結婚前に不安になる原因と解消法、幸せなはずなのに何故!?
多くの女性が憧れる結婚。結婚が決まった時は嬉しくて、幸せの絶頂にいる気分になります。
嬉しいはずなのに、結婚式や入籍が近づくに連れて「このまま自分は結婚しても大丈夫なんだろうか」という不安な気持ちに潰されそうになることがあります。
軽い気持ちで決めていないのに、結婚が間違っているのではと思ってしまう人もいます。
結婚前に何が原因で不安な気持ちになり、結婚生活の何に不安を感じるのでしょうか。
また、不安な気持ちになった時、その気持ちは結婚前に解消しておく必要があります。
結婚前の不安な気持ちはどうやって解消したらいいのか、解消法について紹介します。
目次
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結婚前に不安になるのは珍しくない!多くの人が結婚前は不安な気持ちになる
皆さんは、「マリッジブルー」という言葉を聞いたことはありますか?
結婚前に不安な気持ちになることをマリッジブルーと言います。
マリッジブルーになる女性は多く、40%近くの女性が不安な気持ちになると言われています。
マリッジブルーになると、「幸せなのに何が不安なんだ」と言われることありますが、結婚前に不安な気持ちになるのは当たり前のことです。
今までに経験したことないことが起こるため、どうなるんだろうかと不安になるのは当然なので、マリッジブルーになったから変わっているということはありません。
マリッジブルーは女性がなるものと思われていますが、そうではありません。男性でも、結婚前に不安になりマリッジブルーになることがあります。
実は女性よりも男性の方が不安を感じている人が多く、60%近い男性が結婚前に不安な気持ちになると言われています。
不安な気持ちのまま結婚をすると、結婚生活中に「やっぱり不安が的中した」とマイナスな気持ちになり、離婚に繋がったというケースもあるため、不安な気持ちがある時は、結婚前に片付けておく必要があります。
これもマリッジブルー?結婚前に不安になる原因・理由
結婚を控えた人でも、マリッジブルーになる人とならない人がいます。
結婚前に不安な気持ちになる人は、どういったことが原因・理由としてあるのでしょうか。
その1.相手の家族・親族と上手にやっていけるか不安になる
結婚生活で、女性が1番心配しているのが、相手の家族や親族と上手にやっていけるかということです。
相手の家に嫁として入るため、家族や親族と上手にやっていけないと肩身が狭い思いをしてしまうのではないかと不安になり、結婚するのが怖いと感じる女性もいます。
特に、次のようなことに不安を感じている人が多いようです。
- 実は相手がマザコンなのではないか
- 相手の両親が厳格な人なので対応できるか
- 家族の仲が良いので、そこに自分が入っていけるのか
- 実家と経済状況が違いすぎる
- 将来、相手の両親と同居することになるのか
相手の両親や親族のことは自分だけが抱えることではなく、自分の家族や親族を巻き込む可能性もあるため、1番に不安に感じるという人が多いようです。
その2.今までのように自分の時間を作れなくなる
結婚をすると、自分一人で生活をしているわけではないので、今までのように自分で自由に時間を使うということができません。
相手がいることで生活リズムも変わりますし、優先しなくてはいけない時間が出てきます。
特に、次のようなことに不安を感じることが多くなっています。
- 自分の時間がなくなることで友人や知人と会うことができなくなる
- 趣味や娯楽に使う時間がなくなる
- 自分の時間がなくなってストレスが溜まってしまう
結婚することで、生活自体が変わるのに自分の時間がなくなって板挟み状態になってしまうのではないかという不安を抱える人もいます。
自分の時間がなくなり、友人や知人と会えなくなると、このまま自分は一人になってしまうのかという不安もあります。
その3.家事や料理をしっかりとこなすことができるが心配
結婚すると、今までやらなかったこともしなくてはいけないことも出てきます。特に家事や料理は毎日しなくてはいけません。
実家暮らしだと、家事や料理は母親がやってくれていたため、全くできないという女性もいます。
もし、家事も料理もしっかりとこなすことができないまま結婚したら、相手に嫌われてしまうのではないかと思うと不安な気持ちになるという女性も多くいます。
一人暮らしでも食事は外食がメインで、掃除も狭いから簡単に済ませていたという人が、いきなり結婚をして完璧な家事や料理を求められてもできないと不安になってしまいます。
