占い師の開運ブログ
- スピリチュアル編
2021.4.2
好きなものと心の支え
好きなもの、ありますか?
好きな人でも、好きな事でも、なんでも良いです。
あなたが好きなもの、ありますか?
私は鑑定の時に、お客様に良くこのことを聞きます。それは何故か?
カードが指し示す未来に示唆されての事もありますが、好きなものを心に抱く人は強く変われる力を持つからです。
占いは色んな情報に歪められたり希望的に見られたりで「何か不思議な力で問題を解決してくれる魔法」と考えてる人が少なからずいます。
確かに、世間一般から見れば、イレギュラーな手段で未来を見通し、予想を伝え、アドバイスや必要な情報を提供するものではありますが、特別な措置で本来登らなきゃいけない階段をテレポートで無くしてあげるものではありません。
そもそも、悩み事や困難に立ち向かい生きる主役は本人以外に存在しません。
その立ち向かい方、心構えやその基盤の作り方等を伝えるのが占いの役割だと私は考えます。
だから聞きます。
「好きな事や、趣味、目標などありますか?」
と…。
人は脆く儚いです。
命としても心としても。
また、人は強かで恐ろしく頑強です。
命としても、心としても。
その双極の矛盾を孕んだ局面の違いは、「好き」と言うものです。
例え乗り越えられない苦痛に苛まれ、心身疲れ切り折れたとしても、何年も何年も動けなくなっていても、あなたの生きる中に「好きなもの」があったのなら、またそれが芽吹く時が来ます。
動けない間、その「好き」すら感じられなかったとしても。
何でも良いのです。
自然に触れるのが好き。
音楽を聴いてると落ち着く。
好きな人と一緒にいる。
美味しいものを食べる。
興味のあることに触れる機会を増やしてください。
一つでも良いけれど、二つ三つ、数に制限などありません。
沢山あればあるほど、あなたの生きる時間はより良い時間に満たされていくでしょう。
辛く悲しい時、避けられない辛さもあります。
生きる事はシビアです。
けれど生きる事は、自分の力でいくらでも楽しく素敵なものに変えていけます。
その根底を揺るぎなく作るのが「好き」の力です。
一番強い「好き」は自分自身を好きでいる事。
それはあなたを象る大きな大きな支柱になります。
さあ、好きなもの今からでも見つけにいきましょう。