ
- 旅行
など夫が喜んだり、楽しいと思えたりすることがあれば、夫婦や家族みんなで行なってみてください。もし夫から何かリクエストがあれば、優しく応じましょう。
職場などとは違い、家族ならあまり気を遣わなくて済みますし、気分がリフレッシュするはずです。出かけている時、妻ならではの気遣いに癒やされる男性もいるでしょう。
夫への振る舞い方の注意点。何もしないことが良い場合も
夫が落ち込んでいたり、疲れていたりする時、特別なことをしない方が良い場合もあります。
妻があからさまにいつもと違う振る舞いをすれば、夫の目にはわざとらしいと映ることがあるためです。
しかし、妻としては夫のために何かしたい、励ましたいと思いますよね。特別なことをしないと言っても、ポイントや注意点があります。詳しく見てみましょう。
優しく接する。攻撃的な言葉や、荒々しい態度はNG!
夫が落ち込んでいる時や疲れている時、優しく接していますか?精神的に弱っている時に、
- 攻撃的な言葉を言われる
- 荒々しい態度を取られる
このようなことがあれば、さらに気分は落ち込んでしまいますよね。
妻として何か特別なことをしなくても、優しく接する意識は持ちましょう。夫を思いやり、余計なストレスは加えないように気を付けてくださいね
悩みを解決するアドバイスは不要。話を聞くことに専念して
夫が落ち込み、自分から悩みを話してくれることもあるはずです。妻として、何か気が利いたことを言いたいと思うかもしれません。
しかし、何も言わず、話を聞くことが大切です。
- こうした方がいいよ
- それは違うと思う
などの発言は避け、悩みを解決するアドバイスも言う必要はありません。アドバイスは「自分に能力がないと思われている」と感じ、逆効果になる可能性があります。
夫を励ますためには、話を聞くことに専念しましょう。また、話しやすい雰囲気を作るように心がけてください。夫の話を遮らず、アドバイスは言わず、言葉にきちんと耳を傾けましょう。
妻に対して
- 悩みを打ち明けられる
- 安心して弱音を吐ける
と思ってもらえたら、自然といろんなことを話してくれますよ。自分の胸の内を話すうちに、心が軽くなります。
何も言わず、ただ夫のそばにいるだけでも励ましに
男性の中には、落ち込むことがあっても仕事で失敗しても、何も言わない人が多くいます。妻に何も言わず、落ち込んでいても理由を聞かれたくないという人もいるようです。
妻として夫に寄り添い、ただそばにいるだけでも励まされます。
落ち込んでいた時に何も言わず、ただ寄り添ってくれたことで癒やされたという経験がある人もいるでしょう。何も言わず、そばにいることも励ましになるのです。
1人で過ごしたい男性もいる。夫の1人の時間は邪魔しない
夫のためにできることがあればしたい、と思うのは妻として当たり前とも言えます。
しかし、落ち込んでいたり、疲れていたりする時は1人の時間を作ることも重要です。
- 1人で仕事についてじっくり考えたい
- 誰とも話さず、1人で過ごしたい
このように考える男性もいるので、帰宅した夫から「部屋で1人になりたい」と言われたら、そっとしてあげましょう。
仕事で落ち込んだ時や元気がない時に、「妻に励ましてほしい」と考えている男性ばかりではありません。何もせず、夫が1人で過ごす時間を邪魔しないことも、妻として大事なことと言えるでしょう。
夫を励ます方法を知り、妻としてしっかりサポートしよう
落ち込んだり疲れたりしている夫を見ると、妻として何をすれば励ますことができるのか考えますよね。
すぐにできるのは、励ます言葉をかけることです。「今日何かあったの?」「そういう時もあるよね」と夫に寄り添い、気持ちに共感する言葉を伝えましょう。
料理や部屋の模様替え、マッサージなど、妻だからできることも試してみてくださいね。特に、ハグや手をつなぐといったスキンシップは、夫婦でないとできないことです。
夫にピッタリの励ます方法を知っておけば、元気がない時にすぐサポートでき、夫婦の信頼感も増すはずです。ぜひ今回ご紹介した言葉や振る舞い方を参考にしてみてくださいね。
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