占い師の開運ブログ
- スピリチュアル編
失敗経験は学歴より有効
ここのところ鑑定に来られる若い方に多い悩みが「何をしたらいいかわからない」という悩み?
何に対して?と聞き返すのですが、よく聞くと何もする気が起こらないということ。
それは何をしたらいいのかわからないんじゃなくて、何もしたくないってことだよね。
そうなんです。
この虚無感のなかで、就活しなければならないのだから困ったものです。
適職ってよく言われますが、
ここが大事❗
みなさん、自分の好きなことを仕事にしなさいなんて言われたことがあると思います。
実はそれは意外と間違いなんです。
仕事なんですもの、お金を得るための手段。
実際好きなことをしてお金を稼げたらラッキーですよね。
しかしながら、成功している人のほとんどが、好きなことを仕事にしていないんです。
考えたらわかりますよね。
ゴルフが好きでもみんなプロゴルファーにはなれないんですもの。
もし、この好きなことと自分が得意とすることが一致していて、日々楽しいと感じるならば、それは適職ではなく天職天命といいます。
じゃあ仕事選びはどうするの?
って聞かれるんですが、
仕事は、毎日続けられることで
自分が得意とするものを選ぶのがおすすめです。
これは若干、好きとはニュアンスが違ってきます。
体力があり、身体が大きい人はその体格を生かした仕事。
手先が器用な人は、細かな作業が出来るのでそういった自分の才能を使うんです。
さらに、絵を描くのが上手かったり、走るのが早かったり、運転が得意だったり。
自分が好きなことは、趣味や息抜き程度にして、得意なこと出来ることを仕事にする方が、成果が出やすいと言うことなんです。
有名なエピソードとして
ゴッホは宗教家をあきらめて画家になった。
安藤忠雄はプロボクサーを諦めて建築家になった。
まれに、好きなことを仕事にして、辛くなってしまう人がいます。
それは、好きだけではお金が稼げないからなんです。
お金が稼げなければ、当然続けるのは難しいですよね。
満足感も得られなくなってしまいますもの。
シンプルに考えてください。
仕事は対価を得るための手段。
だから、あなたはどうやって稼げますか?ってこと。
自分の得意を紙に書いてみましょ✨
それを上手く組み合わせて
適職を探してみましょう。
おしゃべりが得意ならそれを使って、さらに笑わせるのが得意なら芸人さんとかもありですよね。
どんなに憧れても、努力すればその職業で成功できるってものでもないでしょうし、執着すれば大切な時間をたくさん浪費することになるだけ。
それでも、選択に迷うのであれば
自分のできることの中から、何でもいいからやってみることです。
そして、その事について一心不乱に勉強するんです。
お金は無限
時間は有限です。
お金は使って失くなっても
働きさえすればいくらでも手に入ります。
でも時間は使ってしまえば二度と元には戻りません。
そう。今悩んでいる時間がもったいないのです。
その時間も働けば稼げるんだもん。
じっとしないで、行動しましょう✨
悩むより働いて考えればいいのです。社会の一員として、経験を積めば気づくこともたくさんあります。
働く前に、怖がってはいけません。
何をしていいのかわからないは、何もしたくないと
あなた自身がどこかで甘えているのです。
本当の失敗は、失敗を恐れてなにもしないことです。
これからは、転職は当たり前になっていくでしょう。
スキルアップしながら、いろんな事にチャレンジして生きてみませんか?
見ると、するとはずいぶん違うんです。
以前、私が経営していた飲食店でアルバイトさんを面接していたのですが、面接の際に、「私は飲食店の経験が無く、自信がありません。」と言っていた娘さんが、いざ働いてみると物凄くよく気がつき、お客さんからとても人気だったことを思い出します。
本人も「やってみたら意外と合ってるなと気づきました。」
と当時は言っていました。
彼女は、その時アルバイトで稼いだお金を元にして専門学校へ通い、現在は医療事務をされています。
そう、やってみなきゃわからないものなんです。
職業を決められない人に
あなたの得意は何?って質問したとき、「私の得意は特にありません。」と答える人もたくさんいます。
つぎに興味があることは?と質問しても「特にありません?」と答えます。
じゃあ、お金は好きですか?と質問したら「好きですがそんなに欲しいとも思いません」と答えます。
じゃあお金が無くても生きていける状態にありますか?と質問します。
すると「・・・・。」
就職しても1年未満で辞めてしまった人のなかには、人間関係が上手くいかないなんてこともあると思います。
そういった方々の中には、人間関係以前に、適職を選んでいないという決定的な間違いがあったりもします。本人は気づいていません。
例えば、計算間違いが多いのに事務職をしている。それを注意されてストレスである。とか・・・・。
簡単作業でも持続力がなく、疲れやすかったり。見るとするとは大違い、選択ミスだらけなのです。
これならできる❗
得意だ❗を探してみましょう。
そして、迷わずチャレンジしてみるんです。経験は学びです。
なかなか理想どおりにはいかないのは当たり前。どんなことでも直ぐには結果は出ません。得意なことならやがて頭角を現し結果がでます。
そうすれば、まわりから認められもするでしよう。
それでも、自分の仕事に対する対価が不十分であると思うなら、さらに上を目指して転職すればよいのです。
当然それはスキルアップを見越しての変化でなければ意味がありませんよ。
規格外の生き方、安藤忠雄さんの真の強さだと思います。強さは優しさの裏返し。自力で生きる。一心不乱に勉強する。ここまでストイックな生きざまは真似できないけれど、いつも心動かされます✨
人生はあきらめる決断。そして、まだその先があります。
コロナ禍で必要な生き方は希望を持つこと。希望を持つ者には再びチャンスが与えられると言うことなんです。ボクサーから建築家へ、30代、40代こそ好奇心で学ぶときかも。