倦怠期はどの夫婦にも訪れる?!辛い夫婦の危機を乗り越える方法とは

結婚生活 2023.01.22

付き合っているときは、「毎日一緒にいたい!」と思うほどに愛にあふれた毎日を送っていたカップルだとしても、「倦怠期」と呼ばれる期間をは迎えることは多いものです。

付き合っている機関ならいざ知らず、夫婦になってから――つまり、結婚してからの倦怠期は大変。長く続けば、夫婦の危機が訪れないとも限りません。

そこで今回は、結婚してから訪れてしまった「夫婦の倦怠期」を、いかに克服するかを考えていこうと思います。

まさに倦怠期真っ最中の方も、もしかしたら来るかも……という方も、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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夫婦におとずれる倦怠期とはどんなもの?

みなさんが「倦怠期」と聞いて持つイメージはどんなものでしょうか?

  • 「なんとなくだらけているような……」
  • 「マンネリみたいなイメージ」

そんな風に考える女性が多いと思います。もちろん、間違いではありません。

日常生活がつらい! 倦怠期の特徴とは

たしかに、繰り返される平凡な日常がいやになってきてしまったり、公的に夫婦として認められることによる責任感が生まれそこに嫌気がさしてきてしまったり、はたまた恋人時代には「しょうがないな」ですませられていた夫の行動、言葉にイライラして批判的になってしまうことも、倦怠期の特徴と言えます。

新婚生活時代は、刺激のある非日常による楽しい生活にワクワクドキドキしていたでしょう。

次第にその「非日常」すらも日常へと変わってしまって、刺激のない日常に疲れてしまうことを「倦怠期」と呼ぶのです。

考え方を変えれば、倦怠期は幸せへのチャンスになる?!

ですが、ここで、すこしだけ考え方を変えてみてください。

いまある平凡な日常は、あなたにとって不幸せなものでしょうか。もしかしたら、この「日常」こそが、幸せなのではないでしょうか。「倦怠期」は、お互いがこの先ずっと一緒にいられる相手なのかを見極める、いわば未来へのチャンスともいえる時期なのです。

なんとか倦怠期を乗り越えたい! 夫婦での倦怠期が起こる原因

「倦怠期」は幸せへのチャンスといえども、やはりその時期の真っただ中にいるのはつらいものです。そこで、夫婦にとって倦怠期が起こる原因について考えてみましょう。星の数ほどいる夫婦ですが、「これ、あるある!」を見つけられるかもしれません。

倦怠期が起こる原因1 相手を尊重できなくなる

朝起きて、食事を作り、仕事に送り出して、帰ってくるまでに家事を済ませる妻。はたまた夫は、朝早く起きて夜遅くまで仕事をつづけ、疲れて帰ってきて眠る日々。こんな毎日が、あまりにも当たり前になってしまうことが、倦怠期を迎える大きな原因になります。

人間はある程度の帰還一緒に過ごすと、相手の行動パターンを読むことができるようになり、忙しさや、疲れに任せていると、どうしても相手のことを尊重できなくなってしまいます。

  • 「帰ってくるまでにやっててくれたんだな」
  • 「仕事、頑張ってきたんだな」

という考えが、「いつもやってくれてるしまあいいか」に代わってしまいます。感謝の気持ちがなくなっていき、小さなことになってしまうのです。

それによって、お互いに相手への尊重をなくし、倦怠期を呼ぶことになるのです。

何かしてもらっても「ありがとう」「ごめんね」という言葉を言わなくなってしまうことも、倦怠期の象徴です。

倦怠期が起こる原因2 生活リズムのずれによるすれ違い

現代は、共働き世代はごく一般的です。旦那さんも奥さんも仕事を持っている場合、かつ違う仕事についている場合は、仕事が忙しい時期にはなかなかコミュニケーションをとることが難しくなってしまいます。

女性であれば特に、忙しい中で家事を行わねばならないストレスや、過剰な疲れによって不機嫌になってしまい、ささいなことで喧嘩をしてしまうことも増えるかもしれません。その喧嘩の積み重ねで、「わたし、この人とどうして結婚したのだろう」と思ってしまうかもしれません。

