本音は顔も見たくない!嫌いな義両親と上手く付き合うための対処法
結婚当初は、夫の両親だから、仲良く付き合っていきたいと思っていたけれど所詮は他人、どうしても相性が悪いというのはよくあることです。
今となっては、電話するのも会うのも気が重く、本音を言えば「顔も見たくない!」と思ってしまう状況の方もいらっしゃるかもしれませんね。
それでも付き合いをやめるわけにはいかず、義実家への帰省や義両親の訪問など、イベントがあるごとにストレスを感じるのはつらいですよね。
今回の記事では、嫌いな義両親と、上手に距離を取りながら付き合っていくための対処法をご紹介します。
目次
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そもそも他人といきなり密な付き合いはムリ!義両親が嫌いになる原因
義両親を嫌いになる原因は1つではなく複数あることが多いのです。1つ1つは小さなことでも、積み重なることによって「嫌い!」という感情につながるのです。義両親を嫌いになる原因にどんなものがあるかを見てみましょう。
価値観をすり合わせることができない
夫とは、たとえ衝突があったとしても、お互いの価値観をすり合わせながら乗り越えることができますが、義両親はそうはいきませんよね。
環境はもちろん、年齢も異なる相手とは価値観が違うのは当然のことですが、義両親との関係においては、価値観のズレをすり合わせることができません。
多くの場合は、あなたが義両親の価値観に合わせることになり、ストレスが溜まる一方です。夫は義両親の価値観で育ってきたので、ストレスを感じていることを理解してもらえず、夫に相談することで余計にストレスが増してしまうこともあるでしょう。
過干渉なところが嫌い
嫁のプライバシーは無いも同然、と自分達のペースで干渉してくる義両親とは上手に付き合うことはできませんよね。
- 時間を問わず頻繁に電話してくる
- アポなしで訪問してくる
- 家事の方法をチェックしてくる
- 育児や孫の行事を取り仕切る
など、自分達がこうしたいと思った行動や考えを、相手の同意を得ずに押し付けてくる義両親は嫌われてしまいます。
特に産後に過干渉になる義両親が多く、ただでさえ育児でナーバスになっているのに、そこに義両親によるストレスが加わり、関係が悪化するケースが多いのです。
善意が負担
義両親からすれば、良かれと思って色々しているつもりなのに、あなたからすれば余計なお世話という場合も多いのではないでしょうか?
- 体にいいからと様々な健康食品を送ってくる
- 育児に役に立つ本やCDなどをプレゼントしてくる
- もったいないからと、好みではない姑のお下がりの服や宝飾品を押し付ける
- 家のインテリアに、自分達の好みを反映させたがる
など、望んでもいない不要なものを送りつけられても、困ってしまいますよね。「どうだった?」と感想を求められるので、すぐに捨てることもできずにジワジワとストレスが溜まって、義両親のことを嫌いになっていきます。
デリカシーが無い
もう家族になったのだから、と嫁には遠慮する必要が無いと勘違いしている義両親は嫌われます。デリカシーの無い行動の数々に嫌悪感だけが積み重なっていくのも当然です。
- 思ったことは何でも言ってくる
- 家の中を自由に歩き回り、どこでも勝手に開ける
- 妊娠に関するデリケートな話題をしつこく聞いてくる
- 共感できないような内容の愚痴を延々と聞かされる
相手の気持ちを考えずに、生活に踏み込まれるとウンザリしますよね。夫がたしなめることができない場合、どんどん厚かましくなって、会うのが苦痛になってしまいます。
相手を変えるのは諦めて!嫌いな義両親と良好に付き合うための対処法
一度嫌いになってしまった相手と付き合いを続けなければならないのは、それだけでストレスです。夫婦の生活を守るためにも、義両親との付き合い方について夫と話し合い、義両親の行動に対する対処法を決めておきましょう。
アポなし訪問は厳禁
突然の義両親の訪問を迷惑に思っていることを相手に理解させましょう。息子の家なのだから自分達が自由に出入りして当然と思っている義両親は多いので、まずはその認識をはっきりと拒絶することが大切です。
- アポなし訪問は迷惑だと夫から伝える
