結婚したいだけじゃダメ?!既婚者が語る結婚の心構えとは

2024年11月15日

大人の女性にとって、結婚というものは、考えずにはいられないものです。

テレビや雑誌でも常に取り上げられる話題であり、現代の日本は結婚の平均年齢が昔に比べ上がっていることも指摘されています。

今回は、その結婚についてまとめてみました。

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結婚したいですか?

なんとなく、結婚はして当たり前だと考えている方もいると思います。

では、その結婚にはどのような良いことがあって、また悪いことはあるのかどうか知っていますか。

結婚のいい点悪い点を知らずに、結婚することについて考えることはできませんね。そこで、まずは結婚に伴うメリットデメリットについて考えていきましょう。

女性にとっての結婚のメリット

  • 責任感が生まれる
  • 生活の安定
  • 子供

まず、責任感が生まれるというメリットが挙げられます。

結婚するということは、自分1人だけでできることではなく、パートナーの人生をも背負うということです。

逆もまた同じです。家庭というものは、社会的な最小の集団の単位です。

新たに家族になる、ということは、社会においてお互いのことに責任を持った行動をしていく、と宣言することですから、おのずと責任感も生まれますね。

このメリットが顕著に出るのはむしろ男性のほうかもしれません。既婚男性のほうがどこか落ち着いた雰囲気を持っており、安心感をもって接することができる、といったことがあるのはこのためです。

また、生活が安定します。

収入は夫婦によるとは思いますが、共働きなら単純に収入は増え、生活にかかる経費の削減になりますし、専業主婦ならやるべきことが男性がお金を稼ぐことのサポートになります。

いずれにせよ、たった一人で働いて稼いでいる時よりも、収入は安定しやすいですし、何かあったときに助けてくれる相手がいるということは精神的安定にもつながります。

さらに、子供が欲しいから結婚したいと考える女性も多いように、子供を作ることができます。もちろんシングルマザーでがんばっている人はたくさんいますので、結婚だけが子供を作る最善の方法ではありません。

しかし結婚というステップを踏んだあと、子供を作る人がほとんどなのも事実ですね。

女性にとっての結婚のデメリット

次に、結婚に伴うデメリットについて説明します。大きく分けてふたつのデメリットをあげることができます。

  • 自由さはなくなる
  • キャリアをあきらめる可能性

先に、メリットで「責任感が生まれる」とあげましたが、その反面ある程度の自由さがなくなるのは当然のことです。

夫婦の関係は各個人によって違いますが、結婚して妻になったのに、毎日毎晩友達と飲み歩く、なんてことはできませんよね。

仲のいい異性とこっそり飲みに行く、なんてことも社会的に考えたらあまりやるべきこととは言えません。特に専業主婦になると顕著かもしれません。

夫が外で働くことを支えることが主婦の仕事のようなものですから、食事をおそろかにしたり、夫のお金で好きなものを買いまくる、といったことはもちろんできません。

結婚前に働きながら使っていたお金の感覚とは、もしかすると180度違う感覚が必要になることもあるかもしれません。

また、これは女性の活躍が当たり前になってきた社会として、大きな問題にもなっていることですが、キャリアをあきらめることになる可能性は必ず考慮しておきましょう。

子供ができたらどうなるでしょうか。産休育休があるとはいえ、子育てをしながら全力で働いている独身男性と同じ仕事量がこなせますか?

例えば夫が転勤になった場合、なかなかついていかないのは難しいかもしれません。もちろん近年は遠距離結婚も増えてきていますから方法はあると思いますが、それでも制限がゼロにはならないのです。

結婚にデメリットはあります。ただし、そのデメリットを凌駕するだけの幸せも必ずあるのです。大切なのは「こんなはずじゃなかった」と後悔する事態を避けるということです。

つまり、デメリットをしっかり理解したうえで、自分にとってそれを超えるメリットを見つけてから結婚を目指しましょう。

結婚に進むためのポイント

結婚したいのになかなかできない、ということにならないために、気をつけるべき点を説明します。

ポイントは、結婚そのものに強い憧れを持たないということです。

結婚とは、責任感が生まれるものだと説明しました。その重みは、恐らく女性より男性のほうに多くのしかかるのは仕方のない事です。

また、男性のほうが結婚へ憧れだす年齢が上である場合が多いのです。

まだ全然結婚というものにピンと来ていない恋人に、あまりにも女性側から結婚を押し出してしまえば、それは重荷にしかなりません。

恋人がいる場合

もし決まった恋人がいて、その相手と結婚したいと考えているのなら、結婚への憧れを訴えるのではなく、「あなたと一緒に暮らしたい」というところに重きを置いて伝えましょう。

