彼氏のご両親に結婚のご挨拶!気をつけたい注意点と挨拶のマナー
彼との結婚が決まったけど、これからご両親にご挨拶に行く。失礼のないように、なおかつ、ご両親に気に入ってもらえるようにするには、どうしたらいいのだろう?
結婚のご挨拶に伺うのは緊張しますよね。何事も第一印象が大事ですから、失敗しないようにしたいものです。
ここでは、彼のご両親に「素敵なお嬢さん」と思ってもらえるようなご挨拶のコツと基本的なマナーをご紹介します。挨拶に行く前にチェックしてみてくださいね。
目次
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結婚のご挨拶は日程が決まったらすぐに準備スタート!
ご挨拶の日程が決まったらすぐに準備に取り掛かりましょう。この準備をきちんとしておくことで、当日安心して訪問することができます。
最低限、次の3つは必ず準備しましょう。
- 彼のご両親の好きなものをリサーチしておく
- 当日の服装を準備しておく
- 当日の会話の流れを彼と話し合う
では、一つ一つ見ていきましょう。
彼のご両親の好きなものを前もってリサーチしておく
ご挨拶に行くときの手土産は悩むところです。何にすれば喜んでもらえるのか、一人で悩まずに、彼にご両親の好みを聞いてください。
予算は3,000円前後で考えるのが良いでしょう。頑張ってあまり高いものを手土産にすると、金銭感覚を疑われる可能性があります。
逆に安すぎるものだと、常識を疑われることもありますので、ちょうどよい値段のものを探してください。
できればご両親ともに好きなものを用意できるのがベストです。例えばお二人とも甘いものが好きという場合、和菓子と洋菓子どちらがいいのか?まで彼に聞いてください。
今流行りのお菓子よりは、昔からある老舗のものか、あるいは一般的に「一流デパート」と言われる場所で買えば間違いありません。
または、あなたの実家の地域で名物となっているものでもいいでしょう。手土産にして、名物の話で盛り上がることもできます。
ちなみに手土産にのしは必要ありません。
最初は見た目が大事!当日の服装を入念に準備しておく
結婚のご挨拶に行くのですから、気合を入れていきましょう。自分がしたいオシャレではなく、ご両親から見て好印象の服装をするように心がけます。
服装は一般的に言う「セミフォーマル」な服装が理想です。ではセミフォーマルとはいったいどんな服装なのでしょうか?
女性の正装はパンツではなく、スカートです。そのため、ワンピース、またはツーピースなどがおすすめです。
- 服装は次の条件に当てはまるものを選んでください。
-
- 透けない素材
- 袖のあるもの(肩は出さないのがベター)
- スカートの丈が短すぎない(ひざ丈くらいが理想)
- デコルテが開きすぎていない(胸の谷間がみえないもの)
色は黒でも問題はありませんが、お祝いの報告ですので、できれば少し明るい色をおすすめします。
迷うようであれば、ショップの定員さんに「結婚式の挨拶に行く」と言えば相応しい服を選んでくれるでしょう。
- アクセサリーで気をつけたいこと
アクセサリーはつけすぎ厳禁です。ピアスは小さめで控えめな方が好印象を与えます。
ネックレスもパール素材などにして上品に見えるものにしてください。ちょうどいいものがなければ、無理につけない方がいいでしょう。
- 足元で気をつけたいこと
- ストッキングはベージュがベストですが、冬などの寒い時期であればタイツでも問題ありません。
ストッキングやタイツは、柄が入ってないシンプルなものを選びましょう。当日、伝線する可能性を考えて、替えは必ず持っていきましょう。
靴は5センチから7センチくらいのヒールが上品に見えます。色はベージュや黒などの無難なものにしてください。
アニマル柄のピンヒールや、サンダル、ミュール、ブーツなどはNGです。