- 来るときは必ず連絡してもらう
- 長居しすぎないよう夫から注意してもらう
- 合鍵を渡している場合は返してもらう
など、拒絶の内容は、あくまでも夫を通して伝えるようにしましょう。義両親も、あなたの意見であることには気付くとは思いますが、後々の付き合いを考えると拒絶の言葉は実子である夫に言ってもらったほうが良いでしょう。
連絡に関するルールを決める
自分達が暇だからと、頻繁に電話やメールをしてくるような義両親には、夫を通して連絡してもらうようにルールを決めましょう。
- 義実家からの電話には夫が出るようにする
- 長電話になりそうな場合、用事があるからと切る。
- あなた宛にメールが来ても、返信は夫からする。
- ただの雑談メールには返信しない
暇つぶしの無用な電話やメールは迷惑に思っていることを、義両親に気付かせなければ意味がありませんので、1度決めたルールは徹底して守るようにしましょう。
善意の一方的な押し付けは拒否する
義両親からすれば良かれと思ってのつもりでも、こちらからすれば大きな迷惑になる場合も多いのが善意の押し付けです。
悪気は無いのだからと、「助かります。」なんて愛想を振りまいていたら、相手はますます増長し、不要なものや煩わしいアドバイスを一方的に押し付けてくるようになるでしょう。
- 金額の大きいプレゼントは事前に相談してもらう
- 不要なものを送られそうになったらキッパリ断る
- 意見を押し付けないよう、夫に注意してもらう
など、先に夫からけん制してもらうようにしましょう。もちろんあなたも、不要なものや好みでないものについては、時にはきっぱりと自分の意見を言いましょう。
子育ての主導権を握る
義両親は子育ての大先輩ではありますが、孫の親ではありません。とやかく子育てに口を出したがる義両親には「自分たちだけで頑張りたいから、本当に困った時だけ助けてほしい。」と、夫からやんわりと伝えてもらいましょう。
しかし、それでも口出ししてくる義両親はいるものです。彼らからすれば、嫁は子育ての初心者で、何もわかっていないと思っているので
- 「自分のときはこうした」
- 「昔から子どもにはこうするものだ」
- 「それは子どもの成長に良くない」
など、ついつい口出ししたくなってしまうものです。しかし、義両親が育児をしていた時代と現代の常識は違っている場合もあるので
- 「今の時代ではお医者さんもこちらが良いと言っていますよ」
- 「今の時代では育児書でもこれが一般的とされていますよ」
など、「今の時代」「お医者さん」「育児書」などのワードを使い、あなたの判断ではなく、信頼のおける情報であることをやんわりと伝えて納得してもらいましょう。
義両親と距離を置く
義両親と夫婦は別家族です。義両親プラス夫の家族に、「嫁が来た」と認識しているような古い考えの義両親では、価値観が合わないのは当然です。
いくら義両親と快適に付き合うための対策を試しても「自分達を遠ざけて、意見をないがしろにするような夫婦は失礼だ」と納得しない義両親もいるでしょう。
そんな時は、多少角が立っても「嫁が義両親を苦手に思っている」ということを隠さずに、すべてのやりとりを夫を通して行うようにしましょう。あなたが我慢して付き合い、いつか感情が爆発して両家が「絶縁」になるよりはマシです。
義両親を変えることはできない!自分達の家族を一番に考えよう
今回の記事では、嫌いな義両親と上手に付き合うための対処法を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
あなたにとっては絶縁したいくらい嫌いな義両親かもしれませんが、夫にとっては大切な両親であり、子供にとってはおじいちゃんとおばあちゃんであるのが悩ましいところですよね。
年配の義両親の価値観を今から変えることはできませんし、「そもそも上手く付き合うなんて無理な相手」とある程度割り切るくらいが丁度良いのです。
まずは夫ときちんと話し合い、時には夫に盾になってもらって「自分達の家族を最優先」するようお願いしておきましょう。義両親とは適度な距離を置いて適度なお付き合いをしつつ、幸せな結婚生活を送って下さいね。
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