夫婦になる前に決めるべきルール。ムダな争いは避けられる!
結婚しよう!人生の一大決心をしたら、何かと忙しくなります。
両家の挨拶、式場の日取りと場所、新居探しや引っ越し。
目が回るほど忙しくなりますが、結婚生活をスムーズに進めるために、ぜひしておいていただきたい事があります。
それは、夫婦になる前に色々なルールを決めておくこと。結婚すればなんとかなるだろうという考え方もありますが、できれば前もって色々決める事をおすすめしたいのです。
揉め事が起こってからルールを決めるとなると、揉めるたびにしんどい思いをします。
お互いの意見の食い違いがこんなに大きなものだったとは!と後で不安にならないように、夫婦になる前に決めておいて欲しい事をいくつかご紹介します。
目次
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結婚生活を楽しむためにぜひ決めておいて欲しいルール6つ
夫婦になる前にガチガチにルールを決めてしまうと彼に嫌がられそう。そう思って言い出せないでいると、後でもしかして後悔するかもしれません。
絶対に守らないといけないルール!というつもりで話し合うと、会社の会議のようになってしまい気まずい雰囲気になります。
そのため、お互いの価値観のすり合わせをする、という気軽な感じで話し合ってみてはどうでしょうか。
お金をどちらが管理するか?女性が専業主婦の場合
女性が専業主婦になるのか、それとも共働きなのかでお金の管理はだいぶ違ってきます。
女性が専業主婦になる場合のお金の管理は主に次の2つです。
- 1.奥さんがお金を管理して旦那さんにお小遣いを渡す方法
- 日々の買い物や家事を女性が一手に担っている場合はこのパターンが多く、日本では一般的になっています。
男性にはお小遣いを渡す事になりますが、ボーナス時には少し奮発するなどしてストレスが溜まらないようにしてあげましょう。
- 2.旦那さんが生活費を奥さんに渡して、奥さんはその中でやりくりする方法
- 女性だからといってお金の管理が得意とは限りません。お金の管理は、お金をやりくりするのがより上手な人がするのが一番いいでしょう。
どちらの方法を取るにしても、どちらか一方が財布の紐を握ると、握っていない方はお金の自由度が下がります。
どのようにお金を使っているか見えなくなりますので、そこはオープンにしよう、と決めると安心です。
共働きの場合のお金のルールはお互い出し合う
お互い働いている場合は次の2つのうちどちらかを選ぶ人が多いでしょう。
- 1.家賃は男性、その他生活費は女性とする分け方
- 男性の方が給料が多い場合にこのように分けることが多いようです。
- 2.生活にかかるすべての金額をきっちり半分にする分け方
- お互い同じくらいの給料をもらっている場合に多い分け方です。
どちらの場合も、その他の保険や年金など、どうするのかをきちんと決めておくのが良いでしょう。
残った分はお互いのお金として関与しないようにするのか、それともいくらか出し合って2人の通帳に貯金し合うのかを決めてください。
子供が出来るとお金の流れが変わってきますので、その都度調整できるよう、普段から話し合う癖をつけておくといいです。
ケンカになりやすい異性の事はルール化しよう
一般的に男性より女性の方が異性の事に関して心配しがちです。だからこそ、夫婦になる前に、お互いの異性に対する接し方や報告などはルール化しておくと安心です。
女性がどれだけ心配性なのかによってルールの内容は異なってきますが、一般的には次のような事をルール化しておくといいでしょう。
- 1.休日に異性と2人きりで会わない
- わざわざ休みの日に、異性と2人で会うのは誤解を生みます。お互いに「それはなしね!」と決めてしまったほうが安心できます。
- 2.仕事帰りに異性と2人で食事をするなどの場合、できるだけ相手にその旨を伝える
- 仕事仲間でも異性と2人で食事されると女性の方が気になる場合は、これもルール化してしまいましょう。
- 3.異性と会う時は結婚指輪をはずさないこと
- わざわざ指輪をはずして異性に会うのは、よこしまな気持ちがあると思われても仕方のない行為です。それはダメ!と最初からきちんと言っておきましょう。
ここで充分注意してほしいのは、結婚してもお互いにそれぞれの立場があり「絶対異性と二人っきりは禁止!」と縛らないことです。
男性の場合、会社の女性と2人で打ち合わせで食事をすることもあるでしょうし、禁止したところで守られているかどうか確認のしようがありません。
疑いすぎると浮気をする前提で話をしていると思われ、彼との間でギクシャクしてしまうこともあります。
結婚とは信頼関係の上で成り立つものです。それを踏まえた上でルールを決めるといいでしょう。
毎日のことだから生活の細々した事をルール化しておく
生活のルールと言うと次のような細々としたものです。こんなにこと細かく決める必要はありませんが、1つでも多く決めておくと女性側の負担が減ります。
特に共働きの場合は決めておくことをおすすめします。
- 1.ゴミ出しは誰がするのか
- 例えば専業主婦ならば、朝のゴミ出しは朝出勤する旦那さんに任せたほうが効率的です。
共働きなら、燃えるゴミの日は奥さんが、燃えないゴミの日は旦那さんが、としてもいいでしょう。
- 2.部屋のどこは誰が掃除するのか
- 掃除は旦那様がお風呂担当、とする夫婦が多いようですが、掃除は自分でやらないと気がすまない女性もいるでしょう。そこは話し合って担当を決めてください。
- 3.洗濯は誰がするのか
- 洗濯は洗濯機を回して干すまでが女性、取り込んでたたむのは男性などと分担するのもありです。
