本を貸す心理が恋愛を成就させる!本の貸し借りで親密になれるワケ
人と本の貸し借りをした経験、誰にだってありますよね。特に読書好きな人であれば、自分から人に本を貸すことも多くあるでしょう。
この”本を貸す”という行為に隠された心理が、恋愛に深く関わるのは知っていましたか?
本を貸すことは相手への好意のサインです。また、本を貸された側にとっても、本を貸してくれた相手への好感度がアップするのです。
人に本を貸すのが好きな人もそうでない人も、ぜひ本の貸し借りを恋愛に活かしてみてはいかがでしょうか?本を貸す心理と、それを恋愛にどう活かせるのかについてを見ていきましょう。
目次
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人に本を貸す心理とは?本の貸し借りに隠された本音
人に本を貸すという行為には、実は本人すら自覚していないような本音が隠れています。
まずは本を貸すことに秘められた心理状況や、逆に本を貸された人の心理についてをチェックしていきましょう。
共通の趣味や話題を欲しがっている
本を貸す人には、「相手との共通の趣味や話題が欲しい」という心理があります。
自分の貸した本を返してくれるとき、相手が感想を教えてくれると嬉しく感じる…といったタイプですね。
- 面白かった
- 切なかった
- ここが印象的だった
などの感想を語り合うことで、お互いの絆を深めたがっているのです。相手への好意が見て取れますね。
「あの場面は読むのが辛かったね」などと本を読んだときの状況を伝え合うことは、さらに両者の絆を深めます。
自分のことを紹介する気持ちがある
口下手で自分のことを上手く話せない、感情表現が苦手である…こんな節のある人は、好意的に思う相手に対して本を貸すことがあります。
自分の持っている中でもおすすめの本を貸すことで、自分の趣味やセンス、好きなジャンルについて相手に知って貰おうとしているのです。
本を貸された側の人はおすすめされた本を読みながら、本の内容だけではなくて相手のことについても考えを巡らせます。
- 意外とミステリーなんて読むのか
- こんなロマンチックな恋愛がしたいのかな
- このシーン、あの人はどう感じたのかな
- この登場人物はあの人に少し似てるな
…など、本を通して相手の人格についても触れることができるのです。
本を貸された側にとっては、本をすすめられることは相手の心の一部に触れるのと一緒です。秘密をちょっとだけ見せて貰っているような気分になりますね。
秘密を共有すること、本音を話してもらえることに似ているため、本を貸されることは相手との親密さを感じられるのです。
相手への信頼の裏返し
本を貸した人は、貸した相手に対してある一定以上の信頼を持っています。
本の貸し借りには、貸す側の方にリスクが伴います。つまり本を貸すことは、「リスクを負っても良い」「あなたならリスクはないと信じている」という信頼のサインなのです。
- 貸した本が返ってこないかもしれない
- 貸した本が汚れてor傷ついて返ってくるかもしれない
- いつ返してくれるかは分からない
- 貸した本のことや、本を通して自分を悪く言われるかもしれない
「借りパク」なんて言葉があるように、人から借りた物を返さずに自分の私物としてしまう人は少なくありません。また、「あんなつまんない本読んでるの?」と馬鹿にしたような感想を言う人も、少なからずいます。
これらのリスクがある中で相手に本を貸すのは、相手を信頼しているからに他なりませんよね。
相手から信頼されて気分を悪くする人はそうそういません。信頼は一種の好意として受け取れますから、本を貸されることはなかなかに好印象なのです。
本の選び方に相手への感情が見える
本を貸すとは言っても、複数の本を持っているなら相手にどんな本を選ぶべきか悩みますよね。
本を貸すとき、その本の選び方には相手への気遣いや理解度、抱いている印象などが垣間見えるのです。
例えば同じ恋愛小説を貸すのだとしても、チャラチャラした人に貸すのであれば「相手の好きそうな本を貸そう」と思っているのが分かりますし、逆に硬派な人に貸すのであれば「相手の意外な一面を知りたがっている」のだと受け取れますよね。
状況のごちゃごちゃした1巻ではなくて、内容が簡単で分かりやすい外伝ものを渡す人には、相手の立場に立って本を選んだのだという配慮が見て取れます。
本の選び方に注目してみると、貸した側の考えていたことが何となく見えてきます。これに気づくと、貸された側も「この人は自分のことをよく見てくれているな」と好感を抱くのです。
どんな貸し方がベスト?本を貸す心理を恋愛に活かす方法
本を貸す・貸される際の心理状況は、恋愛をするときの大きな手助けになってくれます。
どのようにして本を貸すのが良いのか、どんな風に恋愛に活かせるのかについてチェックしていきましょう。
急な押し付けになるのはNG
本を貸すにしても、貸し方を間違えては印象が悪くなってしまいます。
一方的に押し付けるような形で本を貸すと、相手にとってありがた迷惑になるおそれがあります。
何の前触れもなしに「すっごく良いからこれ読んでみて!」と本を貸されても、相手は戸惑ってしまいます。特に興味もない本をいきなり押し付けられても、なかなか乗り気では読めません。
相手のタイミングや都合を全く考えずに貸したい本を押し付けないようにしましょう。
