ネットで出会う時の注意点!恋愛に発展してもいい人か見極める方法
SNSで知り合った人と、実際に会ってみる…という経験はありますか?「危ないからやめておいたほうがいい」という人や、「リアルとネットは分けて考えたい」という人は確かにいます。
しかし、ここまでインターネットという概念が浸透して、「対面しないコミニュケーション」というのが一般化してきました。
個人と個人でなくても、集団で顔を合わせる、などと言った方法で、「ネットで知り合ってリアルに会ってみる」ということは、もはや常識かもしれません。
そこで今回は、SNSで知り合った人とオフ会を開き、そこから恋愛に発展することはアリか?ナシか?また、それはうまくいくのか?について検証してみましょう。
目次
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1、SNSを利用するということ…ネットとリアルの違いについて
SNSというのは大変便利で、まるで仮想空間の中に、自分の部屋をひとつ持っているような感じです。
その部屋は、物理的な距離も時間も関係なく、様々な人が行き来することができて、現実よりずっとスムーズだし、自由な空間となっています。
たとえ仕事でうまくいかなくても、人間関係で悩んでも、SNSの部屋にさえ行けば、ちょっとだけ救われるような感覚を持つ人もいるでしょう。
パソコンでもスマホでもネットができる今、誰でも自由に参加できて、いらなくなったらすぐ消せる、この仮想空間の部屋は、新しい「居場所」であって、新しい「ツール」ともなっています。
けれど、忘れてはいけないことは、「ネットがあるからリアルは必要ないのか?」ということ。そんなことはありません。
我々は、現実という基盤があるからこそSNSを使うことができますし、ネットとリアルは大きく違います。まず、ネットとリアルの違いについて考えてみましょう。
ネット上のコミニュケーションは成立していないかもしれない?
現実では言えないことも、SNSでは本音が書ける…と思ったことはありませんか?
現実に、仕事に行ったり、学校に行ったり、誰かと会話するということは、双方向のコミニュケーションです。
コミニュケーションとは、情報のキャッチボールですから、投げて受け止める、の繰り返しです。それは、すごく体当たりなことですし、自分の思ったようにはなりません。
ボールを投げても、相手がうまく受け取ってくれなかったり、また、相手のボールをうまく受け取れなかったり。そして、ボールをキャッチするということは、体でその振動を受けることになります。
では、ネットはどうかというと、双方向コミニュケーションというよりも、ほとんどが一方通行です。自分の考えていることを誰にも邪魔されずに発信することができます。
相手がなんと言おうとも構わない。自分の言いたいことを好きなように発信できて、それに賛同する人や、批判する人が、向こう側に存在するだけです。
現実はリアルタイムで返答がきますが、ネットはタイムラグが発生します。それゆえ、受け止めたときの衝撃も少なく、痛みを感じないこともしばしばです。
このように、「インターネットは新しいコミニュケーションツール」と言いつつも、実際にはコミニュケーションが成立していない場合も多く、リアルとネットを混同している人もいます。
ネットがあれば何もいらない?SNSは万能な道具ではない
現実というのはとても鬱陶しいもので、その鬱陶しいことを楽しむ、という醍醐味があります。恋愛もそのひとつです。
「ネット世界が楽しすぎて、もう現実はいらない」などという言葉をしばしば耳にします。確かにネットは楽しいものですが、ネット世界は、膨大な現実世界の一部分に過ぎません。
いくら手を突っ込んでも手応えがないネット世界は、無限大なイメージがありますが、その実、充足感はリアルでしか得ることができません。
言ってみれば、孫悟空のように、ずっとどこまで飛んでもお釈迦様の手のひらから抜け出ることができないような、広いようで狭い世界がネット、と言えるかもしれません。
ネットで通販することはできても、ネットをやってお腹が膨れるわけではありませんし、ネット上でいくら仮想の恋人を作っても虚しいだけです。
SNSが現実ではない、ということではありません。ただし、現実という基礎があって、移動に車を使ったり、魚釣りには釣竿を使うように、SNSもネットも道具のひとつであって、万能な道具ではない、ということを知っておかなければなりません。
2、ツイッター婚・FB婚…どうしてたくさん広まらないのか
それでは次に、「SNSで知り合うということ」について考えてみましょう。SNSで知り合って、友達になった人がいる、という方は多いと思います。
なかなか会いに行けないけど、ずっと遠くに離れている場所に、お互いの存在を知っている人がいる、というのは不思議で面白いことです。
顔も見たことがない、声も聞いたことがない相手と、趣味の話などが盛り上がって意気投合する…こうして広まって大きな輪になることもあるでしょう。
しかし、ここまで超ポピュラー化したSNS、ツイッター・フェイスブック・ラインなどで、毎日人が入れ代わり立ち代わり情報を発信しているのに、なぜ「私たち結婚しました!」をあまり見かけないのか。
ほんとどの人が何かしらSNSをやっているはずなのに。たくさんの人と交流しているはずなのに、なぜ結婚に至らないのか?