逆に旦那さんは、家に帰っても妻がいら立っていて安らぎがない状態に、つらさや嫌気を感じるかもしれません。

ですがこれは、決して旦那さんだけでなく、遅く帰ってきた奥さんだって同じこと。手伝いもしてくれていないと、やはり家庭内はぎすぎすしてしまうでしょう。

倦怠期が起こる原因 常に一緒にいるため、新鮮さがなくなる

付き合い始めのころは、彼と一緒に出掛けるとなると一生懸命おしゃれをしましたよね。新しい服を着て、メイクもばっちり。美容室にも行ったかもしれません。そのワクワク感が、やはり女心をときめかせるのです。

結婚当初は、一緒にいること自体が幸せで、楽しいものですよね。ところが、そのうちにそれが当たり前になり、外食や旅行もなんとなく行かなくなって、出かけるのにも、オシャレをすることもなくなってしまいます。

「なんだか、楽しいことが減った気がする」と感じ始めたら、倦怠期に差し掛かっているともいえるでしょう。

ちなみに、その逆で、いつも側にいることできゅうくつに感じることもあります。一人の時間でしたいことが、二人になることでできなくなってしまい、ストレスを感じてしまう。それに伴ってイライラが募り、倦怠期へと突入してしまうケースも、珍しくありません。

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辛い倦怠期を脱出するための方法とは?

こんなつらい「倦怠期」は、なるべく早く脱却したいですよね。そこでここでは、倦怠期を解決するための方法について見ていきます。どれも難しいことではなく、ちょっと毎日を振り返ってみることから始められるものですよ。

ふたりの目標をつくってみよう

まず、もっとも簡単なのが、「目標をつくってみる」ということです。

人は、共通の目標を持っている人と支えあえるもの。色々なシーンで言われることですが、効果的なのです。マイホームを持つとか、車を買うとか、そんな大それたことでなくてOK。身近な目標でいいのです。

一緒にスポーツをするとか、夜ご飯は交代で作るとか、そんなことでもよいでしょう。 大切なのは、目標を作ることで、一体感、責任感が生まれ、それによって相手を励ます思いやりが生まれるということなのですから。

目標が達成できたときには、きっとあなたと旦那さんの関係は、倦怠期のそれとは違ったものになっているはずです。

お互いに一人の時間をしっかり大事にしよう

夫婦だからって、四六時中一緒にいればいいというものではありません。それこそ、新鮮さを失ってしまう原因になってしまいます。

そんなときは、少しでいいので、お互いに「自分の時間」というものを充実させてみてはいかがでしょうか。

例えば、趣味を見つけてそれに没頭するとか、買い物に行くとか、一人でご飯を食べに行ってみるとかで大丈夫です。そして相手のその時間に対し、文句を言ったりしないようにしましょう。

大げさに考えず、一人の時間を楽しんでみましょう。そして、相手の「一人の時間」の話を聞いてみてください。あなただって、話していいのです。きっと、「そんなことしてたんだ!」「楽しそうだね!」と、新鮮な発見がお互いにあるでしょう。

そうすれば、二人でいる時間が、大事で、幸せなひとときになるにちがいありません。

たまにはおしゃれをして外出してみよう

買い物と言えば近所のスーパーやコンビニ。服も適当なTシャツにジーンズ……。そんな生活が続いて倦怠期になったのなら、たまにはおしゃれをしてふたりで外出してみるのはいかがでしょうか。

遠出するのも、倦怠期には効果的。昔行ったことのなる思い出も場所もよいですし、新しい行先を開拓することも楽しいでしょう。昔とはまた違った気持ちで、旅行を楽しめるはずです。

旅行に行きにくいのであれば、レストランで食事をするのもいいですね。おしゃれをして外に出かけてみると、お互いに新鮮さが戻ってきて、恋人時代の気持ちをまた感じられるかもしれませんよ!

倦怠期になったときこそ、夫婦関係を見直すチャンス

倦怠期というのは、放っておくと離婚の危機すらも招いてしまいます。いま、夫婦にとっての心地よい距離感をはかるべき時期に来ているのかもしれません。

確かに、ドライすぎる夫婦関係もいいとは言えませんが、いつまでもベタベタした付き合いをしていても、それが「いい夫婦の距離感」とは言えませんよね。

大事なのは、これからも一緒にいる二人にとっての良い距離感を見つけるということ。

夫婦にとっての倦怠期は、ふたりの夫婦のカタチを作るために欠かせないもの。だからこそ、「倦怠期を迎えたから離婚だ」と終わらせるのではなく、自分たちの夫婦像を見つけていくことで、二人にとっての「幸せな生活」を見つけてみてくださいね!

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