夫婦仲良しでいる秘訣は「触れあう」手段を失くさないこと!
産後離婚に熟年離婚。タイミングはさまざまですが、「離婚」という選択をする夫婦は少なくありません。好きで一緒になったはずなのに、どうして心は離れてしまうのでしょう。
結婚当初の「好き」という気持ちを、ずっと抱き続けるにはどうすればよいのでしょうか。多少形は変わっても、相手のことを思いあって、夫婦仲良くいつまでも一緒に過ごすためには、どうすればよいのでしょうか。
仲が良い夫婦は当たり前にできていて、不仲な夫婦には欠けているのは「触れあい」です。その大切さについてみていきましょう。
目次
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体の触れあい・心の触れあい。夫婦の心をつなぐ「触れあい」とは
仲が良い夫婦は「触れあい」上手。触れあいといっても、スキンシップがすべてではありません。
スキンシップが苦手なら会話でもよいのです。相手の心に触れる会話。相手の体に触れるスキンシップ。なんでもよいのです。相手になんらかの形で触れることができれば、それでよいのです。
あ・うんの呼吸のようにアイコンタクトだけでも、心が通じあうのであれば会話もスキンシップもいらないのです。ただ、それは相当長い年月、ちゃんと向きあった夫婦だからこその手段ですので、まずは、スキンシップか会話をしっかりと!
多忙な生活の中で、気を抜けば簡単にスキンシップも会話もなくなることがあります。触れあう手段をなくしてしまえば、心はどんどん離れていきます。
- 子供を介さなくては会話ができない
- ふたりでいると息がつまる
- ひとりになるとホッとする
そんな冷めた関係になりかねません。
縁があって一緒になったからには、共白髪まで仲良く暮らしたいもの。
ずっと触れあい続けていくために気をつけるべきこととは?
一度しっかりと、夫婦の触れあいについて考えてみましょう。
スキンシップが命綱!そんな夫婦が気をつけるべきこととは?
スキンシップが何より大事!という寄り添い夫婦や、夫婦間の会話が少なく、スキンシップが通じあう唯一の手段である夫婦など、とにかくスキンシップなくしては夫婦円満は成り立たない!という人たち。
そんな人たちは、この先もずっとスキンシップを欠かさない努力をしなければなりません。「うちは大丈夫!」と今思っている夫婦も、長い結婚生活の間で注意しなければならない場面に出くわすことがあるかもしれません。
そこで、注意したいポイントを3つ挙げてみました。
イビキがうるさくても、寝相が悪くても、寝室をわけない!
寝室を別にしないのは最低限のこととして、ひとつのベッドで寝るのが理想です。どちらかのイビキや寝相に問題があって、それが睡眠の妨げになるとしても、「離れる」以外の対策方法はないのか、ぜひ、考えてほしいです。
子供ができても触れあい方を変えない!
子供ができるとつい子供中心の生活になりがち。お出かけをしても子供と手をつなぐようになり、夫婦同士で手をつなぐことがなくなる場合もあります。
でも、そこで流れに身を任せてはいけません!手があいた瞬間、すかさず夫婦で手をつなぐ!時には子供を間に挟まずに、順番を入れ替えて夫婦が手をつなげるように配置する!など、夫婦がつながることを絶やさないようにしてください。
子供が生まれるまではどこに行っても手をつないでいたのに、子供ができてからは手をつながなくなり、子供が成長して手をつなぐ必要がなくなってからも、手をつなぐことができなくなった夫婦もたくさんいます。
一度やめてしまうと、照れくさくなったり、触れあわないことが普通になったりして、なかなか元の状態には戻れないものなのです。
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スキンシップよりも語りあうことが大事!そんな夫婦は危険度小?
スキンシップよりも、会話を楽しむ夫婦もわりとたくさんいます。友達夫婦にも多いようです。
フェロモンで引き寄せられる動物的惹かれ方ではなく、
- 気が合う
- 話が合う
- 一緒にいて落ち着く(楽)
などの理由から好きになった人たちは、もともと相性がよいタイプなので、スキンシップ派の夫婦よりも危険度は低くなると思われます。
それでも長い人生、何が起こるかわからず、互いの性格もどこでどう変化するかもわかりません。努力することは忘れずにいた方がよいでしょう。
どんなに忙しくてもないがしろにしない努力を
仕事、家事、育児。結婚すれば、互いに忙しい日々が続きます。ときに、相手に構っていられないくらい、別のことで頭がいっぱいになることもあるでしょう。
相手の話す内容、そして相手自身に興味を持たなければ、会話は続きません。興味の対象が夫婦外へと逸れてしまうのが一時的なことならよいのですが、相手に無関心である状態が長く続く場合は注意が必要です。
心も一度離れれば、距離感はなかなか元には戻りません。気づかないうちにじわじわと距離が開いていた!ということがないように、いつも相手のことを気にかける努力が必要です。
二人でゆっくり話す時間をもつ
時間のすれ違いがあったり、忙しすぎて向きあう時間がない、という場合にも、
- 朝食だけは一緒にとる
- 休みの日にまとまった時間を二人で過ごす
など、二人の時間をもつように意識することも大切です。
幸せホルモン「オキシトシン」はハグだけでなく、相手の幸せを思うことでも分泌されるため、仲睦まじい夫婦はスキンシップがなくても互いを思いやることで十分にオキシトシンに満ちているかと思いますが、忙しくて相手のことを思いやる余裕がないときは別!