SNSが本当に出会いの場であるなら、毎日のようにSNSで結婚報告をみかけていたっておかしくないはずです。
SNSは出会いの場ではない?お互いの存在を知っただけの人たち
厳密に言うと、SNSでは「出会った」とは言えません。いくらSNS上で何通もメッセージのやりとりをしても、不確かなことがひとつあります。「相手の人が本当に存在する人なのか?」ということです。
以前、出会い系サイトのサクラが社会問題となったことがありましたが、男性は相手を女性と思い込んでメッセージのやりとりをしていました。
ところが、相手は女性ではなく男性で、しかもメッセージは定型文を使用する場合もあり、ほぼ自動返信。これではまるで、感情のないロボットに恋したようなもの。
出会う、というのがお互いの存在を確かに感じることであるのなら、SNSで出会う、というのは「開ける前の箱を手にした状態」です。
開けてみないと中身はわかりませんし、本当に中身があるか、自分の目で見るまではわかりません。もし、Aさんという人とSNSで知り合っても、その人が自動返信のロボットだったら?
もしくは、全く別の人たち数人が、入れ代わり立ち代わり対応していたとしたら?普通に考えれば、1つのアカウントにひとり、ですが、それすらも曖昧です。
SNSは出会いの場ではなく、「出会うきっかけとなる場」であって、SNS上で知り合った人たちも、現段階は未確定の「お互いの存在を知っただけの人たち」であると言えるでしょう。
懐疑的?ネットでは恋愛できないと悟った世代の男女のこと
さきほどの、出会い系サクラのような社会問題から、ネットとリアルを明確に区別する人が増えたことに起因して、「ネットの感覚を現実には持ち込まない!」と厳しく制限する人も増えました。
確かに、仕事をする上でオンオフをするように、また、公私を明確に区別するように、なんでもハッキリとドライに切り替えて付き合っていくことは、必要です。
リアルな友人には、SNSのアカウントを隠したり、逆にSNS上の付き合いの人にはリアルな情報を隠してみたり。
割り切って考えることは大事なことですが、いくら割り切ると言っても、せいぜい大きな部屋をカーテンで仕切るようなもの。
SNSをやっていることも隠すということは、どこかでSNSをやっている自分を否定することになりますし、SNS上でリアル情報を隠すということは現実に存在する自分の実像を曖昧にする、ということにもなります。
どちらもぼんやりしたまま、平行線で利用する状態は、本音と建前を常に使い分けているということでもあり、自分に素直になったり、本当に解放できる場所がない、とも言えるでしょう。
このような、二面性を使い分けているうちは、SNS上でも現実でも、なかなか恋愛のきっかけを掴むことができず、懐疑的すぎるがゆえに自分の首を絞める、ということになっているかもしれません。
ツイッター婚も、FB婚もイマイチ流行らないのは、やはりどこかネットの利用に対して恐れを抱いている、現代特有の「ネット懐疑文化」から来るものなのかもしれません。
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3、SNSを「恋愛のきっかけ」にする…現実に反映させること
「ネットで知り合って結婚した人もいっぱいいるよ!」と思われるでしょう。確かにそうです。SNSは、出会いのきっかけを作る上では、とても利用しやすいツールです。
現実には、たくさんツールがあって、言ってみればなんだって「恋愛のきっかけ」になります。スキーに行ってゲレンデがとけるほど恋する人もいますし、新幹線に乗ってたまたま隣に座った人と恋することもあります。
スーパーで買い物をしていたって、毎日犬の散歩をしていたって、なんでも「恋愛のきっかけ」になるのですが、SNSもそんな数あるツールのうちの、ひとつです。
ところが、現実で恋愛できない人が、ネットの中に恋愛を求めるとどうでしょう。SNSはなにか特別なツールではありません。
現実に恋愛できない人がネットに出会いを求めても、当然「きっかけ」として利用することができなければ、うまくいくはずがありません。
SNSで始まった恋のゆくえ…本当はまだ始まっていなかった!?
