20代で結婚することの現実問題とは?メリット・デメリット

結婚の心構え 2023.01.14

「結婚適齢期」という言葉がありますが、結婚適齢期とは一体何歳くらいのことを指すのでしょうか?

そもそも人それぞれ違う人生ですから、適齢期というものが本当にあるのかという疑問すら浮かんできます。

人によって考え方は違いますが、一般的に26~28歳で結婚出来たらちょうどいいと思う女性の割合が多いようです。

しかし、近年では結婚や出産をする平均年齢が上がっており、30代で結婚・出産する女性が増えてきています。

むしろ、20代で結婚するのは早いという女性も増えてきているとか…。そこで今回は、20代で結婚することのメリットとデメリットについてご紹介していきたいと思います!

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30歳までに結婚したいと思う女性の心の内とは

20代のうちは、「三十路」という言葉に危機感を覚える女性が多いのはなぜでしょうか?30歳を越えると「おばさん」になってしまうというイメージをお持ちの方が多いようです。

30歳までに結婚したいと思う女性にはこんな理由があります。

  • 30歳になっても独身だと行き遅れた感じがするから
  • 30歳を過ぎての出産は体力がキツイし体型が戻りにくいと聞くから
  • 若いママになりたいから、できるだけ早く結婚・出産したい
  • 男性は基本年下を好むもので、いい男は早く売れてしまう気がするから

このような理由が挙げられますが、実際に20代で結婚することが本当に一番の幸せにつながるのでしょうか?

女性が自分も結婚したいと思うタイミングとして、友人の結婚式に出席したことで、自分もそろそろ…と意識することが多いようです。しかも20代後半くらいで友人の結婚式ラッシュがあったりすると、余計に「自分は行き遅れ」と感じてしまいがち。隣の芝は青く見えてしまうものですが、ここは冷静に判断して頂きたいところです。

20代で結婚することのメリットとデメリットとは?!

20代で結婚といっても、20代前半と後半でもだいぶ違ってくる気がしますよね。ここでは、早いに越したことはないという見方で、まずはメリットをお伝えしていきます。

メリット1.早く出産できる

いつかは子供が欲しいと願う女性にとって、出産する年齢というのはとても重要になってきます。沢山子供が欲しいと思う女性であれば、尚のこと早い方がいいでしょう。

若いママでいられるということだけでなく、20代であれば出産による様々なリスクも少なくて済みますし、体力もあるので産後の体の戻りも早いといわれています。年齢が上がるにつれて、体型が戻りにくくなることは否めません。

そして子育てにもかなりの体力を要しますから、出産を経験している女性ならば、大体皆が声を揃えて20代で子供は産んでおいた方がいいと言うのです。

さらに、早く出産するということは、子供が手を離れるのもその分早くなることが考えられますので、子育てから解放された中年時代を楽しむこともできるでしょう。

メリット2.純粋な気持ちで結婚ができる

「え…!?30代になると純粋な気持ちで結婚できなくなるの?」という声が聞こえてきそうですが、まさにその通りです。

まだ結婚に夢や希望を持っているうちに結婚できないと、段々パートナー選びに純粋さがなくなってきてしまうのです。若い頃は相手を好きだという気持ちだけで、純粋に恋愛が出来ていたはずなのに…。

段々年齢を重ねるにつれて、結婚した後のことまで考えられるようになっていきます。すると、相手のルックスや性格だけではなく、学歴や職業、年収、家族構成など、現実的に備わっていてほしいものを持っているか、というところまで気になりだすのです。

理想が高くなればなるほど、結婚できる可能性は低くなるにも関わらず、どうしても外せない条件が出来上がってきてしまうのです。純粋に大好きな人とこれからもずっと一緒にいたい!という気持ちで結婚できることは、幸せなことですよね。

メリット3.早くマイホームを購入できる

結婚して家族ができると、マイホームの購入を考えるのが一般的ですよね。ここにも早くて良かったと思うメリットがあります。それは、20代で購入した住宅ローンを払い終えるのが、ほぼ定年時になるということです。定年後にローンもなく大きな支出もなくなると思うと、それだけでもかなり気持ちが楽になるものです。

年金受給年齢が上がっている現代ですから、歳をとってからの生活資金に不安を持つ人も多いでしょう。年金がまだもらえないうちに退職することになれば、住宅ローンはかなりの重荷になってきてしまいますからね。

3つのメリットが挙がりましたが、では逆に、20代で結婚することには、どのようなデメリットがあるのでしょうか?

