年上の男性はどう褒めればいい?男性の心をつかむ褒め方
“褒める”ということが子供の教育にとてもいい影響があるということは有名ですが、大人になっても「褒める・褒められる」ことは大切です。
恋愛でも、男性を落とすテクニックの一つとして褒めることが有効だと言われますが、20代の若い男性を褒めるのと30代40代の年上の男性を褒めるのとは少しわけが違います。
実際に、「目上の男性を褒めることは生意気な行為なのではないか」と思って褒める機会を逃している女性も多いでしょう。
そこで、誰にでも使える褒め方や相手に合わせた褒め方をご紹介します。とくに年上の男性が気になっている人や、褒め方で悩んでいる人はぜひ参考にしてください!
男性をうまく褒めることができれば、男性にとってあなたも気になる存在へなれるかもしれませんよ。
目次
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褒めることは相手にも自分にもいい!褒める効果とは
相手を褒めることで人間関係を円滑にしたり、褒めることを恋愛テクニックとして使用することも出来ますが、褒めることで得られる効果はそれだけではありません。
- 脳の活性化
- 快楽を得る
- やる気が出る
- 集中力が高まる
褒めることで得られる効果
- 脳の活性化
- 幸福感を得る
- 相手の美点に気づく
褒められると快楽ホルモンが分泌され、脳は強い快感を得ます。その快感が報酬となり、やる気や行動力の源となります。
また褒めた人も、褒めた相手がいい反応をすることが報酬となって幸福感を得ます。
褒められることで得られる快楽は原始的でとても強い刺激なので、相手の記憶に残りやすく、褒められた相手に好意を抱きやすいという特徴もあります。
褒めるというのは簡単なことのように聞こえますが、実は相手の美点や成長を観察し適切なタイミングと言葉を投げかけるという高度な行為です。
あなたは褒め下手?褒め上手?褒めるのが下手な人の特徴
日本人は、褒めるのも褒められるもの下手な人が多いです。褒めるのが苦手な人には、3パターンあります。
- 自分に自信がない人
- 精神的にケチな人
- 他人に無関心な人
まず、自分が何に価値を感じていて何をいいと思っているのかが定まっていなくて、自分の意見に自信が持てない人です。
褒めるという行為は、自分のものさしで相手を図って評価しないといけないので、自分の判断に自信が持てない人は褒めることができません。
精神的にケチな人は、褒められることは好きだけど褒めて相手を喜ばせたいとは思わない人です。
相手より優位に立っていると思っている人や、自分が褒められて当たり前だと思っている人は、他人のいいところに目を向けようとしないので、褒めることなんてできません。
人への関心が薄い人は、コミュニケーション能力が低下してしまい、相手のいいところを見つけることもそれを言葉にすることもできなくなってしまっています。
日頃、人とのやり取りをメールだけで済ませてしまう人などは要注意です。
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褒め言葉がマイナス効果に!褒め下手な人の褒め方
褒めているつもりなのに相手の反応がいまいちだという人は、褒めることがマイナスになってしまっている褒め下手な人かもしれません。
- タイミングが悪い
- 「すごい」しか言わない
- あいまいな表現をする
褒めるにはタイミングが重要です。「この前のあれすごかったね」というように、相手も忘れたようなタイミングで褒められても、その喜びは半減します。
褒めるときに「すごい」という言葉をよく使う人も要注意です。
「すごい」という言葉はなんにでも誰にでも通用しますが、何がすごいのかがよくわからないので“適当に言っている”と捉えられることもあります。
また、自信のない人に多いのがあいまいな表現で褒め言葉を濁してしまう人もいます。
「割と、結構、悪くない、嫌いじゃない」といったあいまいな言葉は、言われた相手もあいまいな気持ちになります。
上記のような特徴が一つでも当てはまる人は、相手に気持ちが伝わらないどころか褒めることが逆効果になってしまっているかもしれません。
褒めるときは相手の喜ぶ褒め方を!褒め上手な褒め方
では、どう褒めれば相手は喜んでくれるのでしょうか。褒め上手の褒め方には、ポイントが3つあります。
褒め上手の褒め方の特徴
- すぐに褒める
- ピンポイントで褒める
- 行動で褒める
この3つのポイントを押さえておけば、褒め上手になれます。
考えずに言葉にする!褒めるタイミングは思った時!
