占い師の開運ブログ
- 人間関係編
2023.8.23
天神さま
占いの館ルーナは梅田の芝田町に有りますが、ここは、北野の天神さま(正式には喜多埜綱敷天神社)のご地内となります。
つまり、梅田の北部周辺の氏神さまは天神さまと言う事になりますので、今日はほんの少しだけ天神さまについてお話しますね。
天神さまは、平安時代、貴族の藤原氏が栄華を誇っていた時代に、藤原氏以外で政治のトップまで上り詰めた優秀な官僚だったのです。
本名は菅原道真と言い、信心深く勉強熱心で当時の政界トップまで上り詰めたのだそう。
元々はインドの象頭の神さま、「ガネーシャさま」とされる神さま、「聖天(しょうてん)さま」を熱心に信心していた事でも知られています。
しかしながら、あまりの出世の早さによって藤原氏一族に妬まれ政治のゴタゴタの中で、九州の太宰府に左遷されてしまったそうです。
失意のうちに九州で亡くなられた菅原道真は、その死後に怨霊となってライバルの藤原氏や平安京に数々の災いをもたらすほど強力な霊となってしまいました。
その怨霊を鎮める為に、生前の善行を讃え、神として祀られます。
そして聖天さまの別称、大自在天に因んで、「天満大自在天」というご神号を賜ったそうです。
このご神号を略して、最初の「天」と、最後の「神」から、天神さまと庶民に親しまれ信仰されるようになったそうです。
そのご利益は、あらたかで、学問、豊穣、厄除けなど多彩です。
特に生前の妬み、嫉みを乗り越える力が、神さまとなられてからもお強く、人からの誤解やイジメから救ってくださるご利益は甚大と言われています。
ですので、人からの誤解、誹謗中傷、イジメに悩んで居られる方は、天神さまのご真言をお唱えすると、強く守られると伝えられています。
そのご真言は、公開されているものですので、ここでもご紹介させていただきますね。
「おん どうどう しんじん そわか」
イジメや誤解、ネットの誹謗中傷や嫉妬などに悩んで居られる方は、辛いと感じた時に何度もこの天神さまのご真言をそのまま、唱えてください。
辛い状況が無くなるまでは、この天神さまのご真言を何度も何度もお唱えすると良いと言われていますよ。
皆さまのご開運と平穏、ご無事を願っております。
鴨海舟