自分のことで精いっぱいになったときには、触れあうことによるオキシトシンの幸せパワーに助けてもらい、ふたりの絆を途切れさせないようにしましょう。
まだ間にあう!すでに触れあい不足に陥っている夫婦も今から努力を!
スキンシップも会話も、一度なくなってしまうと復活するのは難しいもの。すでに触れあい不足に陥っている夫婦は手をつなぐことも、楽しくおしゃべりすることも、簡単ではありません。
でも、夫婦どちらかに関係をよくしていきたいという気持ちがあるなら、まだ間に合います。時間がかかっても、少しずつでも、夫婦の距離を縮めていけるように頑張りましょう。
触れあいたいと思える魅力づくりを!
触れあいをなくした夫婦からよく聞こえてくるのは、「触れあおうという気持ちになれない」という意見です。
お互いに好きで結婚した二人ですが、長く一緒に暮らす中で、容姿に変化が現れたり、男であること、女であることを忘れた振る舞いになる人もいるからです。
- 肌のお手入れをする
- ダイエットやスポーツをしてスタイルをよくする
- 仕事や勉強、趣味などに励み、内から輝く
- 恋人時代のように甘えたり、やさしくしたり、接し方を見直す
など。今の自分に足りないものを探して、できることから始めてみましょう。
アイドルや俳優などに疑似恋愛するのもアリ!疑似恋愛でも女性ホルモンは分泌されるため、恋愛中のように「なんだか、最近きれいになったね」と言われるかも?
急にきれいになったり、自分以外の誰かにときめいている気配を感じれば、普段はコミュニケーションをとりたがらない夫の態度も変わるかもしれませんよ。
妻側ではなく、夫側に魅力がなくなった!という声も多々ありそうですが、
- 太った夫のダイエットのために一緒にスポーツをする
- 一緒に買い物に出かけて、夫の服を自分好みにコーディネートする
- ぐうたら夫を連れ出して、共通の趣味を楽しむ
など、夫婦で一緒に夫の魅力アップに取り組めば、夫が魅力的になるだけでなく、その過程も夫婦交流の場となり、夫婦の距離感もぐんと近くなりますよ!
触れあう理由・きっかけづくりを!
家事や育児、仕事などに追われ、多忙な毎日の中で、いつの間にか夫婦の触れあいをなくしてしまった人の中には、触れあいたい気持ちはあっても、今さらどう触れあえばよいのかわからない、という人もいます。
理由もなく突然手をつないだり、ハグをしたりしたなら、「なんだよ、急に!」と驚かれたり、気持ち悪がられたりして、無駄に心的ダメージを負いそう…。
そんな名目なくしては触れあうこともできなくなった夫婦には、触れあいの日を制定することをおすすめします。
たとえば、某人気ドラマに登場した「ハグの日」。ドラマをまねして「火曜日はハグの日」と決めて、毎週ハグをしようと提案してみましょう。
ハグは精神的な安らぎを得られるだけでなく、健康面でもよい効果が得られることがわかっています。
もちろん、ハグではなく夫婦2人で語り合う日を決めてもよいのですが、会話がなくなった夫婦が毎週のようにおしゃべりする時間を持つことは、かなり大変!どちらかがおしゃべり上手である場合を除き、ハグの方がずっと簡単でおすすめです。
▼ハグの効果についてはコチラも参考にしてくださいね。
ずっと仲良しでいるためには、触れあい続ける努力を!
結婚して家族になったのに、家ではリラックスしたいのに、そんなに気遣いや努力が必要だなんて、と思うかもしれませんが、家族とはいえ、仲良く一緒に暮らしていくにはある程度の努力は必要です。
互いに無関心でコミュニケーションをとらずに過ごしていれば、血のつながりのある親子でさえ、関係性が希薄になっていきます。
お盆やお正月にも実家に帰らない、年老いた両親を心配する様子もない、など、仲の良い親子から見るとびっくりするくらいに、心が離れてしまっている親子も普通にいるのです。
血のつながりのある家族でも、お互いの心に触れあう努力を続けなければ、疎遠になりかねないのです。夫婦はもともと赤の他人。油断すれば、いとも簡単に縁は切れてしまうのです。
体にしろ、心にしろ、触れあうことが苦手な人は、せめて相手の存在を見守り続ける努力を。そのちょっとした心遣いがあるかないかで、夫婦の関係性は随分と違ったものになります。
いつまでも仲良し夫婦でいられるように、自分たち夫婦の触れあいの形を見つけてください。スキンシップから会話重視スタイルへ。年齢を重ねていくことで、触れあいの形が変わっても構いません。
どんな形であれ、互いを思い、触れあい続ける努力を続けていってくださいね。
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