女性の中には、「家事や料理ができない女性は妻失格」と思っている人も多く、自分が思ったようにできないから結婚したらダメなんじゃないかと思い込んでいる人も多いようです。
その4.将来的に経済的に困らないか不安になる
お付き合いをしている時は、あまり相手の収入などの経済面は気にならないという人がほとんどです。
そのまま好きという気持ちで結婚を決めたけれど、経済面は大丈夫なんだろうかと不安になることがあります。
経済面はその時よりも、将来的なことを考えると特に不安に感じることがたくさんあります。
- 安定した収入がいつまで得られるのか
- 子供が産まれたらどのくらいのお金が必要なのか
- 相手に浪費癖があるのではないか
- 貯金額を確認していないが、どのくらい持っているのか
- 共に実家暮らしで、毎月どのくらいの出費があるか把握できていない
結婚した当初、2人だけの生活の場合は相手の収入で十分生活ができたけれど、子供ができた途端に収入が足りなくなったという夫婦も実際にいます。
そういう話を耳にすると、余計に不安になり、結婚してお金で悩みたくないとさらに不安な気持ちになる女性も増えています。
その5.本当にこの人と結婚しても大丈夫なのか
結婚生活に不安を感じてマリッジブルーになる人もいますが、中には結婚相手自体に不安を感じてマリッジブルーになるという人もいます。
- 本当にこの人と結婚して幸せになれるんだろうか
- 自分が他の人を好きになったりしないだろうか
- 女性にモテるけれど浮気しないだろか
- 子供が産まれた時、可愛がってくれるだろうか
上記のようなものがどんどん湧き上がってきて、この人で本当に大丈夫かなという不安な気持ちになっていきます。
結婚生活が続いていくうちに人が変わってしまうんじゃないか、一生添い遂げることができる人なんだろかとマイナスなことばかりを考えてしまうと、結婚相手自体が不安の原因ということになってしまいます。
その6.結婚を機に仕事を辞めなければいけなくなる
これは、バリバリ働いていた人に多いのですが、結婚をしたことによって今まで仕事で積み上げてきたものがなくなってしまうのではという不安が出てきます。
- 苗字を変えたら取引先から覚えてもらえなくなった
- 相手から結婚を機に仕事を辞めて欲しいと言われた
- 仕事は続けていいと言われたが姑から孫を早くと言われた
- 育休を取って復帰したけれど、仕事の内容が変わってついて行けなくなった
上記のように、苗字を変えたことで取引先から「名前が変わって分からなかった」などと言われると、自分が築き上げたものが崩れてしまうような不安な気持ちになります。
また、子供が関係することも不安材料の1つです。
仕事をしていても、将来子供ができるとそのまま仕事が続けられるのかという不安もあります。
仕事が好きで、子供が産まれても仕事を続けたいと思っている女性は、特に子供が関連するものが大きな不安材料になってきます。
その7.結婚式や結婚までの準備を全て自分がしなくてはいけない
結婚が決まると、結婚式の準備や引っ越しの準備など、いろいろとやらなくてはいけないことが出てきます。
本来、結婚までの準備は2人でやっていくことなのですが、相手の仕事が忙しかったり、自分しか時間が作れない場合は、1人で進めなくてはいけません。
- 結婚式で誰を呼ぶのか(どこまでの人を呼ぶのか)
- 席順はどうしたらいいのか
- 引き出物はどうするのか
- 引っ越しする日にちはいつなのか
- 引っ越しをすることで何を新たに購入した方がいいのか
上記はほんの一部ですが、たくさん決めなければいけないことがあります。
こういったものを全て自分がしなくてはいけないとなると、結婚前に頭がパンクしてしまい「この人と結婚したら、ずっと自分がいろいろとやらなければいけなくなる」と不安になってしまいます。
筆者の知人にも、結婚式の準備をプランナーと女性に丸投げ状態の男性がいましたが、結婚前に大喧嘩して女性が「結婚したくない」という事態になったこともあります。
それくらい、全てを自分に押し付けられると、不安というよりパニック状態になってしまうこともあります。
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絶対に溜め込まない!結婚前の不安な気持ちを解消する方法
女性も男性も、結婚前に不安な気持ちになることは多々あります。この不安な気持ちを、結婚生活に持ち込むのはよくありません。
結婚前に不安になった気持ちは解消してあげましょう。解消方法には、つぎのようなものがあります。
その1.結婚は1人でするものじゃない!2人でしっかりと話し合う