間違っても、早く仕事を辞めたいだとか専業主婦になりたいだとか口にしてはいけません。

結婚は一つの形に過ぎない、ということを忘れてはいけません。反対の立場になって考えてみてください。楽したいから人生を背負ってください、というような相手となかなかともに歩もうとは思えないはずです。

恋人募集中の場合

今恋人がいない女性も同じです。結婚そのものがしたい、と強く考えるよりも「どのような相手とどのような家庭を築いていきたいのか」という明確なイメージを持ち、それにふさわしいパートナーを探す感覚を持ったほうがうまくいきやすいもの。

そして、合う相手と出会った際は、必ず結婚願望を押し出すのではなく、ずっと一緒にいる形として結婚を望んでいるようにアピールしましょう。

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結婚相手として大切なポイント

次に、結婚相手としてふさわしいかどうかのチェックポイントを紹介します。

なお、あくまでも提案にすぎませんので、当てはまらないからと言ってすなわち結婚に向かないというわけではありませんのでご安心ください。

また、結婚は相性が一番大切です。誰にとっても夫としてふさわしい人間なんていません。自分にとって相性のいい相手かどうかを冷静に考えましょう。

ストレスなくともに食事をとれるかどうか

食事は、何をしていても必ずついてまわることです。一緒に食事をとらずに一生を共にすることはよほどのことがないかぎり不可能ですね。

なので、ストレスなく食事をとれるかどうかを必ず考えてみてください。例えばマナーや、味付け、好きな食べ物など。似通っていれば似通っているほどよいです。

男性の家族や友人など周囲の人間も大切にできるかどうか

結婚は、二人だけでするものではありません。

男性の両親や親族だけに限らず、結婚式に呼ぶ友達、長い付き合いのある幼馴染など、交友関係は倍になると思ってください。

夫を含む環境全てを大切にするのは難しいかもしれませんが、少なくともその家族や近しい友達と会う機会は結婚する前より増えます。

夫以外大切にしたくない、というのは大人としてなかなか許されないことですから、その点もよく考えてください。

相手も自分の周囲の人間を大切にしてくれるかどうか

先に説明したことの逆もまた同じです。

自分の家族、友達などを大切にしてくれるかどうかはその後の人生を大きく左右します。

結婚する前に少しずつ会ってもらうなどして、できれば見極めたいものです。

相手の欠点が改善されないかもしれないと考えた時に許せるかどうか

よく、「いつか変わってくれると思っていた」という別れた後の嘆きを耳にしますが、欠点というものはなかなか治りません。

自分に照らし合わせてください。

何か悪い点を指摘されすぐに治せますか?仮に治るとしても、長い時間がかかるはずです。

いつか悪いところはなくなるだろう、と楽観的に思うのではなく、ずっと欠点として残ってもなんだか許せる、と思えるかどうかがポイントです。

どこかひとつでも人として尊敬できる点があるかどうか

夫婦に限らず、良好な人間関係を継続させる際になくてはならないのが相手への敬意です。

ただ、全く尊敬できない相手に敬意を抱き続けることは不可能ですから、夫となる人の尊敬できるところを明確に心に刻んでおきましょう。

そうすれば、たとえ喧嘩をしても、尊敬できるポイントを思い出して敬意を取り戻すことができるはずです。

不幸な出来事に見舞われても二人ならなんとかなる、と思えるかどうか

よく、幸せになりたいから結婚したいと結びつける人がいますが、逆を考えてみてほしいと思います。

人生は、予想もしない不幸な出来事がふりかかってくることがあります。地震のような天災、交通事故、お金の問題、病気など可能性としてあげればキリがありません。

そういった辛いことが起きた時、この人とならなんとか頑張れそうだな、と思える相手なら結婚相手としてふさわしいと言えるでしょう。

結婚の心構え

結婚に対する心構えとして、一番やってはいけないのは「正解を求める」ことです。

人間同士のことですから、百パーセント正解はありません。

誰にとっても良き夫、良き妻なんて人間はほとんどいないのです。もちろん、自分が共に生きていくにあたってふさわしい相手かどうか、冷静に分析する目は必要です。

ただただ好きだから、といった思いだけで結婚はできません。

ですが、失敗を恐れるあまり、相手のことを減点法でしか見ないのならなかなか結婚できないと思ったほうがよいでしょう。

自分自身が完全な人間ではないことと同じで、100点満点、理想どおりの相手はいないのです。

大切なのは、一緒に生活を作る、一緒に幸せになりたい、と思える相手を探すということです。短所も長所も含めてお互いを理解し合える相手を見つけられるのは自分だけです。

「結婚」という形にこだわりすぎるのではなく「人」をしっかりと見ましょう。

そしてまた、自分も男性からそんな風に思ってもらる人間になれるよう、謙虚に努力を続けることが結婚への近道に他ならないのです。

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