褒める部分や言い回しなどのポイントもありますが、そういったことを考えていると褒めるタイミングを逃したりワザとらしくなったりしてしまいます。
- 思った瞬間に褒める
- 小刻みに何度も褒める
- 同じことでも繰り返し褒める
褒めるときのポイントはいくつかありますが、褒め下手な人は「思った時にすぐ褒める」のが一番です。
「どこを褒めようか、なんて言おうか」と考えていると余計に褒めにくくなってしまいます。ですから、シンプルに“いいな”と思ったことを思った時に口にしてください。
褒められる側も、作り込んだ言葉より素直な気持ちをストレートに言葉にされる方がうれしいものです。
また、褒めるポイントがいくつかあった時には後でまとめて褒めるのではなく、その都度褒めましょう。まとめて褒められると、褒められたときの喜びが減少します。
そして、同じことでも「前にも言ったしな…」と思って言うのをためらう必要はありません。
繰り返し褒めることで、「頑張る」→「褒められる」→「頑張る」というパターンができ、望ましい行動を定着させることが出来ます。
ピンポイントで褒めると真実味が増す!褒めるポイント
褒め下手な人の褒め方では「すごい!」「さすが!」という抽象的な言葉を選びがちです。
そういった大雑把な褒め言葉もいいですが、具体的なポイントや理由を添えるとさらに相手の心に響きます。
- 相手の持ち物を褒める
- 性格や個性を褒める
- 隠れた能力や美点を褒める
- 相手の好きなもの、事を褒める
- こだわっていることを褒める
褒める部分はどこでもいいのですが、できるだけピンポイントで褒めるとより真実味が増します。
ピンポイントで褒めるには、名詞を使うことが重要です。
「シャツとネクタイの組み合わせのセンスがいいですね」
「渋くていい声ですね」
「よく人のことを観察してますね」
このように、いいなと感じたものの名詞を使って褒めるだけで具体的でいい褒め方になります。
他の人が気づいていない小さな気遣いや見えない努力、本人すら気づいていない素晴らしいところを褒めることができると、褒められた相手の喜びは増します。
しかし、それは普段からその人のことを良く見ていないと難しいことです。
褒め下手な人は、相手の持ち物や服装といった外見から褒める部分を探すことから始めてみましょう。
言葉よりも気持ちが伝わる!行動で褒める方法
褒め言葉を口にするだけが「褒める」ではありません。褒め言葉に合った態度や行動をとることで、言葉を使って褒めるよりも相手に気持ちが伝わります。
- アイコンタクト
- 笑顔
- スキンシップ
言葉で褒めるのもいいですが、言葉は多すぎるとその価値が下がってしまいます。
また、少ない言葉でもスキンシップがあることで気持ちは十分伝わります。
例えば、子供を褒めるときに「すごいね!」と言いながら笑顔で頭をなでると、子供にとって特別な思い出になります。
大人でも、そんな褒め方をされると記憶に残りやすいですが、スキンシップのとりかたは変えた方がいいでしょう。
- 背中や肩をたたく
- 拍手する
- 腕をつかむ
- 抱きしめる
友人や同僚なら肩をたたく程度がいいかもしれません。意中の相手や付き合っている人になら、腕をつかんだり抱きしめたりといったオーバーな表現の方が、特別感がアップしていいでしょう。
”相手の目を見て笑顔でスキンシップをとる”というのは、コミュニケーション能力の高い人には簡単なことかもしれませんが、そうでない人にとっては少し難易度が高いかもしれません。
スキンシップに抵抗のある人は、相手の目を見て笑顔で褒めることを意識してやってみてください。
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意外なことも”褒め”になる!いろいろな褒め方
「褒める」というと、“相手のいいところを見つけて褒めなければいけない”と思いがちですが、実は、「褒める」はそれだけではありません。
- あいさつする
- 感謝する
- 相談する
- 依頼する
- 話をじっくり聞く
これらのポイントは「相手を認めている」ということです。「褒める」と「認める」は相手に同じような効果をもたらします。
また、「受け止めてもらった」という気持ちも褒められることと同じ効果があるので、相手の話をじっくり聞くことも褒めるのと同じ効果があります。
例えば、相手からあいさつをされて嬉しく思った経験はありませんか?あいさつは、その人を認めているというサインでもあります。
人から相談されたり頼りにされることも、相手を認めていないとできないことです。
上から目線にならないように注意!目上の人への褒め方
「褒められる」ということは、誰でもいくつになっても嬉しいものです。
しかし、「年上が年下を褒める」と思っている人が多いので、年を重ねるにつれて誰も褒めてくれなくなります。
かといって、年上の人を他の人と同じように褒めると失礼にあたることがあります。
