こんな話し方は相手をイライラさせる!長い・うざい・意地悪い
「こいつとは話したくない」「この人と話すとイライラする」そう思われる人は少なくありません。もしかしたら自分では気づかないだけで、あなたもそう思われているかも…。
自分の話し方は自分で気づきにくいので、人をイラつかせても自覚するのが難しいのです。
相手をイライラさせやすい話し方には、どんな特徴があるのでしょうか?客観的な視点から自分の言動を振り返ってみましょう。
目次
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イライラさせる話し方って何?相手がどんな気分になる?
そもそも「相手をイライラさせる」ということを理解できていなければ、相手をイラつかせる話し方を自覚することはできません。
話し方を改善するなら、「イライラさせられる話し方」がどんなものなのかを頭に入れておきましょう。
- 話を聞いていて疲れる
- 何を話したいのか理解に苦しむ
- 不快になるorウザいと感じる
- 早く話を切り上げて欲しくなる
こんな気分にさせられる人、あなたの周りにもいるのではないでしょうか?これが「相手をイライラさせる話し手」です。
どんなに良い内容・重大な内容の話でも、話し方一つで聞き手が興味をなくします。プレゼンでの失敗や人間関係のトラブルに繋がる要因なので注意しましょう。
相手をイライラさせる話し方の特徴
聞き手の人をイライラさせてしまう話し方は、内容とは関係なしに口調や言葉遣い、文章の組み立て方などが問題。
たった一言で雰囲気をぶち壊す、イライラさせる話し方は次の通り。
とにかく話が長い
「その話まだ続くの…?」そんなことを思った相手、誰にだっているはずです。どんなに大切な話だとしても、長引けば長引くほど相手を疲れさせます。
話を簡潔にまとめずに話したり、他の話題に脱線したり…そうして話が長びく人は、聞き手をかなりイラつかせます。
時は金なり。人の長話に時間を割かれることほど、イライラさせられるものはありません。「結論だけ言って欲しい」「その話は要らない」こんな風に思われがちです。
一文が長く、句読点がない
文章によく見る「、」や「。」といった句読点。これって実は、口で話すときにも存在するもの。
文字で書く文章と同じで、句読点がない話は内容がとても分かりにくいです。どの言葉とどの言葉が繋がっているかあいまいで、内容がしっちゃかめっちゃかになりがち。
- 「この前コンビニに行ったら、目当てのお菓子が売ってなかった。悲しかった」
- 「この前コンビニに行ったら目当てのお菓子が売ってなかったから悲しかった」
明らかに2つめの文章は分かりにくいですよね。
句読点があるだけで、聞き手の理解度が一気に上がります。聞き取った話を整理する余裕があるからです。
口で話す文章には、確かに句読点が目に見えません。ですが間を開けたり、一度言いきったりと、確かに存在はしているのです。
前置きがものすごく長い
さっさと本題を話せば良いのに、何故か前置きがダラダラと長引いてしまう…こんな人、少なくはありません。
素直になれない、本題を切り出すのに勇気がいる…どれも共感できること。しかし聞き手にとって重要なのは本題であって、前置きは後でも良いのです。
本題が見えないまま前置きが続くことで、聞き手の興味は薄れていきますし、本来なら喜ぶべき本題に入っても「やっと本題か」とうんざりされるだけ。
相手をイラつかせる前に、最初からズバッと本題を切り出すのが得策です。前置きは長くても1文、2文程度にしておきましょう。
人の話を遮る・横取りする
誰か先に話している人がいるのに、割り込んだり遮ったりして自分の話をし出す…こんな人はイライラされます。誰かの話題を自分の話題にすり替えるのも同罪。
人の話を遮ってまで話し出す人はシンプルに悪印象。誰も話を聞きたがりません。
もし遮って始められた話が重要なものだとしても、「こんな奴の話は聞くもんか」と誰もが耳を傾けたがりません。自己主張が強い人間だと敬遠されますし、根本的にマナー違反です。
適当な相槌しか打たない