相手の状態を見極めて本を貸そう
本を貸すなら、相手が本を読める状態かどうかを見極めることが大切です。
- 休日の予定はないか
- 忙しくしていないか
- 暇な時間はあるのか
本を貸す前にあらかじめ訪ねておきたいですね。
もしも相手が暇そうにしているのであれば、「じゃあ良かったら読んでみて」と本を貸しやすくなります。
間違っても忙しいときに本を押し付けてしまわないように注意しましょう。
相手に合わせて本を選ぼう
前述でもご紹介した通り、本を貸す側の選び方によっては、借りた側の印象も随分と変わります。
人に貸す本を選ぶときは、相手の好みだけではなく、性格や今置かれている状況について考えてみましょう。
- 今の気分(疲れている、イライラしている、落ち込んでいる…など)
- 興味のあること(スポーツや芸術、音楽など)
- 最近起きた出来事(仕事の失敗や成功、ライフイベントなど)
相手のこうしたポイントを踏まえておくと、より相手の心に残る本選びができるようになるのです。
例えば、イライラしている人には読んでいてスカッとするような本を、スポーツに興味のある人にはスポーツがテーマの本を貸してみるのもおすすめです。
本を読むと「スッキリした」「感動した」など心を動かされます。貸された本で心が動かされるほど、貸してくれた相手への印象も強くなります。
相手の考え方や生き方を左右するような本を貸せれば、「この本をすすめてくれてありがとう!」と感謝されることもありますよ。
本の話題を振ってみるのもアリ
本に全く興味のなさそうな相手でも、話の振り方によっては本に興味を持ってくれることがあります。
本の内容から知った知識や価値観、考え方について話してみて、それに相手が興味を持ってくれたのであれば、十分本を貸す理由になります。
本の内容をちょっとだけ話してみて、相手が少しでも興味を示したのであれば「良かったら読んでみない?」と訊いてみましょう。
前述の通り、本を貸されるということは信頼のサインでもあります。自分が興味を示したことに対して”本を貸す”という信頼の形で応えてもらえるのですから、貸される側も嫌な気分にはなりませんよ。
本が返ってきたら感想を伝え合おう
貸した本を相手が読んでしまって返ってきたら、さっそく感想を語り合いましょう。
共感できる点があればそれだけで相手との親密さを感じられますし、感じたことが違うのであれば、それを議論する楽しみも出来ます。
同じ本について「ここでこう思った」と語り合うのはなかなかに楽しいものです。こうした楽しさを共有する内に、お互いに対する好感も上がっていきますよ。
「私はこう思ったけど、あなたはどう?」と訊ねて、共感なり反感なりの反応が返ってくれば話を広げやすくなりますよ。
感想を聞くのは、あくまで”本が返ってきたら”です。まだ読んでいる途中で「どうだった?」と感想を訊くのは、相手を急かしているような感じで悪印象を与えるため注意ですよ。
相手からも本を貸して貰えることも
一度自分から本を貸すと、今度は逆に相手からも本を貸してもらえることがあります。もともと本を読むのが好きな人であれば尚さら、「自分も相手に本をすすめたい」と思うものです。
自分から本を貸すことで相手からも本を貸してもらえれば、その分交流の機会も増えますし、相手からの信頼も感じられます。
また、相手が貸してくれた本を見て、相手の本の選び方から自分への気持ちや、彼の感性が分かりますよね。
もちろん自分が本を貸したからと言って、「じゃあ次はあなたが貸して!」と迫るのは違います。あくまで本を貸した相手が、自発的に「じゃあ今度は自分が」とあなたに本を貸してくれるのを待ちましょう。
貸した本がきっかけで交流が増える
本を貸すと、本を通して貸した相手との交流が増えますよね。ですが貸した本によっては、本の感想を伝え合う以外の交流ができることもあります。
もしも貸した本が映画やドラマとして映像化されていたり、コミカライズされていたりすれば、それらの作品を通した交流もできるようになります。
映画へ行く約束なんて気恥ずかしくてできない、という人でも、「貸した本が映像化されたから」という理由でサラッと映画に誘えるようになりますよ。
また、本を貸した相手の方から「あの本のコミックが出てたけど、読んだ?」と話しかけて貰えるきっかけにもなります。
こうしたきっかけづくりに本を貸すのであれば、なるべく人気作や話題作の本を貸すと良いですね。
貸すタイミングに注意!好きな本を好きな人と語り合おう
本を貸すことで大切なのは、本の選び方と貸すタイミングです。相手にとってつまらない本を勧めたり、忙しいタイミングで本を貸してしまっては、ただのありがた迷惑にしかなりません。
また、本を貸すときにはあくまで「本が好き」であることをアピールしましょう。相手との交流のためだけに本を利用するのはNGです。
本当に本好きな人からすれば、本がただの交流のネタとして利用されるのは不愉快なものです。ただし普段から本を読まない人でも、「この本だけは本当に面白かったから」と本を貸すのは全然OKですよ!
好きな本を好きな人と語り合えたら、素敵ですよね。人に勧めたいと思える本を持っているなら、本を通して好きな人との交流を深めてみてくださいね。
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