デメリット1.金銭的に苦労してしまう

20代で結婚したカップルの多くが金銭的な悩みを抱えています。職業にもよりますが、社会人になってからまだ社歴が浅いと、一般的には年収はまだ低く、家族を養うには厳しいことが多いでしょう。

30代で結婚したカップルの場合、ある程度の貯金ができていたり、収入が安定していたりするので、金銭的なところではそこまで苦労しない傾向にあります。結婚して生活を共にしていく中でお金がないと、しなくてもいい喧嘩でお互いギクシャクしてしまうという話は少なくありません。

結婚とは共に生きていくことですから、愛だけではどうにもならないことが沢山あるのです

デメリット2.知識や経験不足が伴う

特にまだ20代前半の場合、まだ自立した大人になれていない状態であるといえるでしょう。相手におんぶに抱っこになってしまっていたら、いざという時に自分の足でしっかりと立つことが出来なくなってしまいます。

「いい男はいい女の前にしか現れない」なんて言葉がありますが、自立した素敵な男性と釣り合う女性は、やはり自立した素敵な女性なのです

また、何の心構えも出来ていないまま結婚してしまうと、理想と現実の違いについていけなくなってしまうことがあります。家事全般をこなすことにも一苦労。親族との付き合い方などにも戸惑い、どう振舞って良いのかにも悩むことがあるでしょう。結婚をする前に、まずは自立した立派な大人になることはとても大事なことです。

デメリット3.自分のやりたいことが出来なくなる

20代でできる経験というのはとても大きいものです。自分の学びたい勉学に励むこと、仲のいい友達との時間を過ごすこと、社会人として自分のやりたい仕事でキャリアを積むことなど…。

20代前半くらいで結婚をすると、同世代の独身の女性とは全く違う道を歩むことになります。妊娠して子供が出来れば、自分のやりたいことをやるどころか、子供中心の生活になり、自分の自由な時間も無くなってしまうほどです。

20代のうちにやりたいことを謳歌した後に結婚しても、決して遅くはありません。結婚はタイミングといいますが、タイミングを間違うと、後々後悔しても取り返しのつかないことも沢山あるのです

デメリット4.旦那の浮気の危険性が高い

「浮気は絶対にしないよ。」その言葉を信じて結婚したのに、もし浮気をされてしまったら…、あなたはその浮気を許すことができますか?

残念ながら、20代で結婚した男性は浮気をする確率が高いと言われています。もちろん人によりますが、一般的には、20代にある程度の恋愛経験を積み、一通り遊んできた男性は徐々に落ち着いてきますが、まだまだ遊び足りない20代で結婚をすると、よそ見をする危険性は高いといえるのです。

特に男性は女性よりも精神年齢が低いといいますから、20代ではまだまだ子供な男性が多いと思っておいた方が良いかもしれません。

しかし、それ以前に浮気性である男に関しては問題外。過去に浮気の経験のある男性は、必ずといっていいほどまた繰り返します。結婚したからといって治るものではないということを心得ておきましょう。

まとめ:20代で結婚すると現実的な問題が多い!

20代で結婚することの3つのメリットと、4つのデメリットをお伝えしてきましたが、ここでわかったことは、20代で結婚することは、メリットよりもデメリットの方が多いということでしょう。

特に、自立した大人になり切れていない20代前半での結婚は沢山のリスクを伴います。大好きな相手と結婚できることはとても幸せなことに感じるかもしれませんが、目先のことだけ考えて結婚してしまうのは非常に危険です。

また、早く結婚したことにより、金銭的にも親に迷惑をかけることが多いのも特徴です。

そして、「結婚はタイミング」の言葉の意味を取り違えてしまわないことです。自分の人生は自分でしっかりと責任をもって決めていかなければなりません。

大好きな彼と早くゴールインしたいと思ったから…、彼に結婚しようとプロポーズされたから…、周りに後押しされたから…、どれもあなたの結婚すべきタイミングではないはずです。きちんと自身と向き合い、先々のことを考えた上で、結婚すべきタイミングなのか真剣に考えてみてください

あなたのこれから先の人生は長いのです。急いで結婚をするよりも、今しかできないやりたいこと、20代のうちに経験しておくべきこと、結婚してから困らないように、お金を貯めておくことや、料理を勉強しておくなど、しっかりと土台ができたところで結婚をした方が、想像以上に幸せになれるかもしれませんよ。

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