- 4.食事は誰が作るのか
- 食事は女性だけが全部毎日するとなると大変な場合、土日のどちらかは旦那さんにお願いする、あるいは外食にするなどでもいいです。
- 5.買い物は誰がするのか
- 例えば日々の細かい買い物は女性が、お米や牛乳などの重いものは男性が、という決め方もあります。
このように、お互いに負担にならない程度で家事を分担し、ルール化してしまえば「いつも自分ばかりやってる!」と腹を立てなくても良くなります。
昔気質の亭主関白な男性の場合は、なかなか難しいかもしれませんが、女性だけが全部するとなると後々イライラする原因にもなりまねません。
男性は、女性がいつも機嫌よくしていて欲しいと思っているものです。そのために分担して欲しいと言えば協力してくれるでしょう。
ケンカするほど仲がいい?ケンカになった時のルールを決めておくべき
一緒に住んでいればケンカすることもあります。そんな時、簡単なルールを決めておけば仲直りも早くなります。
その前に、まずケンカにならないようのするのが一番なのですが、ケンカとはそもそも、自分の意見が正しくて相手の意見は間違っていると思い込んでいるために起こる出来事です。
ケンカになりそうな時には「どちらが正しいという事ではなく、思っていることをこれから言うから、私の気持ちを聞いて欲しい」という前置きをしてから話すようにすると、大げさな揉め事にはなりづらくなります。
- 1.ケンカになったらその日のうちにあやまる
- ケンカしたらその日のうちにとりあえずあやまりましょう。何日も引きずると生活しづらくなってきます。
そうは言っても絶対自分は悪くない!と思う場合、「あんな言い方をしてごめんね」というセリフなら言えそうです。
- 2.ケンカした当日に決めごとをしない
- ケンカをしたその日に、ケンカの原因になった何かを「ではこうしよう」と決めないようにしましょう。
特に女性の場合、感情的になりやすく、決めごとが不本意な場合でも「じゃあもうそれでいい!」と投げやりになってしまう可能性があります。
一度決めたことを変えるとなると、また揉め事になる可能性があります。数日頭を冷やしてから、あらためて話し合って決めるようにしましょう。
- 3.仲直りしたあとに蒸し返さない
- 蒸し返すのは女性がやりがちなことです。男性はすぐに忘れていしまいますので、蒸し返しても無駄です。
番外編として、ケンカになった時は、男性に女性言葉を使ってもらうようにする。と前もって決めておくのもおすすめです。
男性が女性言葉で話すと口調が優しくなるため、怖くありませんしお互い笑ってしまってケンカになりづらくなります。
お互いの家族に対するルール
結婚すると、お互いの家族を無視するわけにはいきません。長い休みになると帰省する夫婦も多いでしょう。そんなときルールを決めておくともめずに済みます。
- 1.お互いの家族の悪口は言わない
- 例えば男性の実家の家族と、女性が反りが合わない場合、その文句を男性に言ってしまいがちです。
しかし文句を言っても、男性にとっては家族です。妻と家族の間の板挟みでつらくなり、面倒に感じて知らん顔をする可能性が高くなります。
あまりに我慢できないような事があった時には「こうされて悲しかった」「あれは泣きそうになった」など、責める言葉ではなく、その時自分がどう感じたかを伝えるようにすれば、男性も見て見ぬ振りはできないでしょう。
- 2.お互いの実家に行ったら家族ではなく夫(妻)に味方する
- 相手の実家はいわゆるアウェイの状態です。特に結婚したばかりの頃は、まだお互いに相手の実家に慣れていないため、普段より気を使います。
慣れるまでの間はホームグラウンド(自分の実家)にいる方が、アウェイの相手を気遣い、何かあっても味方するようにしておきましょう。
決めたはずのルールを守ってくれない!対処方法と注意点
結婚前に話し合って色々決めたはずのルールなのに、いざ結婚生活が始まると守ってくれない!
そんな時はイライラせずに、冷静に言えばいいだけです。「あれ?今日お米買ってくる日じゃなかった?明日買ってきてね」
ついつい「こないだも忘れたでしょ。お米だけじゃなくゴミも出し忘れたし!」などと責めたくなりますが、それはいけません。
責められると男性はすぐさま戦闘モードに入ります。そうなると面倒ですから、たんたんと冷静に言えばいいだけです。
ルールを守らなければならない理由などを説教したりすると、男性はうんざりして、ますます忘れっぽくなります。
冷静に、できるだけ一言ですむくらいの言葉で「次はやっておいてね」とさらっと言う方が効果があります。
そしてルールとして決めたことではありますが、男性がルールを守ってやってくれたことには「当然」と思わず、素直に「ありがとう」と声を掛けるようにしましょう。
一生一緒にいるためにお互いルールを決めて幸せな結婚生活を!
決めておくと後で揉め事が少なくなりそうなルールをいつくかご紹介しましたが、ケースバイケースで自分たちだけのルールを考えてみてください。
一度決めたけれど、変更したほうがいいルールも出てくるでしょう。そのたびに出来るだけ素直に話し合って、柔軟に変更するようにしてください。
ルールとは一つ屋根の下で2人が快適に暮らすための決めごとです。どちらか一方だけが頑張るという事のないように、お互い協力しあってするものです。
幸せに暮らせるようなルールを作って、誰からも「仲がいいね!」と言われるような結婚生活を送ってください。
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