実際に受けたご相談
- 恋愛編
2015.8.13
彼が冷たいのはなぜ?連絡をくれない理由とは

最近、彼の態度が冷たくなった気がする・・・
不安に駆られて占いに来られる方は、数多く存在します。
今回ご紹介するのは、ルーナなんば店の『Rika先生』から聞いたお話です。
「いつになっても連絡が来ない・・・」
彼にメールを送ってから数日。
「次はいつ会える?」「今何してるの?」と、度々連絡を入れていた相談者の香織さん(仮名)
最初は返事をくれていたものの、今では冷たい態度を見せる彼に、「まさか・・・」という不安がよぎっていました。
デートに行っても楽しくなさそうだったり、上の空であったりと、前までとは明らかに違う様子。
その冷たい態度をとっている背景には、別の女性の存在があるのではないか、こんな自分に飽きてしまったのではないか。
彼に聞こうも勇気がなく、香織さんは彼の事を占いに来たのです。
先生「彼の冷たい態度の理由が知りたいんですね」
香織「はい。もしかしたら、浮気してるかもと思って・・・」
先生「・・・わかりました。じゃあ、先に彼の状況見ていきますね」
彼がなぜ香織さんに対して、冷たい態度をとっているのか。
先生は彼の状況を把握するべく、タロットで占っていきます。
展開されたカードが示したのは、別の女性の影ではありませんでした。
そして、香織さんがもう一つ気にかけていた、「飽きられたのかも」という心配も、カードには表れなかったのです。
では、本当の理由は何なのか。
先生「香織さんに対して冷たい態度を見せているのは、恐らく仕事に問題があるからかもしれないですね」
香織「仕事ですか?」
周囲のカードには、仕事に関する意味合いの強いものが表れていました。
先生「今、彼の脳内は、仕事のことで頭がいっぱいで、すごく疲れている状態。
心身ともに疲れ切っているから、連絡もしてこないのかもしれないですね・・・」
香織「でも、それなら「仕事が忙しいからごめんね」とか、軽くでいいから返事くらいくれても良いと思うんです。
私も彼女ですし、仕事の相談だってのってあげたいです」
香織さんの心は、彼に対しての不安や不信感で満たされているようでした。
それほど香織さんの彼への気持ちも一直線だったのです。
先生「一度、彼の気持ちも見てみますね」
香織「はい」
真剣な面持ちで、タロットの結果を心待ちにする香織さん。
彼の冷たい態度の心理的背景には、どのように問題があったのでしょうか。

先生「やっぱり、香織さんに対しての気持ちは薄れてないですよ。
ただ、仕事のことしか考えられなくなってます」
香織「どうして私には仕事の相談をしてこないんですか?
信頼されてないんでしょうか」
先生「そういうことではなくて、むしろ香織さんが大切だからだと思いますよ」
それは一体どういうことなのか?と、香織さんは不思議そうにします。
先生「香織さんに相談しないのは、彼が香織さんに心配させたくないと考えているから。
大事だからこそ、そう思うんです」
香織「じゃあ、一緒にいてるときに上の空だったりするのも、実は仕事のこと考えてたんですかね?」
先生「そうだと思います。疲れてるから、無意識の間に冷たい態度になってしまったりするんですね。
彼は冷たい態度をとってるつもりはないんですが・・・」
香織「確かに、指摘しなかったら気付かないところがあるので、無意識でやってるのかもしれないですね」
今までも、何かに没頭していると、指摘するまで気が付かないことが多くみられたと言います。
今の場合であれば、仕事に目が行き過ぎて、香織さんに対しての注意ができずにいたのかもしれません。
香織「よく考えてみたら、彼の気持ちを考えていなかったのかもしれないです。
不安過ぎて、自分の気持ちを押し付けてしまってたところがあったのかも・・・」
先生「でも、それだけ彼が好きだからですよね。
まっすぐに彼を見てるから不安にもなるし、相手がどう思ってるのか気になる」
香織「昔付き合ってた彼がすごく浮気性だったので、今の彼もそうかもって疑ってしまってました・・・」
先生「大丈夫。今の彼、香織さん一筋だと思うから。
次連絡するときは、一言「お疲れ様」っていうメール送ってみたらどうですか?
返事くれるかもしれないですし」
香織「・・・やってみます!」
しばらくして、香織さんは先生のアドバイス通りに、彼へ労わりのメールを送ったそうです。
すると、今まで返信のなかった彼から、翌日には返信が来たと言います。
進展があったと言いに来てくれた香織さんは、大変嬉しそうに話してくれました。
冷たい彼の態度には、それぞれ理由があるのかもしれません。
仕事が多忙で連絡できなくなってしまったり、また、疲れているから、周囲を気遣う余裕がないだけなのかもしれません。
近頃彼の態度が冷たいと感じるのであれば、「違う女性を好きになってしまったかも・・・」と思う前に、男性を気遣うメールを送ってみるのも良いかもしれませんね。