結婚の現実が見える!結婚に憧れる女子におすすめ恋愛映画

結婚の心構え 2023.01.23

結婚したい。

漠然とそう思うものの、「結婚ってどんなもの?夫婦って何?彼氏彼女と何が違うの?」と疑問にもつことはありませんか?

具体的なイメージが思い描けない人も多いのでは?

それをつかむために、夫婦を描いた映画が様々なヒントを与えてくれます。

ディズニー映画の「二人は結婚して、幸せに暮らしました」式の、夢のようなキラキラしたものはあまり参考になりません。

大切なのは、幸せなだけじゃない、山も谷も描いたリアルな夫婦像が観られること。

その視点からピックアップした、オススメ映画4つをご紹介します!

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「別れない」ことの美しさと悲哀を描いた『ぐるりのこと。』

▼ぐるりのこと – YouTube

橋口亮監督作品の日本映画。リリー・フランキー初主演で話題になった映画です。

彼と木村多江の演じる夫婦の歩んだ十年間を、静かなタッチで描いた作品。

二人のやりとりに見る、男女が一緒に生活する滑稽さ

ポスターからして、「えっ…この妻、やぼったすぎる!」とおどろくような格好。

この映画の中で夫婦を演じたふたりは、演じた本人たちのスタイリッシュなイメージ(?)とはかけ離れた、ださくて地味な暮らしぶりをしています。

パンツ一枚で歩き回る夫に、家の中では一番足が太く見える丈のひどい靴下をはいている妻。

部屋もごちゃごちゃしていて、オシャレなインテリアなんてどこにもない。

雑誌に出てくるような、キラキラした結婚生活のイメージに対して「あんなの、嘘っぱちだ!虚構だ!」と叫ぶかのように、徹底してリアルな庶民の夫婦生活が描かれています。

二人のやりとりも、機知や示唆に富んだ会話などではなく、どこにでもありそうな夫婦のやりとりです。

トイレのドアを開けっ放しで用を足す夫に対して、「閉めてよ!」と怒る妻。

計画的妊娠のために曜日を指定し、さっさと済まそうとする妻に「そんなんじゃ味気ないよ。もっとおもてなし精神がほしい」と要請する夫。

そんな場面たちは、どこにでもありそうでいながら、傍から見ているとどこか滑稽です。

だけど、男と女が一緒に生活を重ねていくというのは本来、ロマンチックでも何でもなく、こんなふうに所帯じみていて滑稽なもの。

二人のやりとりを見ながら、「そりゃ、トイレ開けっ放しは怒るわ」とか、「確かに、義務的な夫婦の営みはクレームも言いたくなるよな。」

などと自分に照らし合わせて考えているうちに、異性でしかも他人を生活を共にしていくことについて、リアルな想像ができるようになっていくのです。

誰かと真剣に向き合うことは、鼻水をふいてあげること?

日々のルーティンを一緒にこなしていくのだけが夫婦ではありません。

時には、相手に真剣に向き合って受け止めていかなくてはいけない場面もあります。

この映画の中で思わずもらい泣きをしてしまうのは、子供を流産してしまったことがきっかけでうつ病を患った妻が、パニックになって暴れ、泣き叫ぶシーンです。

殴りかかってくる妻を押さえ込んで、落ち着かせようとする夫。

ティッシュを大量に取って、涙と鼻水でぐちゃぐちゃの妻の顔をふいてあげるのです。

「あ~おまえ、キスしようと思ったのに鼻水でぐちょぐちょやん」と言いながら。

結婚していなくても、誰かと真剣に付き合ったことのあるなら、思わずデジャヴをおぼえてしまう人も多いのではないでしょうか?