SNS上でメッセージのやり取りをして「この人いい人だな」と思ったとします。それはそれでいいのです。
しかし、一方的に好きになる分には構いませんが、それでは、テレビに出ているアイドルに一方的に熱を上げているファンと同じです。
SNS上で、いくらお互いに「気が合うね!いつか逢いたいね!」と言い合っていても、実際に面と向かって会ってみなければ、やはり恋ははじまりません。
この「SNSというツールを恋愛に利用する」ということは、ネットとリアルを完全に分けて考えたり、ネットだけですべて済ませようとすることではなく、ネットで得たきっかけを、どう現実に反映させていくか、が大きなポイントとなります。
生きていると無数にある、たくさんのきっかけの中から、どれかを選んで掴み取ってスタートラインに立たせることができる人が、現実に恋愛をスタートできる人です。
きっかけだけを掴んで舞い上がっていても、それを現実に持ってこれなければ、そのうち賞味期限が切れて腐ってしまいます。
SNSで知り合って、最終的に結婚することは「アリ」なのですが、SNSで出会った「つもり」でいると、うまくいかない…これが、ネットからはじまる恋愛における、大きな勘違いです。
4、「オフ会」を利用する…共通の趣味があれば仲間が集う
SNSで仲良くなった人たちと、実際に会ってみよう!ということで、開く集会(オフラインミーティング)が通称「オフ会」です。
インターネット上で様々なコミュニティがあり、有志で企画・立案されたイベントで、ネットに限定せずもっと交流を深めようという意味合いがあります。
趣旨は様々で、趣味の意見交換会であったり、ただの飲み会であったり、実際SNSでは交流したことがない人とも知り合う機会を得ることが出来る場でもあります。
ネットを現実に引っ張ってくる、という意味では、このようなオフ会に参加することが手っ取り早く、普通の合コンと違って、名前も顔も知らない人に会いにいくのではないのでハードルが下がるという利点もあります。
メンバーに期待しないこと!オフ会は恋愛探しの場所ではない
オフ会で恋が生まれることもありますが、合コンのように期待して参加すると痛い目を見ます。というのも、すでにSNSで知り合った人たちとの顔合わせ。
頭の中には、「あの人はあんな感じ、この人はこんな感じ」というイメージが出来上がっていると思いますが、その膨れ上がった期待を抱いて参加することで、現実を目の当たりにします。
「いかにSNS上で得た情報が、断片であったか」と、頭でわかってはいても、驚愕の連続です。写真でだけ知っているあの人も、実物とは大違いなのです。
そのため、過度の期待を抱いて参加することによって自滅し、その後参加しない、という人もかなりいます。
オフ会は、恋愛探しの場ではありません。また、SNSで抱いた感情をぶつける場所でもありません。参加することがスタートラインです。
オフ会はネットとリアルを繋げる橋…一度はガッカリしよう
上記のように、「かっこいいと思っていた人が、実際会ってみたら全然かっこよくなかった」なんてことはよくあることで、一度はこのガッカリを味わっておかなければならない、とも言えます。
というのも、その「かっこいいと思っていたけどそうでもなかった」というのが、ネットとリアルの間に確実に存在する差だからです。
SNSでは、かっこつけることもできますし、嘘をつくこともできます。けれど、実際に目の前にいると、その嘘を見抜くことができます。
SNSは一方通行な発信であるがゆえに、虚像を作り上げることも可能で、その虚像に恋をしても、実際には存在しないことに気が付くという過程は大事です。
これは男女どちらにも言えることですが、「きれいな女性になってモテたい」「かっこいい男になってモテたい」という男女が、それぞれ作り上げた虚像に、お互い恋をしたって、いつまでも恋愛ははじまりません。
一度くらいは、この作り上げた虚像を壊す…という作業から、再度相手のイメージを構築する、という一連の流れを経験しておいた方がいいでしょう。
5、SNSで仲の良い人とはリアルでは「ウマが合わない」?