結婚前に不安に感じることがある時、この不安な気持ちをぶつけると迷惑になるのではと一人で抱え込んでしまうことがあります。
不安な気持ちを抱え込んだまま結婚すると、「やっぱりあの時やめておけばよかった」など後悔することが出てくる可能性があります。
結婚前に不安なことが1つでもある時は、2人でしっかりと話し合いをするようにしましょう。
どんな些細なことでも、話し合うことで解決に繋がります。自分が結婚前に不安に感じている場合はもちろんですが、男性も結婚前に不安になることがあります。
相手が打ち明けられない可能性もあるので、自分から「結婚前に思っていることや不安に感じることは話しておこう」と持ち掛けることも大事です。
1回話し合いをして片付く場合と、何度も話し合いを重ねる必要があることもあります。
もし、話し合いの段階で「結婚式はもう少し先にした方がいい」という結論が出ることがあるかもしれませんが、結婚してから後悔するよりも結婚式を先延ばしにして問題を解消することの方が大事です。
その2.「結婚とはこういうもの」という一般論や世間体は気にしない
結婚する時、会社の先輩などから「結婚とはこういうもの」と言われることがあります。
また、自分たちの結婚が世間から見てどうなのかと不安に感じることもあります。
「結婚とは」という一般論がどの夫婦にも当てはまるというものではありません。
夫婦それぞれの色というものがあるので、そもそも結婚に一般論というのも当てはめる必要はありません。
世間体も同じです。いろんな夫婦があるので、世間体を気にしていると疲れてしまいます。
特に、次のような夫婦はいろいろと言われるんじゃないかという不安を感じます。
- 年の差婚
- さずかり婚
- 玉の輿との結婚
周りの人や世間は、人を面白おかしく言うのが好きなものと開き直って無視するようにしましょう。
自分たちが幸せな結婚ができるのであれば、世間体を気にして不安になる必要はありません。
その3.結婚生活が気になる場合は既婚者の友人や親に話を聞く
結婚はしたいけれど、結婚生活について気になることが多すぎて不安になるという人は、経験者に話を聞くようにしましょう。
両親はもちろん、既婚者の友人などに話を聞いておくとある程度の参考になります。
結婚した時、意外に気になるのが次のようなものです。
- 喧嘩をしたらどうやって解決するか
- 毎日帰りが遅いけれどどうしたらいいのか
- 一緒に生活しているけれど、どんな会話をしたらいいのか
恋人同士の時、喧嘩をしても時間が経てば解決してくれていることがあります。
結婚していると、常に顔を合わせているため、なかなか喧嘩した後の気持ちが治まらずにそのままの状態になってしまうということもあります。
帰りが遅いのも、仕事だけではなく会社の上司のお付き合いなどで遅くなることもあります。
分かっていても帰りが遅いことにイライラしてしまい、相手にあたってしまうこともあります。
また、付き合っている時は常に一緒にいるわけではないので、会話に困ることはなかったけれど、結婚してずっと一緒にいると何を話したらいいのか分からないという女性もいます。
些細なことですが、既婚者も乗り越えてきていることなので「こうしたらいいよ」というアドバイスをしてくれると思います。
その4.嫁姑関係は、結婚前に関係性を築いておく
女性のマリッジブルーで多いのが、相手の両親との関係です。結婚した途端、嫁姑関係が悪くなるということもあります。
結婚する前に、相手の両親とも頻繁に会って関係性をしっかりと築いておくようにしましょう。
相手の両親に、自分の良いところも悪いところも知ってもらえれば、結婚した後に姑との関係が悪くなるということも防ぐことができます。
これは、自分の両親においてもそうです。
相手の男性を両親にあまり会わせずに結婚してしまうと、両親から「結婚相手があんな人だとは思わなかった」ということになりかねません。
自分の両親にも相手を頻繁に会わせて、相手のことを知ってもらうようにすることが大事です。
互いの両親との関係性が築けた後は、互いの両親の関係にも気を付けなければいけません。
互いの両親の仲が悪いと、両親が原因で自分たちの仲にも亀裂が入るなんてこともあります。
最近は、結婚前に互いの両親と旅行に出かけるという人も増えています。
両親が無理な場合、母親同士でも仲良くなるだけで、嫁姑関係や親族との関係は不安に感じなくなります。
その5.お金や将来のことはしっかりと計画を立てておく
結婚する前はあまり気にならなかったけど、結婚前に急にお金のことが不安になるということがあります。
これは、女性だけではなく男性にも多い不安要因の1つです。