私も、とんでもなく覚えました。デジャヴ。

色んな場所で、ふいたりふいてあげたりした涙と鼻水のことが一気によみがえってきて泣けました。

誰かと真剣に向き合うって、こんなふうに汚いところもかっこ悪いところもさらして、それをお互いに受け止めていくこと。

相手の涙をティッシュでふいてあげることやんな、と思いながら。

そのあと、夫が妻をなでながら下らない下ネタを言い、涙を流したまま妻が思わず「バカみたい」と笑ってしまうところも、とてもリアルで秀逸です。

いくつもの破綻と再生を含んだ、「別れない」ということ

流産や、妻の鬱、夫の浮気など、映画で描かれる10年間の中にはいろんな危機がありました。それでも、二人は別れない。

「別れない」というのは、結婚したなら当たり前だと思うかもしれません。

それを前提に結婚するんでしょ、と。

一見、消極的に思える言葉でもあります。

だけど、その「別れない」というたったひとつのことが、いかに様々なものを内包しているものかを、この映画は丁寧に描いています。

別れないということは、いくつもの破綻と再生をくり返すこと。

それが、どれほどかっこ悪く、滑稽で、かつ美しいものかが、映画の中の夫婦のあいだに流れる年月のなかから受かび上がってくるのです。

その中で失われるものもあるけれど、破綻しては再生することをくり返すと、確実に何かが強くなる。

それは絆と呼べるものかもしれないし、それぞれの精神や芯の部分であるかもしれません。

それを象徴するかのように、中盤にうつ病になってひどいありさまだった妻の顔が、エンディングに向かうにつれてどんどん変わっていくのです。

だんだんとふっきれたように、生き生きとしてくるのです。

昼下がりに畳の上で寝転んで、並んで手をつないだときの表情の美しさはとても印象的。

この映画を見たあとはきっと、結婚の基本である「別れない」ということがどんなものか、胸に迫ってくることでしょう。

そして、道行く年を重ねた夫婦を見て、重ねた年月のなかのいくつものドラマを想像して「すごいな」と思うようになるかもしれません。

恋愛の終焉をリアルな残酷さで描いた『ブルーバレンタイン』

▼映画『ブルーバレンタイン』予告編 – YouTube

2010年公開、デレク・シアンフランス監督のアメリカ映画。

あるカップルが、結婚に至るまでを描いた物語と、離婚するまでを描いた数年先の物語を交差させる斬新な構成で、終わっていく関係の切なさを描いた映画です。

ほんの少しのズレを積み重ねることで、離婚に至る

永遠の愛を誓って結婚しても、3組に1組が離婚していると言われる昨今は、別れてしまう可能性だってあります。

この映画に出てくるカップルも、それはそれは情熱的な、お互いしか目に入らないような大恋愛の末に結ばれ、夫婦になりました。

だけど、年月を重ねるにつれて鮮やかな恋は色あせ、いつのまにかお互いに不満だらけ、生活は不安だらけの夫婦になってしまう。

離婚というのは、大きな理由があって突然するものではない。

少しずつひとつずつ、ポイントが貯まっていくように「我慢できない」「かみ合わない」といったことが積み重なり、ある日コンプリートして「本当に終わりだ」という瞬間が訪れるのです。

失業したあと、次の職をなかなか探さないままのんびりしている夫。

看護師をして生活を支えている妻の職場に押しかけて、空気を読まずにふるまう夫。

そんな夫を見つめる妻の目を見ていると、離婚へのポイントがどんどん貯まっていくのが見えるようです。

どんなに愛し合って結婚しても、ちょっとしたズレがどんどん貯まっていくのをその都度修復していかないと、いつか別れてしまうのも夫婦というもの。

結婚したから安心、めでたしめでたしなんてことはないのです。

努力しても、方向が違いすぎて逆効果になってしまう

どんどんダメになっていく関係をなんとか修復したい。

愛する子どもたちと離れたくないから、離婚はいやだ。

そう思って奮起する夫ですが、そのやり方が本当にずれていて、泣けてくるほどでした。

妻の不信感の一番の原因は、夫が経済的・社会的にしっかりしていないこと。

それなのに夫は、頑張って家の壁を独創的な色にしたり、サプライズな料理を作ったりと、見当違いな努力をしてしまうのです。

一番イタくて切ないのは、「結婚するまでの情熱的な男女関係を取り戻せば、修復できるはず」と思った夫が、妻を誘って一泊旅行に連れて行く場面でした。

仕事で疲れきっている妻は、車で長距離を移動しただけで、疲労困憊。

さらに、連れてこられたのは、女からしてみれば悪趣味この上ない宿。

その部屋の中の、イルミネーションのようなライトの下で、「ロマンチック」な関係を取り戻そうとする夫の空回りぶりが悲しすぎます。

だめだ、全くズレている。どうしてこんなに通じ合えないんだろう?