気になる人が年上の場合や、上司と上手くコミュニケーションをとるためには、褒め方も少し変えなくてはいけません。
- 当たり前のことを言わない
- 褒め言葉は短く
- 「相談」「お願い」で褒める
“出来て当たり前、知っていて当たり前”のことは褒めてはいけません。
今の自分にはできないことでも、相手の年齢ならできていないと逆に恥ずかしいこともあります。
また、当たり前のことや周知のことだけを褒めるのは、お世辞に聞こえてしまうのでおすすめしません。
褒め言葉も長くなるとお世辞に聞こえてしまいがちなので、だらだらと褒め続けるのもおすすめしません。
年上の人を褒める場合は、相談やお願いをして感謝の気持ちを言葉にしつつ褒めると褒めやすいでしょう。
同じ褒め方では気持ちが伝わらない!?男女で違う褒めポイント
年齢だけでなく、男性と女性でも褒められてうれしいポイントが違います。
相手が男性の場合は、体面が重要なのでプライドを刺激するような褒め方が効果的です。
更に人前で大げさに褒められると、支配欲や自己顕示欲が満たされ優越感に浸ることができるので、より幸福感が増します。
女性の場合は、自分自身に価値があると言われることに喜びを感じるので、その人を認める褒め言葉が効果的です。
ですから、「あなたにしか頼めない」「あなたがいないと大変」というようなフレーズが響きます。
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第三者を通して褒めると効果的!相手に伝わる褒め方
褒められ慣れていない人は、人の言葉の裏をよもうとしてしまい素直に喜べないことがあります。
そんな人にも伝わる褒め方の方法があります。それは「第三者を経由して褒める」という方法です。
褒められても素直に喜べない人は、「相手に下心があるのではないか」と警戒心を持っています。
しかし、その人のことを直接褒めるのではなく別の人の前で褒めて、「○○さんが褒めてたよ」と別の人から伝わると、余計な警戒心を抱かず素直に心に響くのです。
そのうえ、自分のことを褒めてくれた人だけでなく伝書鳩となった人も褒めてくれたと感じるので、喜びも増します。
また、自分が思っていることを「お客さんが喜んでたよ」というように第三者を使って褒めるもの一つのテクニックです。
本人に直接言うのが恥ずかしい人や、相手に警戒心を与えたくない時にはぜひ使ってみてください。
褒めるだけじゃない!褒められ上手になる方法
褒め上手になることも人間関係を円滑にするには必要ですが、褒められ上手も褒め上手と同じくらい大切です。
- 素直に喜ぶ
- 褒めかえす
まずは褒められたら「ありがとう」「嬉しい」と言って喜びましょう。
「お世辞はいいから、いやいやウソでしょ」などと捻くれた反応や謙遜は、褒めてくれた人の気持ちを否定してしまいます。
謙虚さは日本人の美徳の一つとされていますが、褒められ上手は謙虚になりながらも喜びをきちんと言葉にします。
「そんなことないですよ、でも嬉しいです。ありがとうございます!」
というように、調子に乗った印象を与えずに喜ぶことも出来ます。更に上級者は、褒められると相手を褒めかえします。
「ありがとうございます!これも〇〇さんが相談にのってくれたおかげです!」
「嬉しいな、そんなことを言ってくれるのはあなただけだよ」
「あなたのおかげ」というように、褒められるときも相手を褒めるタイミングになります。
褒めた相手の反応がいいと、褒めた人も幸せな気持ちになりますし、反応のいい人は褒められやすくもなります。
褒められ慣れていない人は、人を褒めるのも苦手なことが多いです。褒められ上手になって、人から言われて嬉しかったことは、自分が褒めるとき使えるように心にとめておきましょう。
いくつになっても褒められたい!難しく考えずに素直な気持ちで
私自身、先輩を後輩が褒めるのは失礼だと思っていたので、「すごいな」と思うことがあってもあまり口にはしませんでした。
しかし、先輩が仕事で忙しくて大変だったときに「俺頑張ったやろ」と聞かれたので、恐縮ながら「大変でしたね、頑張りましたね」と言ったら「褒められた~嬉しい」と喜ばれてびっくりしました。
「後輩の私が褒めるのは失礼じゃないですか」と聞いたところ、「いくつになってもほめられたいし、誰に褒められても嬉しいよ」と言われました。
その時は思いがけずに褒めてしまいましたが、喜んでくれているのを見たら私もなんだか嬉しくなりました。
自分が褒められるもの嬉しいですが、褒めて喜んでもらえると「言ってよかったな、また言おう」と思えます。
褒め上手になるには、褒め方やタイミングなどコツがいくつかありますが、ますは深く考えずに「すごいな、いいな」と思ったことを素直に口にしてみてはどうでしょうか。
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