結婚すると、いろんなことでお金がかかります。
恋人同士の時のように、いろんなものにお金を使っていると、知らない間に預金がなくなっていたなんてことに繋がります。
最低でも、お金に関しては次のようなことはきちんと決めておくようにしましょう。
- 毎月のお小遣いはどのくらいにするのか
- 毎月いくら貯金にまわすのか
- お金の管理はどちらがするのか
- 結婚を機に新たに預金通帳を作るのか
些細なことですが、しっかりと明確化しておくことが大事です。
結婚した途端に「知らない」と言われないようにノートなどに書き留めておくようにしましょう。
筆者の周りにも話し合いをしていなかったため、相手がいくら給料を貰っているか知らず、給料日に手渡された金額で貯金と毎月のやりくりをしていました。
後から相手がかなりの金額を手元に取っていたことを知り、夫婦関係が悪くなったというケースもあります。
お金だけではなく、もう1つしっかりと決めておかないといけないのが、子供ができた時のことです。
- 子供ができたら仕事は辞めた方がいいのか
- 子供は何人くらい欲しいのか
- 子供が産まれたら引っ越しをするのか
- 子供を育てるための保険や貯金はどうするのか
子供の人数なんてと思う人もいますが、これは意外に重要です。
このくらい欲しいというのが分かっていれば、毎月の貯金額も計算しやすくなります。
子供が増えれば、引っ越す回数も増える可能性があり、出費に繋がります。
結婚前に子供のことを決めるのは早いような気がしますが、産まれた時のことも考えておくと、結婚に対する不安もなくなります。
その6.共働きの場合は家事分担についても決めておく
共働きの場合、一人で家事をするのが不可能な場合もあります。全部自分が抱えてしまうと、本当にできるのかと不安になってしまいます。
共働きの場合は、家事の分担についても決めておくと、結婚した後の家事についての不安も解消します。
そうはいっても、相手に料理や洗濯をさせるのはという気持ちになると思います。
ごみ捨てやお風呂掃除などをしてもらうだけでも負担はかなり減るので、そこは手伝って欲しいと決めておきましょう。
家事や料理がこなせるか不安という人は、結婚前に慣れておく必要があります。
特に実家暮らしの場合、家事は全て母親任せという人も多いと思います。そういう人は、結婚前の時間がある時だけでも洗濯や掃除をしたり、休みの日は自分が料理をするだけでも家事に慣れてきます。
料理が苦手という人は、母親から習ってノートを取っておくと後々とても役立ちます。
相手の両親に家庭の味を教えてもらうのも大事です。これもノートにしっかりと取っておけば、いつでも料理を作ることができます。
その7.生活を急に変化させないようにする
結婚をすると、家庭で相手のために家事をして自分は家から出られないと思っている人がいます。
そういう思い込みが結婚前の不安に繋がり、結婚して大丈夫かなという気持ちに繋がります。
そして、自分の時間もなくなると不安ばかりが大きくなり、さらに不安な気持ちになってしまいます。
結婚したからといって、急に生活を変えるとストレスに繋がる可能性もあります。結婚するからといって急に張り切って生活を一変させる必要はありません。
特に、自分の時間が欲しいという場合は、相手と話し合って息抜きができる時間を作ってもらうようにするだけで不安な気持ちは解消されます。
- 年に数回、自分が好きな演劇などに出かける
- 月に1~2回、知人と食事に出かける
- 結婚後に仕事を続ける際は、旧姓のまま続ける
結婚したら友達に会えなくなると思っている人も多いようですが、相手と話して月に数回友達と食事に行く時間を作ってもらうなどすれば、友達と会うこともできます。
結婚後の仕事も、旧姓のまま続けたい時は、相手にそのことを相談しておいた方がいいかもしれません。
結婚前はお互いに不安なことだらけ!それを乗り越えて夫婦になっていく
結婚前に不安な気持ちになることは普通です。女性だけではなく、男性も不安な気持ちで「結婚しても大丈夫か」という気持ちになります。
不安な気持ちは、結婚前に話し合いや約束事を決めておくことで解消しておきましょう。
そして、一人で抱えるのではなく一緒に解決していくことが大事です。
結婚前の不安が解消しても、結婚したらまた不安になることが出てきます。その都度、話し合いなどで乗り越えていくことで夫婦になっていきます。
結婚はとても幸せで嬉しい事です。不安な気持ちは解消して、心から喜べる結婚をしましょう。
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