でも、頑張ってくれているのだから無視するのも可哀想だ。

そんな葛藤が見えるような妻の疲れた表情が、痛々しくも印象的でした。

妻の方だって、できるものなら最初の関係に戻りたかったのでしょう。

だけど、積み重なった生活の疲れや不信感が、二人を決定的に遠い場所に連れてきてしまっていたのです。

夫婦になった瞬間と、夫婦が終わる瞬間が重なる

この映画の一番の特徴は、その構成にあります。二人が出会って恋に落ち、結婚式を挙げるまでのエピソードと、ズレが決定的になって離婚を決め、夫が家を出て行くまでのエピソードが交互に映される。

最後には、式で永遠の愛を誓い合うシーンと、出会った頃に比べてずいぶん頭髪が薄くなってしまった夫が、悲しい表情で子供たちに背を向けて出て行くシーンが重なる。

その対比で、観客がいやおうなしに理解するのは、どんな不幸な破局だって、幸せな始まりの延長線上にあるのだ、ということです。

離婚するのは特殊な夫婦ではなく、どれだけ「この人しかいない!」とお互いにほれ込んで一緒になっても、破局することはある。

そしてその原因は劇的な出来事ではなく、ちょっとしたズレが積み重なることで、溝が決定的になってしまうということ。この映画は、そんな結婚の現実を知り得るテキストになるでしょう。

かつて、ジミ婚の走りとなった某ミュージシャンの女性と、人気俳優のカップル。

私の青春時代のアイコンだった憧れカップルの二人が離婚したときは、「あの二人だけは別れないと思ってたのに」とショックを受けたものです。

だけど、結婚は一人と一人がするもので、それがまた一人と一人に戻っただけ。

本来、「あの二人」なんていうくくりはないのか、と妙に悟ったような気分になりました。そんなことを思い出させた映画でもありました。

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どうして離婚しないの?『酔いがさめたら、うちに帰ろう』

▼映画『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』予告編 – YouTube

2011年公開、東陽一監督の作品。

「毎日かあさん」で人気を博した、漫画家の西原理恵子の夫で戦場カメラマンの鴨志田譲。

アルコール依存症で癌にかかった彼の視点から描いた、夫婦の物語です。

「一度好きになった人は、なかなか嫌いになれないんです」

「ぐるりのこと。」は、別れないことを描いていますが、この映画はもっともっと複雑な、夫婦の「離れられない」を描いています。

西原理恵子の「毎日かあさん」は、西原さんの子育てを描いたギャグマンガですが、彼女は自身のマンガの中で、「かあさんは、スカな男選びの名人」と自称しています。

その彼女が選んだ結婚相手の鴨志田譲は、アルコール依存症で甲斐性なしの、確かにスカと呼ぶにうふさわしいダメな夫。

マンガではギャグタッチで描かれていますが、実写で描かれると、アルコール依存症の酷さは絶句ものです。

血を吐くまで飲んで、そのたびに周りが振り回され、介抱しなくてはならない。

酔うと暴言を吐いて暴れ、妻に暴力をふるう。

妻の作品を破り捨てるシーンも出てきます。

自身でどうにもできない病気になってしまったアルコール依存症の本人も辛いでしょうが、家族の苦しみはいかばかりのものか。

そんな家庭で育った子供も何らかの依存症になったり、アダルトチルドレンと呼ばれる生きづらさを抱えた大人になってしまう可能性がとても高いのは今ではよく知られていることです。