誰かが真面目に話しているのに、ろくな返事もせず「うん」「へえ」「そう」ばかり…。話している人や周りの人を不愉快にさせる態度です。
適当な相槌ばかりだと、話し手の熱量がムダになります。「真面目に聞いてない」「いくら話しても意味がない」と相手をうんざりさせるのです。
もちろん中には口下手な人もいて、そういう人が「真面目に聞いてる!?」と誤解を受けることもあります。
ですが誤解を受ける前に、気のない相槌と思われないような工夫をすることも大切です。
決めつけるような言い方ばかり
人が人同士で100%理解し合うのは不可能。こんな前提が存在するからこそ、分かったような物言いをする人には反感を覚える人が多いです。
- 「あなたは○○だもんね」
- 「どうせ○○だったんでしょ?」
- 「あなたは○○しなきゃダメだよ」
こんなセリフは聞いている人をイライラさせます。
良かれと思って「分かるよ」と言うのもちょっと危険。決めつける・見透かすような言い方は、上から目線な印象を与えます。
言った本人にはその気がなくても、「あなたに私の何が分かるの!?」と相手を怒らせることもあるので注意したいですね。相手のことは理解できないという前提で発言するのが無難。
畳みかけるような喋り方
人が口を挟む隙を与えず、自分が主導権を握ろうとでもするように、べらべらと畳み掛ける喋り方。これも相手をイライラさせる話し方の一つ。
畳みかけるような一方的な話し方では、人との会話は成立しません。共感も反論もできない…これでは相手も周りも全然楽しくありません。
会話のキャッチボールができていないのです。まるで「口を挟むな」と言いたげに感じられて、高圧的・威圧的な不快感があります。
何事も否定から話を始める
「全肯定しろ」というわけではないにしろ、自分の話した内容をことごとく否定され続けるのは心が痛みます…。
「いや」「でも」「それは違う」と否定から話を始められると、話が楽しくなりません。
否定するにしても、もっと言い方がありますよね。それを真っ向から否定され続けると、なんだか嫌われているような気すらしてきます。「自分の意見しか認めない人」のレッテルを張られて、誰も会話しようとしなくなります。
話に結論やオチがない
どんな話にだって結論や本題、オチと呼ばれる部分はありますよね。むしろそれがあるから話を聞こう、話そうという気になれるもの。
結論もオチもない話は聞いていて心底つまらないもの。よほど話術に優れた人でない限りは、「で、何が言いたいの?」「なんでこんな話聞かされてるの?」という気分になりがち。
「○○が~、××でぇ~、△△なんだけど~」と先の見えない話し方になっている人は特に要注意。話が途中で脱線したり、考えなしに思いついたことから話していたりすると、こんな内容のない話し方になってしまいやすいです。
大げさに話す・オーバーリアクション
些細なことをいやに大げさに飾り立てて話す人、いませんか?話を盛り上げようとして試みようとする人が多いテクニックですが、人をイラつかせることが大半です。
大げさしようとすれば話も長くなるわけで、「大げさすぎ」「勿体ぶりすぎ」と相手をイライラさせます。
一言で言い表せる結論を、不要な言葉で飾り立てたり、オーバーリアクションでドラマ調に語ったり…。相手とのテンションの差があれば尚、「無駄に話が長いだけ」と思われます。
マナーを守って会話のキャッチボールを楽しめばOK
大切な場面も話し方一つで結果が大きく変わります。職場、家族、友人、恋人…話し方でイライラさせて、言いたいことが伝わらないなんて絶対に嫌ですよね。
相手に対するマナーを守って、変に寄り道せず結論からスパッと話せば大丈夫。ひとまず結論から話して、相手の反応に合わせて余談や詳細を話すかどうかを決めましょう。
自分が話し手でも聞き手でも、心がけることはほぼ変わりません。会話のキャッチボールが楽しめるようになれば、相手にイライラされるようなこともありませんよ。
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