以前、占星術を研究されている方から「SNS上で仲の良い人とは、実際に会ってみると相性がイマイチだということがある」と言っていたことがありました。
占星術で相性を見るとき、星の位置から、お互いに抱く印象や自分のリズムに相手が合うのか、という点で判断するのですが、SNS上はこれが通用しません。
たとえ、占星術上ではあまり相性が良くなかったとしても、SNSでは仲良くできます。しかし、実際会ってみると、どうもウマが合わないなあ、ということはあるのです。
これは、SNSが限られた情報のやりとりの場である、ということが関係しています。リアルで交流するときは、相手の姿を見て、声を聞き、その人の持つリズムに触れることになります。
しかし、SNSではそれらを一切隠して交流することが可能です。これが良い面に働く場合と、悪い面に働く場合があります。
オフ会で狙ってた人じゃない人とくっついちゃうパターンがある
SNSで「この人いいかも」と思っていた人と、オフ会で実際会ってみると「なんか違う」。でも、一緒に参加していた、別の「なんとも思ったことのない人」と仲良くなって、カップルになる。
このパターンはよくあります。占星術で言うところの、恋人相性とか、夫婦相性、仕事相性などがあるように、SNSでの相性はまた別のものです。
SNS上では気があって、仲良くなって、きっと会って話をしたらもっと仲良くなれるだろう!と期待して参加するのはいいのですが、案外その期待は外れる可能性が高いものです。
このように、ネットで知り合った人とはネット上で仲良くできますが、リアルでも相性がいいとは限りません。
むしろオフ会に参加する人は、ターゲットを絞らずに、「リアルで仲良くできる人を探そう!」という気持ちで参加した方がバズレは少ないかもしれません。
また、「オフ会で新しい恋を探したい!」という場合は、一旦SNSは切り離して、単純な合コンのような気持ちで挑む方がうまくいく場合があります。
それでもやっぱり気になるあの人とリアルでも仲良くなりたい!
SNSで仲良くなったあの人と、どうしてもリアルでお付き合いしたい!という場合もあるでしょう。もちろん、それを諦めなければならない、ということはありません。
ただし、やはりそこでも過度の期待はしない方がいいでしょう。SNSではよく知っている間柄とは言え、リアルでは「はじめまして」も同然です。
相手に与える印象、相手から受ける印象は、まっさらな状態から新規のスタート、という気持ちの方がうまくいきます。
占星術の相性が云々、ということではないのですが、リアルに対面するということは、相手の発する匂いや、雰囲気なども総合して、ひとつの印象になります。
期待して会いに行ったけど、実際会ってみたらそうでもなかった、のなら無理に推し進めなくてもいいのだと思います。
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6、いつでも繋がっている安心感…ネットがあれば恋愛不要?
SNSで毎日メッセージのやりとりをしている場合、「別にわざわざ付き合って、喧嘩したりいがみあったりするリスクを背負うことはないんじゃない?」と思っている人もいます。
SNSで仲が良いなら、もうそれ以上の関係になることを望まず、今の状態をキープして楽しんでいればいい、という考え方です。
これは確かに一理あって、恋愛をする、恋人関係になる、ということは、同時に「別れる可能性」や、「嫌いになるリスク」が発生します。
相手とちょうどよい距離があるのなら、その距離を保ったままの方がお互いに楽ですし、傷つけあうこともありません。
恋愛が面倒?気が向いたときだけSNSで繋がる都合のいい関係
SNSは便利です。好きな時にログインして、忙しかったら放置、いらなくなったら消せばいい。現実の生活が忙しく、恋愛どころでない人は、そんな便利なSNSで仮の満腹感を得ようとします。
実際、満腹にはならないかもしれませんが、食事をしないでお菓子をつまむようなもので、栄養価は低くてもとりあえず空腹感を紛らわせることができます。
恋愛はとても面倒なものです。その思い通りにならないことを楽しむものなのですが、SNSをコミニュケーションだと定義してしてしまうと、「じゃあこれだけあればいいじゃない?」と安易に考えてしまう人もいます。
家から一歩も出ず、ずっとSNSで気の知れた仲間とだけ好きな話をして盛り上がっていられたら、そりゃ楽に決まっています。
けれど、これは食事をしないでお菓子ばかり食べているようなもの。「ネットが便利だからネットだけあればいいや」ではいつか必ずバランスが崩れます。
やはり、ネットは現実世界を楽しむためにある補足ツールであって、それだけがメインになってはいけないのです。
もし、画面上のやりとりだけで「付き合っている」カップルが出現しても(現実にいるかもしれませんが)、それは恋愛ではなく都合のいい関係、と言えるでしょう。
頻繁にやりとりできる…SNSでいつでも連絡できる安心感
メールも電話も、モバイルになってしまい、今はいつでもどこでも連絡がとれます。もし、男女がお互いを好きだったとしても、SNSのおかげで付き合うまでに至らない、ということは大いにあります。
好きだけど、いつもSNSでやりとりしてるし。好きだけど、今更これ以上仲良くなる必要もないし。好きだけど、深く詮索されたくないし。好きだけど、付き合わなくてもいつでもSNSにいると思えばそれで安心するし。