西原理恵子も、子供のことを考えて離婚するのですが、離婚したあとも入退院の面倒を見たりして元夫にかかわり続けます。

そして、「どうして離婚したのに、面倒を見るんですか」という医者の問いかけに、彼女は「好きだった人を嫌いになるのは難しいんです」と答えるのです。

複雑に絡まりあう家族という糸をほどくのは、難しい

ただ付き合っているだけの相手だったら、そんなふうに苦しみを味わわされたら別れる決断をしやすいかもしれません。

「好きだった人を嫌いになる」ことも、それほど難しくないかもしれません。

だけど、一度結婚して、子供を作って家族になってしまうと、色んな要素が絡まりあって身動きが取れなくなり、別れるという決断がなかなかできないものです。

特に、「最低な夫だけど、子供のことは可愛がっていて子供もなついている」という、この映画のような場合だとなおさら。

一度でも、「この人と一生やっていこう」という決意をしたのだから、簡単に投げ出せないという気持ちも働きます。それに、「ここまで面倒を見てきたのだから、今さら投げ出せない」という情のようなものも。

夫がDVやアルコール依存症でも、経済的な理由で別れられないという人も多いけれど、西原理恵子は一人で十分稼げるし、一人でも子供たちを育てていける。

それなのに、離婚してもなおダメな夫から離れられない。

アルコール依存症の末に、末期がんにかかった元夫を西原理恵子は受け入れ、最後の日々を家族みんなで過ごすという選択をします。

元夫の余命を医者に告げられたとき、彼女は笑う。

「悲しいでいっぱいになると、嬉しいのか悲しいのかわからなくなる」。

彼女のセリフは、幸せなのか不幸せなのかわからなくなる、結婚や家族というもののアップダウンを象徴しています。

そんな複雑さと難しさを孕むのもまた、結婚・家族になるということをこの映画は教えてくれます。

ここまで想定してますか?老老介護を描いた『愛、アムール』

▼映画『愛、アムール』予告編 – YouTube

2012年公開、ミヒャエル・ハネケ監督のフランス映画。

半身不随、さらに認知症になった妻を夫が介護する、老年の夫婦を描いた作品です。

どんなに幸せな夫婦にも、老いや病は訪れる

どんな人間でも、年を取ります。どちらかが病気にもなります。

当たり前のことですが、結婚するときにそこまで考えるでしょうか?

この映画は、夫婦の本当の終わりを、恐ろしいまでにリアルに、淡々と描ききった異色の作品です。

夫婦としての「上がり」、つまり理想の人生の終わり方ってどんなものだと思いますか?

共に健康で老いていき、子供たちと孫たちに囲まれ、どちらかが逝くときは、「今までありがとう、愛してる」というような言葉を残して、眠るようにすうっと逝くのが理想。

だけど、現実は思い通りにはいきません。

この作品の主人公である80代の夫婦は、「こんなふうに一緒に歳を重ねられたら素敵だな」と思わせるようなカップルです。

共に音楽教師で、素敵な家に住み、老いてもおしゃれで、お互いを尊敬しあい、愛し合っている。ところがその穏やかな日々は、妻の病によって崩れます。

美談では語れない、介護することとされること

高齢化社会の日本でも深刻な問題となっている、老老介護。

夫が妻を介護する姿を、あたかも美談のように伝えるテレビ番組や本がありますが、その現実は過酷なものです。

この映画の中の夫は、「入院はしない」という妻の意思を尊重して、自宅で世話を始めます。

「それくらい自分でできる」という妻、しかし日に日に動かなくなっていく意識と体。

それを何とか受け入れながら、夫は我慢強く、やさしく妻の世話をします。

しかし、妻の容態が悪くなっていくに従って、夫の体力と精神も限界に近づいていく。

そして辛いのは、介護する側だけではありません。

誇り高い女性だった妻は、自分で自分のことができなくなっていくことに耐えられません。

トイレにも自力で行けない、それを夫に助けてもらわなくてはいけない。そんな現実が、彼女の精神をも打ちのめします。

介護というものは、本来は難しい専門的な仕事です。

ちょっとしたミスや間違ったケアが命取りになってしまうこともあるし、食事介助ひとつ取っても、スプーンを口に運ぶスピードや食べ物の温度、固さなど、細かい目配りがないと受ける側の大きなストレスになります。