- バックなどの持ち物
-
ブランド物はできれば持たないほうがいいでしょう。ご両親から見て、ブランド物をたくさん持っていると「お金の使い方大丈夫かしら?」と思われる可能性があります。
また、派手にリボンがたくさんついているものや、アニマル柄なども避けて下さい。できるだけシンプルで上品に見えるものにしましょう。
- ネイルもチェックして
- お茶を飲むときなど、指先は意外と目立ちます。そのため、ネイルはできるだけ「清楚」な雰囲気にしてください。
年配受けするのは、ベージュやペールピンクなどの色です。ネイルのデコレーションは最低限にしましょう。
爪はあまり長いと「料理しないの?」と心配されます。また、夏場の足元のネイルも派手すぎないように気をつけてください。
結婚の挨拶ですから、強い個性はできるだけ見せないほうが無難です。
そして、ここからは「当日に気をつけること」ですが、当日慌てないように前もって知っておいたほうがいいことです。
- 香水はつけない
- 香水は好き嫌いが分かれます。いつも習慣的につけている人は、当日はつけないで行きましょう。また、香りの強いボディクリームやハンドクリームなども控えるようにして下さい。
- 当日のメイクはできるだけ控えめに
- メイクは流行りを追わずに、無難な雰囲気にしてください。付けまつ毛やエクステはない方がいいですが、つけるならできるだけ「短くて細めのもの」にしましょう。
アイシャドウもベージュなどの目立たないものをおすすめします。リップも薄めにして、全体的に清楚な雰囲気にしてください。
- 当日のヘアスタイルで気をつけたいこと
-
ロングの人は一つにまとめるか、ハーフアップがおすすめです。前髪が長い人は、髪が顔にかからないよう、気をつけて下さい。
上品で清潔感のある雰囲気にするように心がけることが大事です。イメージとしては、CAさんのヘアスタイルを思い出してくれれば、わかりやすいかもしれません。
服装やヘアスタイルは第一印象を操作します。「上品」で「清潔感」がある服装をイメージしながら選んで下さい。
ご挨拶の当日に何を話すか彼と前もって決めておく
当日、ご両親を目の前にしていきなりご挨拶するのは、誰でも緊張するものです。何を話していいのかわからずに、アタフタしてしまうかもしれません。
初めて会うのであれば、当日は彼に話をリードしてもらうように、前もってお願いをしておいてください。
まずは、きちんと自己紹介をできるようにしておきましょう。次に例文を載せておきます。
このように、名前と年齢、彼とどのくらいお付き合いしているのか、を伝え、あとは話の流れに任せればいいでしょう。
初対面でないのであれば「本日はお時間を作ってくださいまして、ありがとうございます」だけでも問題はありません。
他にしておくといいのは、だいたいでいいので、彼のご両親の性格や趣味、どんな仕事をしているのか、などを聞いておきましょう。
そうすることで、会話が詰まったときや、何を話したらいいかわからない時に「そういえばお二人とも趣味がゴルフと聞きましたが」などと話を盛り上げることもできます。
また、結婚後に仕事はどうするのか、どこに住むのか、式は挙げるのか、結納はどうするのか、など、聞かれる可能性が高い事柄に関しては、きちんと前もって彼と話し合っておくことをおすすめします。
どんな話をするにしても、これだけは心に止めておいて下さい。彼のご両親は、彼を産み、長い時間をかけて大切に育ててくれた人たちです。
ご両親に対して「彼を産み育ててくれたおかげで、彼に出会うことができた」という感謝の気持ちが心にあれば、それが言葉の端々におのずと出てきます。
そんなあなたをご両親は、心根の優しい良い女性だと安心してくれるでしょう。
いよいよご挨拶当日!最低限のマナーを覚えてから行きましょう!
