結婚を親に反対されてしまった…!結婚するための親の説得方法とは?
お付き合いを経て、ついに結婚へと至ったあなたと彼。結婚というのは、自分たちだけでできるものではありません。
両方の親へ、報告をしに行かねばならないでしょう。そんな中で、もし……両親に反対されてしまったら、あなたならどうしますか?
- 「わたしの両親へ結婚の報告に行ったけれど、反対された……」
- 「彼の両親が、結婚に反対みたい。どうしよう……」
こんなふうに、どうしたらいいか分からなくなってしまうかもしれませんね。ですが、諦めないで! 今回は、親に結婚を反対されたときの基本的な心構えと、それに伴う対処法をご紹介します。
結婚は、一生に一度のことがほとんど。好きな人を、きちんと親に認めてもらって結婚したいという女性は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
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自分の意見だけでは×! まずは親の意見を聞くようにしてみて
意を決して結婚の報告に行ったのに、無下に反対されてしまうと、思わずカッとなって相手の話も聞かず、怒りだしてしまいそうになるその気持ちもわかります。
ですが、ケンカからは何も生まれません。逆に、「どうして!」と怒りを親にぶつけてしまうと、話すつもりだったはずの親も、よけいにカッとして話が頓挫してしまう、なんて可能性も否めません。
親が結婚を反対するのには、少なからずその理由があるはずですよね。学歴や相手の両親の家庭事情、年収、年の差など……。
親の立場に立って考えてみれば、何となくわかってくるはずです。なぜなら、結婚は娘にとっては人生の一大イベントだからです。
- 本当に結婚してから上手くやっていけるのか
- 相手は娘にとって最もいい相手か
- 自分たちの家族になるにふさわしいか
そんなふうに、親心で思ってくれているのかもしれません。
怒るのは、反対する理由を聞いてからでも遅くないと思えませんか? 自分たちが、そういった理由を解決して本当に結婚したいと思うのならば、いったん深呼吸してから、しっかりと自分の気持ちを訴え、親を説得するしかありません。
「どうして反対するのか、理由を教えてくれないかな?」と親の気持ちを聞いてみてください。そして、反対する理由をあなたも彼も理解した上で、対処法を考えていくことが、円満結婚への近道になるはずです。
対処法その1 「人柄が不安」なら、どんな人か知ってもらおう
親が、あなたの彼と何度も会っていたうえで結婚を申し入れるならともかく、初めて会ったその日に結婚をお願いすると、人柄で断られる、ということも実はよくあります。
結婚をお願いしに行くときは、間違いなく彼は緊張していますよね。いくら度胸がある彼でも、緊張感というのは相手にも伝わるものです。
- 固くなってしまったり、逆にしゃべりすぎてしまったりして、印象が悪くなってしまう
- 言葉遣いがしどろもどろで、挨拶もまともに言えなかった
- 態度はよかったが、服装がだらしなかった
などなど、失敗してしまう原因はさまざま。
そんな時は、あなた自身が「彼の人柄には自信がある」と思っているならば、諦めずに何度も時間をかけて丁寧にお願いする、というのが非常に効果的です。
最初はガチガチに緊張してしまっていた彼も、本当の人柄を分かってもらえるようになってからはリラックスできて、素直に話ができるようになってきます。次第に、「この人なら大丈夫だ」「この男性なら、娘を任せられる」と信頼してもらえるようになるはず!
対処法その2 経済的な理由なら、具体的な将来計画を見せよう
経済的な理由で結婚を反対されるというのは、本当によく聞くケースです。
結婚となれば、結婚式、ハネムーン、子供ができた時の貯金など、とにかくお金が入用ですよね。そんなとき、あなたや彼に経済力がなければ……反対されるのも、分かるというもの。
確かに、「愛は何物にも勝る」といいますが、現実的に考えて、「お金がなくては生活できない」というのもまぎれもない事実。貯金もそれほど多くはなく、しかもアバウトな将来計画しかないようでは、到底親として承認できないでしょう。
そんなときは、彼と2人で、将来の計画を立ててみてはいかがでしょうか。
できるだけ具体的に計画を立て、そこに達する道のりも考えておくのがベスト。例えば、
- 結婚したらこの時に結婚式を挙げたいから、あと何年で二人それぞれに貯金をしてこのくらい貯める。
- 子供はこの時期くらいに生むとなると、生活費はいくらにおさえる。
など。資格を取ったり、転職をしたり、事実があればより有利に話し合いを働かせることができるでしょう。
対処法その3 「なぜこの人でないとダメ」なのかを伝えて
あなたの好みと、親の好みが合わないことは大いに考えられます。もちろん、親だって他人ですから、当然です。そんなとき、両親は「どうしてこんな人を選ぶの?」なんて言ってくるかもしれません。
この場合は、経済力があっても人柄がどうでも、あまり関係ありません。恐らく、そのひと個人を認められないのでしょう。そんなときの対処法としては、あなたの気持ちを素直に伝えるというのが効果的です!
たとえば、「こんなことをしてもらったときに、好きだという気持ちになった」「この人のこういうところが人として、わたしにとてもあっている」など。あなたの気持ちが親に伝われば、相手の印象は変わってくるはずです。
対処法その4 親心を煽って、親にとって子供が結婚してからの幸せを想像させる
親が結婚を反対する理由の一つに、「娘が巣立っていくのが寂しい」という親心があります。これこそ、「相手が悪いわけではない」の代表例。そんな空気を感じたら、「親として娘が結婚してから訪れる幸せ」を想起させてみるのが効果的です。
例としては、
- 「私、お父さんと一緒にヴァージンロード歩くのが夢だったんだけどな」
- 「子供が出来たら、連れてくるから、たくさん遊んであげてほしかったんだけど……」
など、情景をリアルに思い描けるような「結婚の幸せ」を伝え、親心に訴えかけるがGOOD。
対処法その5 どうしても認めてもらえない場合
どれだけいろいろと説得してもダメなときは、最終手段として「認めてくれなくてもいいよ。自分たちのことは自分たちで決める」と突っぱねる、というのも手かもしれません。
これは、ケンカをするということではなく、「反対されてもいい」「そのくらい愛しあっている」と伝えることで、結婚への意思の強さを親に分かってもらうのが目的です。だからこそ、これを伝えるときには、しっかり注意してください。
感情的に怒ったり泣いたりしても、「ほらみたことか」と認めてくれないはずです。自立した大人としての態度を徹底し、「ふたりできちんと考えて決めたの」と冷静に話すことができれば、親だって、あなた方を大人として冷静に見ざるを得ないでしょう。
親に反対までされて結婚する場合には相当な覚悟が必要!
結婚は人生の中でも、非常に大きな分岐点です。たしかに、男女ともに二十歳になれば、親の同意なしでも結婚することができます。でも、やはり両親に祝ってもらえる結婚が、2人にとって一番望ましいことではないでしょうか。
両親はむやみに反対しているのではなく、親が正しかったということも実際にあります。反対されたときは、なぜ反対されたのか、結婚相手としっかり話しあって、改善策を探してみてください。
両親と向き合い、認めてもらうことで、ふたりにとってもより幸せな結婚ができるはずなのですから。
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