特に、思うように喋れなくなってコミュニケーションが取れない状態だと尚更です。

そんなふうにお互いがためていたストレスが、ある日爆発してしまいます。

ある日突然、食事を摂らなくなってしまった妻。

何か気に入らないことがあるのか。それとも、誇り高い彼女は今の自分に耐えられず、生きることをやめようとしているのか。

言葉を発せなくなった彼女の口から語られることはありません。

「水だけでも飲むんだ」と、無理やり彼女の口に水を流し込もうとする夫。

妻は、口に入った水を吐き出して夫にかけます。

そのとき、夫の針も振り切れてしまったのでしょう。

妻を平手打ちにします。

そして、殴ってしまった自分の手を見つめ、後悔にさいなまれた目をするのです。

夫婦の最後とは、どうあるべきかを考えさせられる

ジャーナリストの田原総一郎さんと、妻の田原節子さんの共作。

「わたしたちの愛」という本には、20余年に渡る情熱的な恋愛と、唯一無二のタッグで仕事をしてきた夫婦の絆を描かれています。

その帯には、「君が逝ってしまったら、僕も後を追うよ」という総一郎さんの言葉が。

彼ら夫婦の二人三脚は、癌で亡くなった節子さんを、総一郎さんが看取るという形で終わりを告げます。

亡くなるまでの数年間は、総一郎さんが節子さんの世話をしていたので、「愛、アムール」の夫婦と似た状況です。

この映画のラストは(ネタバレになるので書きませんが)、愛と解釈することもできますが、日本でも決して珍しくない悲劇でもあります。

しかし、田原さん夫妻はそんな状況に陥ることもなく「青酸カリの入手ルートを調べていた」という総一郎さんも、結局妻の後を追うことはありませんでした。

ふたつの夫婦の違いは何か。それは、外の世界との関わりがどれだけあるか、ということだと思います。

映画の中の夫婦は、「自分たちの問題だから口を出すな」と、子供を介入させず、病院にも入れず、二人きりの日々を過ごしていました。

対して田原さん夫婦は、癌にも関わらず節子さんは毎日スケジュールを入れ、同じ病気の友人を作り、常に人と会っていた。

そして自宅療養の時期は、大部分はプロの手を借り、3人の娘さんたちも大きく関わっていました。

どれだけオシドリ夫婦だったとしても、どちらかに介護が必要になったら、閉じた二人だけの世界に入ってしまってはいけない。

きちんとプロに任せ、無理をしない。

そうすることで、悲劇的な夫婦の終わりを防げるのではないか、と思いました。

詩的で芸術的な映画なのですが、見終わって得られる教訓は思いのほか、現実的なものでした(笑)

若い時を過ぎ、どうにもならない老いを迎えた夫婦は、どういうふうに変化し、どういう終わりを迎えるのか。

そんな、想像もつかない遠い未来について、考える機会になる映画です。

結婚式が終わってからが本番です!夫婦という長い旅

四本の映画を紹介しましたが、みなさんはどう感じられるでしょうか?

別れない、別れてしまう、離れられない、悲劇に終わる…。

「夫婦は、色々あるよ」という常套句が示すように、どんな可能性も孕み、複雑で、一言で幸せと言いきれない夫婦というもの。

今結婚したいと思っている人は、どこか結婚を幸せなゴールのようにとらえているかもしれません。

しかし、結婚式が終わってからが、山あり谷ありの本当のスタートなのです。

そのリアルを描いた4本の映画を観て、もしかしたら「…なんか、結婚したい気持が減った」という方もいるかもしれませんね(笑)

結婚して長年連れ添い、山や谷を一緒に乗り越えられた時、最後に本当の「夫婦」という意味がわかるのです

この作品たちは、結婚や夫婦というものを深く考える上でのテキストになってくれることでしょう。

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