誰かのご自宅を訪問する時は、最低限のマナーさえ抑えておけば心配はいりません。
ここでは一般的な訪問マナーをご紹介しますが、少しくらい間違えても気にせず、明るく自分らしく振る舞えば問題ありません。
「訪問時間」と「到着時間」で気をつけて欲しいこと2つ
彼のご自宅へ伺う時間は、前もって決めておく場合が多いでしょう。できるだけ食事時を避けて伺うように調整してください。
例えば朝の10時に訪問した場合、12時前にはおいとまするように心がけて下さい。
彼のご両親が「一緒に食事でも」と誘ってくれた場合は、何か用意している可能性もありますので、快く受けましょう。
到着時間は、約束の時間の5分前から5分後くらいにします。朝の10時に伺う予定の場合、9時55分から10時5分までの間ということになります。
あまり早く着きすぎても準備ができてない可能性がありますので、どこかで時間を潰して下さい。
5分以上遅れそうな場合は、電話をしてその旨を伝えておくようにしましょう。
到着後に覚えておいてほしいこと
- 到着直後の注意事項
- 冬場の場合、到着したらドアの前でコートを脱いでください。コートを着たまま玄関に入るのは、マナー違反とされています。帽子をかぶっていた場合も、同じようにして下さい。
- 玄関に入ってからのご挨拶
- 玄関を入ったら、まずはご挨拶。きちんとご両親の目を見てから、笑顔でご挨拶してください。セリフは「はじめまして、○○○○(フルネーム)です。本日はお時間を作ってくださいまして、ありがとうございます」などで問題ありません。
- 靴の脱ぎ方
- 「お上がりください」と言われてから靴を脱ぎます。ドアを背中にしたまま靴を脱ぎ、その後、しゃがんで靴をそろえて下さい。そろえた靴はど真ん中ではなく、隅に寄せるようにしてください。
お部屋に通された後に気をつけたいこと
どこに座るかは、ご両親から席の指定がなければ、入り口に一番違い場所に座るようにしましょう。
- 客間が和室だった場合の注意
- 座布団が置いてあると思いますが、いきなりそこへ座るのはNG。座布団の隣に正座し、勧められてから座布団に座ります。
- 手土産を渡す時
- 紙袋から出して渡しましょう。「お口に合えばいいのですが」「お好きだとうかがいましたので」「私の地元の名産の○○です」など、一言添えて渡します。
最近では「つまらないものですが」とはあまり言いません。緊張しているかもしれませんが、笑顔で!
- バックの置き場所
- 椅子の場合は膝の上、または、腰と背もたれの間に置きます。和室の場合は自分の隣に置きましょう。テーブルの上には置かないようにします。
- ご挨拶のタイミング
- 全員が席についたら、彼から自分を紹介してもらいましょう。その後、自己紹介します。笑顔で目を見て話すようにしましょう。
もし、緊張していてうまく話せないなら「緊張しています」とはっきり言ってしまったほうが、微笑ましくて好印象です。
- 会話をする時の注意点
-
- 笑顔を絶やさないようにする
- はっきりとわかりやすい口調で話す
- 目を見て話す
- 髪や爪をさわる癖がある人は、さわらないように気をつける
終わりよければ全て良し!帰宅時の注意と帰宅後の挨拶も忘れずに
- 帰宅時のご挨拶
- 話が終わって帰る時には、玄関で靴を履いてから、改めてご両親にご挨拶をしましょう
「今日はお時間をありがとうございました。お会いできて嬉しかったです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします」
その後、玄関のドアを出たら、一度振り返って最後にお辞儀をしてから、ドアを閉めるようにしてください。
お辞儀は一回すれば十分です。何度もペコペコすると卑屈に見えますから注意してください。
- 自宅に帰ったあとの心遣い
- 電話番号がわかるのであれば、彼の実家にお礼の電話を入れるのがいいでしょう。
最近では手紙を書く人は少ないですので、手紙でお礼状を送っても喜ばれます。
これから長い付き合いになるご両親。気負わず自分らしくご挨拶できれば大丈夫!
初めて彼のご両親に会う場合は、緊張して当然です。彼のご両親も緊張しているかもしれません。
緊張すると顔の筋肉が固まって怖い顔になりがちです。意識して笑顔でいられるように気をつけるようにしましょう。
事前に彼にフォローをお願いして、会話がある程度はずめば心配はいりません。パーフェクトなお嫁さんになろうとせず、自分らしくいれば大丈夫です。
「彼と結婚できることが嬉しい」ということを会話の所々で伝えると、ご両親もきっと喜んでくれるでしょう。
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