このような、安心感は、恋愛に必要な「会えなくなるかもしれない!」という不安感を削いでしまいます。ドキドキが発生しないのです。
「会いたいな」と思っても、「まあ、SNSに投稿してるってことは、元気にしてるってことだよね」と、納得してしまいます。
どこか、「好きだから付き合いたい!」という、付き合う理由がなくなり、「好きだけど、別に付き合わなくてもいいか」というお互い干渉しない関係に逃げることができる…ということから、SNSと恋愛の相性は微妙なところがあります。
7、オフ会は1回じゃダメ!定期的に開催しなければならない
では、いざオフ会に参加したとして、1回だけ参加して終了…では、どうでしょうか。すでにSNSで繋がりを持っている人たちの集団ですから、今更連絡先を交換する必要もありません。
オフ会から恋愛に発展させるためには、何度か同じメンバーで集合しなければ意味がありません。恋愛とは、一目惚れではじまることよりも、何度か話をするうちに徐々に気になる存在になる、ということの方が多いからです。
しかも、いくら何度もSNSで交流しているからと言って印象がよくなるわけではなく、こればかりはやはり、リアルに何度も顔を合わせる仲にならなければいけないのです。
SNSでよく見知った人でも「はじめまして」人間関係はここから
よくよく考えてみると、婚活サイトなどでも、いざ利用しようと思うと、お手軽なイメージの「ネット婚活」なんてキャッチフレーズであっても、やっぱり実際に会ってみないとどんな人かわからないものです。
しかも、お見合いなんかも、1回だけで「じゃあ、はい、結婚決定」となるわけでもなく、最初はお友達から、って感じです。
オフ会に関しても、1回しか参加していないのであれば、まだ友達にもなっていない段階でリタイアするようなものです。
SNSで人間関係が築けたような気持ちになっているだけで、実際はオフ会はオフ会としてのリアルな人間関係が構築されています。
その輪の中に参加しなければならないのです。「私たち、もうSNSで仲良しだし、リアルで会っても仲良しだよね」っていうことはなく、リアルで会ったらやっぱり「はじめまして」です。
「えー、SNSで散々やりとりしてたのに、なんで?」と思うかもしれませんが、やはりここも、SNSはあくまできっかけで、ここからがやっとスタートです。
何度も会って気になる人へ…SNSも恋愛にうまく活用して
けれど、SNSの存在が邪魔になる、ということはありません。オフ会に参加できるのであれば、SNSを活用する以外ありません。
気になる彼へのアプローチや、印象を良くするためのアフターフォロー、次のオフ会の参加についてなど、SNSを使えば簡単に彼に連絡をすることができます。
しかも彼は、「リアルでもあったことのある子」として認識してくれますので、あとはそこから徐々に、知り合いから友人へ、友人から恋人へと昇格を狙うのみです。
重要なのは、SNSだけで彼をなんとかしようとしないこと。SNSのメッセージで早合点して告白してしまったり、まだ数回しか会ってないのに自分からデートに誘うなど。
これらはタイミングがありますし、焦ってもいいことはありません。簡単だからこそ踏み外してしまう、ということに危険性があります。
SNSというツールは、あくまで恋愛を進める上での補助ツールです。本来なら、直接会って言葉で伝えなければいけない、ということを念頭に置いて、SNSに頼りすぎない片思いをしましょう。
8、SNS恋愛は難しい…ネットでは心と体が連動していない
SNSで知り合う、ということも、友達の紹介で知り合うことも、道でばったり出会うことも、きっかけとしてはそんなに違いはありません。
ただし、「SNSで恋愛しよう」ということと、「SNSを恋愛に利用しよう」というのでは大きく違いますし、恋愛は頭だけでするものではなく、体も連動しなければならないものなので、認識の違いでSNSは敵にも味方にもなります。
ネットで使うのは主に頭です。せいぜい使っても、手を動かすことくらいです。しかし、恋愛はどうでしょう。心と体で相手にぶつかって反応を見る、という全身を使った深いコミニュケーションです。
頭だけで好きになった相手に対して、体が反応するとは限りません。それは相手も同じです。やはり恋愛は感覚が大事なのではないでしょうか。
「SNSで作った人脈をどうリアルに生かしていくか」が課題
恋愛にしても仕事にしても、受け取ったチャンスを生かしてこそ結果を手に入れることができます。私たちは日々、たくさんのチャンスを手に入れていますが、それをチャンスと知らず、ゴミ箱に捨てているかもしれません。
SNSをただの楽しみのツールとして使用する人もいますが、SNSでビジネスをしている人もいます。使い方が自由な分、どうやって使うかは我々に託されているのです。
SNS恋愛の成功の秘訣は現実で恋愛できるようになること
このSNSというツールを現実の世界にどううまく利用していくか、と考えることが、いわゆる「ネットでの恋活」に繋がります。
SNSで知り合った素敵な人とオフ会で出会って、恋人になって結婚、ということも可能なのです。それを現実にすることができるのは、ネットの達人ではなく、恋愛の達人です。
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